その20 盆踊り 踊らナイト
火曜日の夜、一家で盆踊りに行ってきました。
ニュージーランドで日本の盆踊り大会が行われるのは、初めてということです。
日本芸能フェスタとして日本からも40名ほど参加されました。
お隣のシドニーでは、盆踊りは毎年恒例になっているそうです。
まず息子に「盆踊りいかない」と言ったら、「それいったい何?ちゃんばらでも
やる訳?」という返事。
息子は2歳から9歳の7年間しか日本に住んでなくて、たしか保育所の盆踊り
に連れて行ったはずだけど記憶にないようです。
家では日本語で会話しているけど、日本文化に対する知識は日本通のキーウィ
ーより劣っているのではないかと思います。
そこでこの機会に日本の夏の風物詩である盆踊りを見せなくっちゃとでかけま
した。
私と娘は浴衣を着て、一家5人ででかけました。
久しぶりの浴衣で、作り帯とはいえ思い出しながら着てみました。
自分のはなんとかなったけど、娘に着せるには一苦労。
細めなのと、背が高いのでおはしょりがあまり上がらず、なんかしっくりこな
い感じ。
2-3度やりなおしても気に入らないけど、まあ外国だからこれでいいかとい
うことでかけました。
娘はげたもなく、サンダルばきでイヤリングもつけていたけど、まあここでは
いいかと思いました。
会場はCityの Queen Elizabeth Square。Down town Shopping Centreのすぐ
横。
そばの交差点のところまで来てもあんまり音も聞こえないしやってるのかなと
いう感じでした。
行ってみると舞台ができていて、ややこじんまりとした開場でした。
舞台では民謡が踊られてました。それに続いて大正琴の演奏、詩吟、剣舞が行
われました。
歌手の進藤聖子さんが来るそうよと友人から聞いていたのですが、私も含めて
だれも進藤さんを知らなかったのです。
行ってみたら、そういえばNHKの歌番組で見たことのあるような歌手でした。
美空ひばりとか、都はるみとかの演歌と歌謡曲が好きなへんな外人である夫は、
大喜びでした。
はるばる日本からこられたのにこういう聴衆で、進藤さんごめんなさい。
平日ということもあり、仕事からかえってすぐかけつけたのでみんなおながぺ
こぺこです。
ラーメン、いか焼き、お好み焼きなどの屋台がでていて行列ができてました。
お店は数件しかなくてちょっとさみしかったです。たこ焼きとか風船釣りとか
あったらいいのになと思いました。
私は、去年12月に神戸ルミナリエに行ったばかりで、そこでの屋台の記憶が
まだ新しいから、物足りない感じがしました。
イベントの規模もちがうし、オークランドで高望みは無理ですよね。
日本、オークランドの代表者の式典も終わり、まわりも薄暗くなったころ
盆踊りが始まりました。
椅子を全部片付けて、真ん中に太鼓が設置されました。
日本からいらした民謡研究会の皆さんが踊りながら教えてくれていたので、見
よう見真似で踊れました。
ソーラン節、東京音頭、炭鉱節はなんとか踊れたけど、河内音頭は難しかった
です。
私は三池炭鉱のある福岡県大牟田市の出身なので、炭鉱節がかかったときは思
わずジーンとしていまいました。
子供のころ丘の上の公民館へ盆踊りの練習に行ったのを思い出しました。
ドンパン節の最後のほうはテンポがだんだん速くなり、盆踊りとは思えない激
しさでした。
進藤聖子さんの歌、太鼓の伴奏で贅沢にも生バンドの盆踊りでした。
キーウィーのおじいちゃん、モスリムのベールをかぶった女性、浴衣や甚平を
着た日本とのハーフの子供達も駆け回り、通行人も飛び入り踊りの輪が広がっ
て熱気にあふれてました。
日本総領事館、日本人会、日本ニュージーランド友好協会など諸団体の協賛で
行われたようですが、ひとつの催しをやり遂げるにはたいへんだなと思いまし
た。
主催者の一人である友人は、私の生きているうちになんとかオークランド
での盆踊りを実現させたかったと、大げさなことを言ってましたが、関係者の
皆さんに感謝です。
今週末は、Chinese New Yearを祝ってアルバートパークでランタンフェスティ
バルがあります。
これに比べると盆踊りはまだまだ小規模ですが、日本人のお祭りもあるだよと
言うことで毎年続けばいいなと思いました。
火曜日の夜、一家で盆踊りに行ってきました。
ニュージーランドで日本の盆踊り大会が行われるのは、初めてということです。
日本芸能フェスタとして日本からも40名ほど参加されました。
お隣のシドニーでは、盆踊りは毎年恒例になっているそうです。
まず息子に「盆踊りいかない」と言ったら、「それいったい何?ちゃんばらでも
やる訳?」という返事。
息子は2歳から9歳の7年間しか日本に住んでなくて、たしか保育所の盆踊り
に連れて行ったはずだけど記憶にないようです。
家では日本語で会話しているけど、日本文化に対する知識は日本通のキーウィ
ーより劣っているのではないかと思います。
そこでこの機会に日本の夏の風物詩である盆踊りを見せなくっちゃとでかけま
した。
私と娘は浴衣を着て、一家5人ででかけました。
久しぶりの浴衣で、作り帯とはいえ思い出しながら着てみました。
自分のはなんとかなったけど、娘に着せるには一苦労。
細めなのと、背が高いのでおはしょりがあまり上がらず、なんかしっくりこな
い感じ。
2-3度やりなおしても気に入らないけど、まあ外国だからこれでいいかとい
うことでかけました。
娘はげたもなく、サンダルばきでイヤリングもつけていたけど、まあここでは
いいかと思いました。
会場はCityの Queen Elizabeth Square。Down town Shopping Centreのすぐ
横。
そばの交差点のところまで来てもあんまり音も聞こえないしやってるのかなと
いう感じでした。
行ってみると舞台ができていて、ややこじんまりとした開場でした。
舞台では民謡が踊られてました。それに続いて大正琴の演奏、詩吟、剣舞が行
われました。
歌手の進藤聖子さんが来るそうよと友人から聞いていたのですが、私も含めて
だれも進藤さんを知らなかったのです。
行ってみたら、そういえばNHKの歌番組で見たことのあるような歌手でした。
美空ひばりとか、都はるみとかの演歌と歌謡曲が好きなへんな外人である夫は、
大喜びでした。
はるばる日本からこられたのにこういう聴衆で、進藤さんごめんなさい。
平日ということもあり、仕事からかえってすぐかけつけたのでみんなおながぺ
こぺこです。
ラーメン、いか焼き、お好み焼きなどの屋台がでていて行列ができてました。
お店は数件しかなくてちょっとさみしかったです。たこ焼きとか風船釣りとか
あったらいいのになと思いました。
私は、去年12月に神戸ルミナリエに行ったばかりで、そこでの屋台の記憶が
まだ新しいから、物足りない感じがしました。
イベントの規模もちがうし、オークランドで高望みは無理ですよね。
日本、オークランドの代表者の式典も終わり、まわりも薄暗くなったころ
盆踊りが始まりました。
椅子を全部片付けて、真ん中に太鼓が設置されました。
日本からいらした民謡研究会の皆さんが踊りながら教えてくれていたので、見
よう見真似で踊れました。
ソーラン節、東京音頭、炭鉱節はなんとか踊れたけど、河内音頭は難しかった
です。
私は三池炭鉱のある福岡県大牟田市の出身なので、炭鉱節がかかったときは思
わずジーンとしていまいました。
子供のころ丘の上の公民館へ盆踊りの練習に行ったのを思い出しました。
ドンパン節の最後のほうはテンポがだんだん速くなり、盆踊りとは思えない激
しさでした。
進藤聖子さんの歌、太鼓の伴奏で贅沢にも生バンドの盆踊りでした。
キーウィーのおじいちゃん、モスリムのベールをかぶった女性、浴衣や甚平を
着た日本とのハーフの子供達も駆け回り、通行人も飛び入り踊りの輪が広がっ
て熱気にあふれてました。
日本総領事館、日本人会、日本ニュージーランド友好協会など諸団体の協賛で
行われたようですが、ひとつの催しをやり遂げるにはたいへんだなと思いまし
た。
主催者の一人である友人は、私の生きているうちになんとかオークランド
での盆踊りを実現させたかったと、大げさなことを言ってましたが、関係者の
皆さんに感謝です。
今週末は、Chinese New Yearを祝ってアルバートパークでランタンフェスティ
バルがあります。
これに比べると盆踊りはまだまだ小規模ですが、日本人のお祭りもあるだよと
言うことで毎年続けばいいなと思いました。
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