むかし、パリによく遊びに行きました。
そのとき驚いたのが、パリの町の至る所にある、イヌの落とし物です。
うっかり、パリの空を見ながら浮かれて歩いていると、必ずふんづけます。この場合は糞づけますですね。
パリの人は、イヌの散歩の時にいちいち落とし物を袋にとって持って帰るようなことはしなかったのですね。
それに比べて、東京ではイヌはたくさん見ますが、落とし物は皆無です。
潔癖症なのでしょうか、きちんと袋にとって家に持って帰ります。素晴らしい習慣です。
中世のフランスでは人の糞尿ですら家から道路に投げ捨てていたくらいですから、犬の糞を片付ける習慣などなかったのです。
さすがにパリでは、観光客や住民からの不満が多く、2002年にパリで犬の糞を放置した場合の罰金制度が作られたそうです。
犬の糞を放置すると、最初の頃は35ユーロ(4200円)だったのですが、今では額が引き上げられ183ユーロ(22,000円)です。
さすがに罰金を恐れて、糞を放置する人は減っているみたいです。最近行っていないので推測ですが・・・
でも、日本では罰金も何もなくても、自主的に回収しますからえらいですね。パリジャンは日本を見習いなさい。
ネコで困るのは、自由に外出するネコが他人の耕したばかりの庭に糞をすることです。
ネコは自己中ですから、自分のために糞をする場所を造ってくれたとおもっているのでしょうね。
大切な苗や蒔いたばかりの種が掘り起こされたりして、ネコ好きの人でも困った問題でした。
でも最近、ネコの部屋飼いが圧倒的に増えて、そのような被害も減っていますね。
いずれにしても、フンガイには憤慨して止めて欲しいですね。「座布団3枚取りなさい!」