オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その118 家のペンキ塗り

2014-11-12 13:48:10 | 第111-120回
その118                    17-10-14

  家のペンキ塗り



今年の9月は台風、大雨が多く、ある日、天井が雨漏りしていることに気が
つきました。
天井のペンキがミミズをはったようにふくらんでます。
2、3社に問い合わせ、安そうなところで直してもらいました。

修理屋は、まずベッドルームから屋根裏に上がり、漏れているところを確認しました。
それから屋根に上がり、釘を数カ所とんとん打ち付けておしまい。
修理代は、$140でした。

それから1週間後の大雨の日、まだ漏れていることを発見しました。
雨漏りの修理がちゃんとできているかどうかは、雨が降らないとわからないし、
屋根は直ったとしても、まだ水が沁みてくることもあり、なかなかやっかいです。
何度も電話して、メールで天井の写真を送ってもらちがあきません。

この会社に愛想を尽かし、この際、屋根を全体修理、外壁も合わせてペンキを
塗ろうということになりました。



まずはグーグルでペンキ屋を検索して5社にメールを送りました。
このうち、ちゃんと見積もりにやってきたのは、2社だけでした。

最初の見積もりは$15000(訳135万円)
見積書は、きれいなカラープリント色見本とか、会社の宣伝とか入れた立派な
ファイルに入ってました。
その時は、ここはちゃんとした会社なんだ、と思いました。
あとでわかったことですが、こういう大手は自分のところで施行せず、小さい業者
に下請けさせて手数料を取るのです。

2社目は$9500。
希望の色を伝えるとこの値段ではできないと、言ってきました。

どっちも気に入らないな、せめて3社は見積もりを取らないとわからないな、
と思いました。
そのことを、婿に言うと、Builders crackというサイトを教えてくれました。
このサイトに依頼したい仕事を乗せると、サイトに登録しているtrade man達が
連絡をくれるのです。
https://builderscrack.co.nz/?gclid=CJj-nNntqsECFYOWvQodDA8AUQ

婿がサイトの投稿したら、2時間以内に3社から連絡がありました。
2日後には、3社の見積もりがそろいました。
まず韓国人のペンキ屋 $4600(2回塗り)
次は、サモア人    $3600(3回塗り)
最後はキーウィ  $8500(3回塗り)

私が最初に取った見積もりと1万ドル以上の違いがあります。


結局、一番安いサモア人に決めました。
ガレージドア、屋根の錆び止め、修理、外壁のひびの修理を追加して、
$5000(45万円)の予算で合意しました。

ペンキの色も、サンプルを渡し、品番を指定しました。
屋根とガレージドアはモスグリーン、外壁はオレンジにしました。

10月4日から仕事開始かと思いきや、お天気が悪く延期。
実際に始まったのは7日からでした。

用心深い婿が、contract(契約書)まで作ってくれて、2週間後の10月19日まで
に仕上げるということになりました。
しかし、春先でまだ気候が安定していないので、お天気しだいといったところ
です。

足場をうちのガレージに入れて帰るので、朝と夕方は家にいなければならず
外出が制約されます。
今日とかは、来ると言っておいてこないし、来ないんだったら、洗濯物を
外に干せたのにと思います。
ペンキ塗りが始まってから、洗濯物はずっとガレージの中に干してます。


まあ、お天気がもうひとつだったり、多分他の家も掛け持ちでやってるだろう
し、理解はできますか。
こちらの予定が立てにくい、急に予定を変更しなければならなかったりで、
イライラさせられます。
家にいる時も、2階の窓の外でペンキを塗ってたりするので落ち着きません。


昨日、ペンキ屋から電話があり、今日中に完成させると言ってきました。
本当かな?
まだガレージドア塗ってないんですけど。


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その117 ロトルア旅行

2014-11-12 13:38:12 | 第111-120回
その117                  19-09-14
ロトルア旅行




8月最後の週末、娘一家、日本からのお客さん達とロトルアへ2泊3日で行って
きました。
お客さんは、夫婦と11ヶ月の赤ちゃんでした。

今回は、ロトルア湖に面したbatchに滞在しました。
暖炉のある4ベッドルームの家で、元は農家であったろうと思いました。
ロトルアの町から20分のところで、制限速度はそこから100キロに
なってました。
まわりは農家ばかりで、家のまわりには羊が放牧されてました。
春先なので、ラムが生まれたばかりで、お母さんのおっぱいをすう様子
が見られました。
娘の犬、ハナは羊を追いかけまわしては、怒られてました。
このバッチはペットも可、でした。

一晩めは、向こうのお義母さんが、台湾の鍋を作ってくれました。
二日目は、私がサラダ、スーモークサーモンのクリームパスタ、ステーキ
を作りました。
夜は、暖炉に火を焚いてくつろぎました。
あったかい部屋でビールを飲みながら、ビリヤードを楽しみました。

この旅は、婿が最近できたマウンテンバイクのコースを試したくて
私たちを巻き込んだという気がします。
ロトルアのゴンドラの横にコースができたそうです。
行きはゴンドラでバイクをつんで上がり、頂上からバイクで一気に
駆け下りるという過激なコースです。
婿、7歳の孫、日本からの夫婦の旦那さんが挑戦しました。
孫はこのコースが始まってから最年少だったそうです。
http://www.skyline.co.nz/rotorua/Mountain_Biking/

私たち女組は近所でゆっくりしました。
バッチから2分のところにあるHamurana Springに散歩に行きました。
ここからのわき水はロトルア湖にそそぎこんでます。
15mの深さの泉は紺青色ですいこまれそうです。
川の水もとても澄んでいて、白砂はコバルトブルーに見えます。
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation
/tracks-and-walks/bay-of-plenty/rotorua-lakes
/hamurana-springs-track/

二日目の夕方は、近くの硫黄の温泉に行きました。
やっぱり温泉に行かないと、ロトルアに行った気がしませんからね。
こちらの温泉は、水着着て入ります。
ちょっとぬるめだけど、露天風呂であったまりました。

オークランドに住む私たちにとっては、ごく普通の週末のホリデー
ですが、日本のお客さんのはすべてが新鮮であったようです。
私は、車の運転で疲れましたが、無事帰ってこれてよかったなと
思いました。
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その116 庭の手入れ

2014-11-12 13:26:25 | 第111-120回
                その116
                           22-08-14
                庭の手入れ


2週間前の日曜日、庭師に来てもらいました。
我が家では、毎年この時期、木の剪定にきてもらってます。
ニュージーランドでは、冬の間に剪定、木の植え替えなどします。
春になって、植物が芽吹き、若葉がでてくる前に、庭の手入れをします。


我が家敷地の道側に10本白樺が植わっていました。
15年前、主人が植えたものです。
ところが、向かいの山が2階からの眺めの借景になっており、白樺は2m以上伸
びさせることができません。
本来からすっとのびる木なのにです。
主人の希望で、毎年伸びた分だけ切ってました。


今年は、庭師のYさんに、これどう思う、と聞いてみました。
Yさん曰く“全部根元から切りましょう”

白樺の間に紫の小花の咲く木が植わっていました。
これは、実になると地面におちて、そのすべてから芽が出てきます。
この小さな雑草を目の仇のように、私が引っこ抜いてました。
それも、全部切ってもらいました。

今、うちの前は何もなくてすっきりした眺めになりました。
視界をなにもさえぎるものがなくて、無防備な気もしますが。


庭師のYさんがせっせと切った枝、幹を、私が家の裏に運びました。
ちょっとした山のようになりました。


すべてがほぼ終わった頃にジムから帰ってきた息子が、
“全部切っちゃったの?お父さん生きてたら怒るよ。”
Yさん、
“これ旦那さんが植えた木ですよね。まずかったですか?”
私、
“大丈夫。私の家だから”

旦那にちょっとはごめんね、と思ったけど、庭仕事から家のこまごまなことをす
るのは、今はすべて私です。
一人になった私は、自分が出来る範囲の手入れのすむように庭を変えていこう、と思い
ます。

すっきりした家の前には、芝の種をまきました。
雑草を定期的に抜くより、2週間に一回芝刈りを頼んだほうが、管理がしやすいと思いま
す。


先週、切った木の山を小枝を炊きつけ用、大きいものはFire wood(暖炉のマキ)にする
作業を庭でやってました。

すると、マオリかアイランダーらしいつなぎを着た男性がやってきました。
彼曰く、
“僕たちはガーデナーで、ちょっとこの先で作業してるんだけど、
ついでだし、このゴミ片付けてあげようか?“
私、“No thank you. We need all”

女が一人で庭仕事してるのを、いいカモだと思ったのでしょう。
余計なお世話、ほっといてよ、です。
今は息子夫婦が同居してるからいいようなものの、一人暮らしだったらと思うと、
もっと注意、警戒しなければなりません。

生木は斧では切れないので、のこぎりで挽き、大きいものはチェーンソーで切りました。
この冬の間には充分すぎるほどの薪ができました。


庭仕事は大変でくたくたになるけど、夜暖炉のそばでくつろぎながら飲むきりりと冷えた
白ワインは最高です。
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