オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その184 首都Wellingtonへ週末の旅 13−11−20

2020-12-01 10:31:26 | 第181−190回
                 184号
13−11−20

            首都Wellingtonへ週末の旅


10月8日にニュージーランド全土がコロナのアラートレベル1になり、
ほぼ普通の生活がおくれてます。
世の中も私の生活も予定したことが全て実現でき、全てが加速度をつけて動いてる
ようです。

ここ一ヶ月に起こったことを、社会の事、私の事をごちゃ混ぜてお知らせします。

10月のハイライトは、10月17日ニュージーランドの総選挙です。
予想通り、Labour Party が圧勝し、64議席を勝ち取りました。
Jacinda Ardernは、2期目の首相となりました。
コロナへの対応で、Jacinda Ardernが高く評価されたと思います。
数ヶ月のうちにリーダーが2回も替わった National Partyはやはり苦戦して、
リーダーのJudith Collinsはかなり選挙戦を頑張ったのですが、Nationalは最低
の結果でした。
GreenのChloe Swabrickがオークランドセントラルで勝ち、Greenと ACTの
活躍がめざましかったです。
今回の選挙では、Referendum “ End of life choice (Euthanasia)(安楽死)”と
“ Personal use of cannabis(カナバスの個人使用)”への国民投票がありました。
その結果、“ End of life choice (Euthanasia)”はYesで、“ Personal use of
cannabis”はNoでした。
安楽死は、回復に見込みがなく余命が数ヶ月以内、痛みなど苦痛が伴うなど、特別な
例に限って許されるようです。
カナバスは少し前から医療用には許可されていました。
娯楽で吸うのも合法になるのはちょっとどうかと思ったのですが、私と同じ考えの
人が多かったようです。

https://en.wikipedia.org/wiki/2020_New_Zealand_general_election

先日、内閣のメンバーの発表があり、大臣の50%が女性という新鮮な顔ぶれ
になりました。

選挙は2週間前から投票でき、選挙当日オークランドにいない私は10月3日
に投票しました。
ニュージーランド国内コロナ感染はほとんどゼロなのですが、密を避けるため、
早くから投票するように宣伝してました。多分60%くらいの人が当日までに投票し、
投票率は92%とすごく高かったです。


選挙当日は、私はクライストチャーチの茶事に行ってました。
お茶の先生宅でフルコースの懐石の茶事でした。
初めてクライストチャーチのお弟子さん達ともお会いし、交流できました。
お濃茶は、コロナの事も考え、一人分ずつたてました。
着物を着て、半東として動き回ったので非常に疲れました。
それでも一年ぶりくらいに、飛行機に乗ってどっか行くのは、海外に行ったようで
気分転換になりました。


11月1日は、私達の歌の発表会でした。
今年は、9月4日のオリジナルのコンサート予定日から2回も変更になり、 
11月1日に無事歌うことができました。
10月7日までアラートレベル2だったし、今年はコンサート出来るのかなと不安
で、いまいち練習にも身が入りませんでした。
レベル1になってから、私の生け花の生徒さん達も全員戻ってきたし、新しい生徒
さんも増え、孫の学校への送り迎えもあってすごく忙しくなってきてました。
これではうまく歌えないと思い、最後の2週間は週2回レッスンを受け、本番では
例年よりも気持ちよく歌えました。
今年初めから練習してきたので、ここで歌わないと年が越せないという感じでした。


先週末は、友人とWellingtonに行ってきました。
8月にどっか行きたいね、という事で航空券を買ってました。
今年3月からコロナ騒ぎで、オークランドは8月は2回目のロックダウンの最中
でした。
みんな2回目のロックダウンは相当堪えて、煮え詰まってました。
その時、11月はどうなっているか全く判らなかったのですが、希望的観測で
チケット買いました。
行けるのかどうかとか考えてたら何もできない、またロックダウンになったら
チケットはまたクレジットとして戻ってくるので、ダメ元で予約しました。
結果、予定通り行けて、楽しい旅ができました。
私も友人も仕事では度々Wellingtonに行っているのですが、純粋にホリデーを
過ごしたのは初めてです。
観光ツアーで、国会議事堂、映画監督ピーター・ジャクソンのWeta Workshop,
Victoria Mountainなど行きました。
2日目は、Martinboroughへワイナリーツアーに行きました。
ワイナリーは若い人達のグループで賑わってました。
自転車で回るツアーがあるらしく、4人乗りや普通の自転車へ来てる人がたくさん
いました。
私個人的には、自転車ではワイナリーはお断りです。
酔っ払って自転車漕ぐのは辛すぎるし、ワインも買えませんからね。
ドライバー付きで回るのが一番快適で楽ちんです。
忙しい私に変わって、ツアーを手配してくれた友人に感謝です。


ニュージーランドはまだ国境が閉鎖しているので、国民の間では国内を見直そう、
近場でホリデーを過ごそうということが広まってきてます。
ニュージーランドはこれから夏、12月、1月は長い夏休みです。
今年は、誰にとっても辛い年だったし、のんびりホリデーを地方で過ごす人が多い
のではないでしょうか。
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その183 Hawks Bay ワイナリー巡り 09−10−20

2020-12-01 10:26:57 | 第181−190回
183号
09-10-20

            Hawks Bay ワイナリー巡り


まずはニュージーランドのコロナ事情をお知らせします。
昨日10月8日からオークランドも晴れてレベル1になりました。
これでニュージーランド全国レベル1です。
集会、ソーシャルデスタンスの制限もなくなりほぼ普通に暮らせます。
ラクビーの試合も見に行けるし、コンサートも開催されます。

海外からの帰国者からたまに1、2名の感染者が出ますが、国内では
クラスターも収束し、ほとんどコロナ患者がいなくなりました。
これで開放的な夏を満喫できます。
それでも危険は皆無ではないので、QRコードで訪れた場所を記録する、
バス、飛行機でのマスク着用は必須ではないけれど奨励されてます。
しかしながら、この半年間の2回のロックダウンの経験から、皆んな用心深く
なっていて、サニタイザーを頻繁に使う、スーパー など行く時はマスクを
つける人も多いです。


今週月曜から水曜にかけて、友人とHawks Bayに遊びに行ってきました。
友人はかなりワイン通で、彼女のリクエストでワイナリー巡りをしました。
ロックダウン中はオークランドから出られなかったので、いい気晴らしに
なりました。
往復1000キロの旅を一人で運転したので結構疲れました。

私はこれまで白ワインのシャロネー(シャルドネ)はあまり好きではなかった
のですが、今回の旅で考えが変わりました。
Hawks Bayはシャロネーで有名で、あまりドライでない飲みやすいシャロネー
を試飲しました。
赤ワインもいろんなブドウをブレンドしてマイルドな赤がたくさんありました。
2日目は、地元のワイナリーツアーに参加して、運転しなくてよく、ゆっくり
テイスチングを楽しめました。
友人につられて私もワインをたくさん買ったので、これからクリスマス、お正月
のイベントの時に飲みたいと思ってます。


オークランドの8月のロックダウンのシワ寄せと、レベル1で生活が普通になって
10、11月は忙しい月になりそうです。
来週末は、クライスチャーチへ茶事に行きます。
10月31日は伸び伸びになっていたオペラ鑑賞、その翌日は私たちの歌の
発表会です。
11月始めには友人とウェリングトンに遊びに行きます。
仕事もずっとあるし気が抜けません。
今週末は、今満開の桜を見に行こうと思ってます。
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