オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その171 コンサート三昧 11−10−19

2019-11-07 15:52:41 | 第171−180回
171号 11−10−19

コンサート三昧


9月29日からデイライトセービングが始まりました。
日本とニュージーランドの時差が3時間から4時間になりました。
1時間の早起きと、ラクビーワールドカップのテレビでの観戦(こちらの
夜11時半から)で睡眠不足の私達ですが、2週目になり体も大分慣れて
きました。
9月は例年より寒く、10度を切る朝がありました。
早々に暖炉を掃除して、セーターなど片付けてしまったのが悔やまれました。
ところがよくできたもので、今週は桜も満開になり、日中の温度が20度で
夏並とようやく暖かくなってきました。

9月21、22日は私が支部長をしている草月流のいけばな展で、その準備
で9月は気分的に忙しい月でした。
こういう時こそ気晴らしが必要と、いくつかのコンサートに行きました。


9月6日
"Rossini & Chopin: a romantic dialogue"
Piano Recital by Alessandro Marangoni
St. Matthew in the City, Auckland

これは、Dante Alighieri Society in Aucklandの無料のコンサート
でした。
友人がこの会の所属しているので、私を時々誘ってくれます。
この組織は、年に数回のコンサート、イタリア映画祭をやってます。
Alessandroは、とても自然な感じでピアノを弾く人で、音楽が体から滲み
出てくるようでした。
友人は、ヨーロッパの香りがする、表現していました。
コンサートの後は、スポンサーからprosecco(スパークリングワイン)、
イタリアビール、チーズ、生ハムなどが振る舞われます。
コンサートの余韻を楽しみつつ、ちょっと一杯やりながら、友人とお喋りしたり
と、いい時間でした。
コンサートは無料で、その後リフレッシュメント付きと、かなりお得な
イベントです。


9月15日 ボサノバ 小野リサのコンサート 
      アオテアセンター
ファンでもないのに、友人に誘われて行きました。
日本ではかなり有名な方らしいのですが、彼女の最盛期には私はすでに海外
にいたので、全く知りませんでした。
歌はゆるーい感じで、ビーチでカクテルでも飲みながら聞きたい雰囲気でした。


9月28日
Auckland Youth Orchestra
磯村健斗君のピアノソロ
Rachmaninov, Piano Concento No.2 in C minor
Auckland Town Hall

これもただのコンサートでした。
オークランドの日本人会で磯村ブラザーズを応援しているので、役員の友人に
誘われ行きました。弟の翔之君はバイオリニストで、兄弟で音楽活動しています。
https://jsa.org.nz/isoyama-ayo/

「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第二番」はあまりにも有名で、ピアノをやって
ない私でもメロディーを覚えてます。
磯村兄弟でのコンサートは数回行ったことがあり、弟君のバイオリンの伴奏
がほとんどで、健斗君のピアノソロは初めて聞きました。
全般素晴らしかったけど、バイオリンの数が多いのと、若者は元気いっぱいで、
ピアノがよく聞こえなくて、ちょっと残念でした。


話が変わりますが、今日本ではラクビーワールドカップが行われていますよね。
台風19号の接近により、12日に愛知県豊田市で開催予定だったイタリア、
ニュージーランド戦がキャンセルになり物議を醸し出しています。
これでオールブラックス、ニュージーランドチームは、戦わずして1次リーグ
B組の1位突破となりました。
これに反し、イタリアは敗退決定し、納得のいかない結果となりました。

元ラクビー監督のJohn Kirwanは、 JKワインというブランドでイタリアワイン
を売ってます。
彼はイタリア人女性と結婚しいて、義父が作るイタリアワインを輸入してます。
この対戦に彼は張り切って1週間前、12日のイタリア、ニュージーランド戦を祝って
JKワインのバーゲンセールを打ち出しました。
結局、私は今回はワインは注文しなかったのですが、John Kirwanはこの試合
のキャンセルにはかなり怒っていると思います。


台風19号は、今年最大の勢力を保ちつつ日本に接近してきています。
日本の皆様が安全で、被害が少ないことを祈ってます。
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