オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その151 サンタパレード 08−12−17

2018-01-10 16:19:05 | 第151−160回
151号                    08−12−17

           サンタパレード


孫たちとサンタパレードに行ってきました。
Onehungaが11月25日、 Mangere Bridgeが昨日でした。


この時期になると、あちこちでサンタパレードが行われます。
オークランドで一番有名なのは、ダウンタウンである、デパートFarmersの
サンタパレードです。

https://www.heartofthecity.co.nz/auckland-events/
christmas/farmers-santa-parade-2017?gclid=EAIaIQobChMIu
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これは見応えがあるのですが、ダウンタウンで駐車場を探すのが大変なのと、
チピッコを連れてQueen Stまで徒歩で移動は大変なのでパスしました。
それと人が多すぎててよく見えないです。


一回目は、11月25日にOnehunga Mall Santa Paredeに行きました。
嫁とその子供、3歳と1歳半、娘の子供10歳と2歳と私です。
お子さんのいる方はお判りかと思いますが、車に子供を積み込むのが一仕事
です。
仕事と孫たちを乗せるため、車をToyota, Voxy8人乗りに今年5月に変え
ました。バババスです。
25日は、2列目にカーシート2個、3列目に1個装着しました。

スタートの11時ちょっと前、いちかばちかでパレードに一番近いスーパー
の駐車場に行ってみました。
ラッキーな事に、ちょうど出る車があり停められました。
3歳以下の孫たちはチョロチョロするし危ないので、車から降りる時は、
注意が必要です。
まずバキーを降ろし、二人乗せます。3人目は最後に降ろして手を繋ぎます。


地域のサンタパレードには、地域の団体が仮装して出ます。
地元の小学校、ラグビークラブ、中国の舞踊、政治家、不動産屋、銀行、
スポーツジムなどなどです。
どちらのサンタパレードもスコテッシュのバグパイプの楽団で始まり、
最後はサンタさんです。
アナ雪、モアナ、スーパーマンなどのキャラクターの仮装も多く、子供達は、
大喜びです。

パレードが終わると広場にサンタさんと奥さんが座っているところで、
記念撮影しました。写真を撮り終わるとサンタさんから飴がもらえます。
孫のなかで一番小さいSちゃんは、サンタさんが怖くて大泣きしました。

パレードの後、わたしが通ってるYMCAのファミーリーイベントに行きました。
まず入り口で、ソーセージシズルをもらいました。
薄くバターを塗った白い食パンに炒めた玉ねぎとソーセージをのせて、
ケチャップをかけて三角形に折ったものをもらいました。
これは、ニュージーランド、オーストラリアのバーベキューでは定番です。
安っぽいソーセージですが、子供たちは大好きです。

その後、綿あめをもらいに行きました。
ちびっこ達は、人生初めての綿あめ体験でした。
始めはどうやって食べるのか判らなかったようですが、つまんで口に入れて
やると食べ物と判り、食べ始めました。
普段はこんな甘いものは与えないのですが、お祭りだし許しました。
Bouncing Castleや遊具で遊び、1時ごろお昼寝に時間が来たので
帰りました。


昨日のMangere Bridgeのサンタパレードは、夕方6時からでした。
息子一家、娘一家がやってきて見ました。
バレードの出発点は、うちから徒歩2分ほどの小学校でした。

地域の議員さんもオープンカーに乗って参加してました。
Mangere Bridgeは、保育所、幼稚園の参加が今年は目立ちました。
親子揃って全員スーパーマンや、ネズミの格好をしてトラックに乗っていて
とてもかわいかったです。
SPCAから募金箱をくわえた可愛い犬たちが、沿道を廻ってました。
一輪車に乗ったピエロもいました。

サンタパレードは、見るのも楽しいけど、参加すればもっと楽しそうです。

パレードが7時ごろ終わり、全員でMangere Bridge商店街のタイ料理
を食べに行きました。
たぶん商店街は、一年で一番忙しい日だったと思います。

これが私の今年最後の配信です。
一年間、ご購読ありがとうございました。

皆様が、楽しく安全なホリデーシーズンを過ごせますように。
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その150 労働党勝利 10−11−17

2018-01-10 16:14:47 | 第141−150回
150号                   10−11−17

           労働党勝利


ニュージーランドでは、9月23日に総選挙が行われました。
10月19日にNZ First党Winston Peters党首が労働党と連立を
組むと発表し、労働党が政権を取ることになりました。
その結果、37歳のJacinda Ardine氏が首相となりました。
9年振りに政権が国民党から労働党に変わりました。

総選挙を2ヵ月後に控え、最新の世論の支持率が25%未満と1995年以降最低の
支持率となり、責任を取ってAndrew Little氏が党首を辞任しました。
副党首のJacinda Ardern氏が労働党の新党首に就任しました。
わずかの期間に若いJacinda氏が労働党のイメージを高めました。

9月23日、投開票されたニュージーランド総選挙の結果は国民党が58議席
(得票率46%)、労働党が45議席(36%)、ニュージーランドファースト党
は9議席(7.5%)、緑の党は7議席(5.8%)という結果となりました。

定員120議席に対し国民党と労働党いずれも過半数を獲得する事が出来ず、
連立政権に向けNZ First党の支持獲得に向け、両党ともNZ First党の
Wilston Peters党首との連立協議をしていくと発表しました。

国民党、労働党とWilston Peters党首は、話し合いを重ね、開票から
一ヶ月かかってやっと、10月19日に労働党と連立することを発表した
のでした。
Wilston Peters氏は副首相と外務大臣を兼任することになりました。

今週火曜日に国会が正式に招集され、Jacinda Ardern氏率いる労働党
の政治が始まりました。
新政権では、子供の貧困問題、大学・職業専門学校費用の無料化、移民の削減、
水税導入と国内全ての河川を綺麗で泳げるように取り組むことになります。


以上が、ここ1ヶ月の流れです。

国民党は、お金持ちの支持者が多く、経済中心の政策であったと思います。
たぶん国民党が勝っていたら、現状維持、政策的にはあまり変わりはなか
ったと思います。
9年ぶりの労働党の政権、37歳の若い首相に不安を感じている人も多い
です。
しかしながら、これまでなおざりにされてきた地方への援助や、水を含めて
の自然への取り組みは評価されていいと思います。

貧困や住宅問題がこの3年でどれくらい解決されるかわかりませんが、
なんらかの変化はあると思います。
いずれにしても小さな国ですので、うまくいかなければ、次の政権で立て直し
を図れると思います。
独裁や一党にかたよった政治より、ある意味、労働党と国民党の力が五分五分
というのは、健康的だと思います。


昨日は、Jacinda Ardern氏の飼い猫Paddlesの交通事故死がニュースに
なっていました。
家の前の道で轢かれたようです。
Jacinda Ardern氏は、Face bookに
“On behalf of Paddles, please be kind to the SPCA.
They found her before we did and we will always be
grateful for that."
と書き込んでいます。
そのせいでSPCAに募金が集まっているそうです。

前回のメルマガが書いたように、ふーちゃんを含め3匹の猫を、我が家も
SPCAから養子にしています。
Jacinda Ardern氏の庶民性も今回の勝利に鍵であったと思いました。
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その149 子猫のフーちゃん 13−10−17

2018-01-10 16:10:31 | 第141−150回
子猫のフーちゃん                 13−10−17



このメルマガを書こうとしていたら、我が家の2匹の猫のネームタグがオース
トラリアから届きました。
先週、子猫の予防注射に獣医さんに行ったついでに注文しておいたものです。

先月SPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals)
から子猫を養子にしました。
SPCAは、日本でいうと保健所、動物のシェルターのようなところです。
同じくSPCAから5年前に来たナミちゃん(メス)と合わせて飼い猫2匹に
なりました。

新人フーちゃんは、現在4ヶ月の男の子です。
ロシアンブルーの雑種で、ほっそりとしていてフェルトのような柔らかいグレー
の毛並みです。目はグリーンで、ビンクの舌をちょろっと出すととても
可愛いです。


フーちゃんが我が家の子になるまでに、ちょっとした経緯がありました。

9月7日、最近猫を亡くしたTさんと一緒にSPCAに行きました。
Tさんは、この日子猫を連れて帰るつもりでケージまで持参してました。
私は、今年のクリスマスまでに子猫を迎えるつもりにしていたので、様子
見がてら、Tさんにおつきあいした訳です。
古いタオルやら寄附品もついでに持っていきました。
オークランドには、SPCA Charity Shopがあちこちにあります。
寄附品はこのショップで売られ、売上金は、SPCAに来る恵まれない動物の為
に使われます。

その日、まだ子猫のシーズンではなく、3ヶ月以下の子猫は、黒猫3兄弟
しか見当たりませんでした。
Tさんは、黒猫はあまり気にいらなかったようで、あきらめて帰ることに
しました。
帰る前にもう一度、成猫も見てみようと回ったら、ケージと壁の間に隠れて
いたフーちゃんを発見しました。
シャイだけど、遊び好きのようなフーちゃんを二人とも気に入ってしまい
ました。
Tさんは、”私、この子連れて帰ります”と即決しました。
事務所に行って、養子にする手続きの書類を書きました。
書類をチェックした担当者にTさんは、借家住まいならば、家主の許可を取って
来て下さい、と言われました。
Tさんは必要書類を揃えて戻ってくることにして、子猫の養子は保留して帰り
ました。

ところが、Tさんの家の家主は南アフリカに住んでいて、時差もあり、その日
のうちに返事がきませんでした。
翌日、SPCAは子猫の希望者が多いため、これ以上は待てないと、Tさんに
言ってきたそうです。
8日の10時頃、Tさんからメッセージが来て、今回の養子は諦めるので、
私が欲しければどうぞ、と書いてありました。


早速、SPCAに電話したら子猫はまだいるということでした。
すぐに飛んで行って、ふーちゃんの養子の手続きをしました。
黒猫3兄弟も1匹しか残ってませんでした。
今回は、去勢手術代、 マイクロチップ埋め込み代等含めて$170でした。

こういった縁があってフーちゃんは、我が家の子になりました。

一ヶ月経ち、フーちゃんはすっかりうちの子になりました。
先住猫のナミちゃんにちょっかいを出しては、シャーと言われて怒られてます。
だんだんわんぱく振りを発揮して、家の中を走り回ってます。

フーちゃんは、めったと鳴かない子で、隠れていたら、どこにいるかわかり
ません。
トイレもいっぺんも失敗せず、いい子です。
里親さんからちゃんとトイレットトレーニングうけてから、SPCAに来るよう
です。
最近はやっと、ふーちゃんは自分の名前を覚えて、呼ばれると寄ってくるよう
になりました。
まだまだチビなので、あと2−3週間は家の中に置いておくつもりです。
お散歩に行って帰ってこれなくなったら困りますものね。
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