ナショナルジオグラフィックのネットニュースにありましたが、
アメリカで、自由に外に出て行くネコについて、かなり徹底的に調査が行われました。
ちゃーちゃんは外には出ないけど、家に飛び込んできた生き物には興味津々。
いまは、GPSで、どこをどう歩き回ったかが精細にわかります。
むかしは、「ねこの秘密」の著者、山根明弘氏のように、目視でねこをどこまでも追いかけてゆき、24時間追跡して、行動を記録したのですが、いまは、GPSというすごい器械があるのですね。
この調査は、飼いネコが、自然の野生動物にどれほど影響を与えるかの調査です。
6カ国、900匹のネコにGPSを付けて調査したそうです。
明らかになったのは、ネコはあまり遠くには行かず、家のまわりしか動いていなかったことです。ほとんどのネコは、自宅の庭から100メートル以内で過ごしていたそうです。
でもなかには、かなり遠方まで出掛け、野生動物を捕獲するものもごく少数いたということで、このネコが貴重な野生動物を狩ることもあるのです。
アメリカにはネコが1億匹もいるそうで、ごく少数と言っても、全体の数が多いのでやはり野生動物にとってはネコは脅威の存在でもあるそうです。