オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その213 スクールホリデー 13−10−23

2024-01-18 05:56:58 | 第171−180回
                スクールホリデー

                 213号

13−10−23


先週はスクールホリデーだったので、うちの孫3人と友人の子供二人、合計5人の面倒を
見ました。
7歳一人、8歳3人、10歳一人です。
1週間でクタクタになりました。夕方になると声が枯れてきて、風邪かしらと
思ったほどです。


ニュージーランドの法律では、14歳以下の子供をお留守番、又は車の中に
放置できません。
そのため、共働きの家庭ではスクールホリデー中に子供をどう過ごさせるかは、
大問題です。
しかも、小学校から高校まで4学期制で、10週行ったら、2週のお休みがすぐ
やってきます。
学童保育、ジム等がやっているホリデープログラムに行かせる事もできます。
日替わりの楽しいメニューでなかなかよくできてるのですが、とても高いです。
遊園地に行く日は一人$60、子供二人なら$120でいろんなのに5日間行かせれば、
合計$600です。
片親の給料分が簡単に飛んでいきます。


そこでばあちゃんの登場です。
孫3人見るのも、5人も一緒ということで、我が家が学童保育所となりました。

3家族の親が送迎を分担してました。
8時半ごろ、5人到着です。
バックパックに、それぞれ宿題やらおもちゃを詰めて持ってきます。
おやつや、お昼ご飯の材料も持ってきます。

最初は、ちょっとだけおもちゃの見せ合い、交換して遊んだりのプレータイムです。

9時から1時間くらいは、勉強させます。
公文の宿題、日本語、ドリル等をやってました。
日本語ができる子が、できない子を助けます。
7、8歳で掛け算を習っているので、ペアを組んで掛け算の練習しました。

勉強に飽きたら、morning teaで、ミルク、ビスケットなど食べます。
お昼まで、庭でサッカーをしたりボードゲームをしてました。
今年は、ラグビーの女子のワールドカップがニュージーランドであったので、
ちょっとしたサッカーブームです。
ボードゲームは、オセロとチェスをやってました。
私も相手をすると、攻め方に子供の個性が出ていて面白いです。
先の先まで読んで慎重な子、考えずにどんどん敵の思う壺にハマり負ける子。


お昼近くなったら、子供達を呼び集めてご飯作りです。
カレー作りは、ご飯を洗って炊く子、じゃがいも、人参をピーラーで皮を剥いて
切る子、お肉を刻む子と全員参加です。
うちは働かざるもの食うべからず主義なので、最初はあんまりやる気がない子も渋々
手伝います。
カレーライスは、みんなおかわりします。
普段小食な子も、5人で食べると楽しい、おっとりしてたら食べられてしまうので、
よく食べました。
一番人気のランチは、お餅でした。
もちっ子でお餅をつき、私がちぎったのを、子供たちがどんどん丸めていきます。
ここでも算数の問題です。
お餅が35個できました。5人で分けると一人何個食べられるでしょう?
本当に7個食べた子がいて、驚きです。

午後は、公園に遊びに行きました。
一日中家にいたら、おもちゃが散らかって戦場のようになり、泣いたり泣かされたり
で険悪な雰囲気になります。
10歳男子が、7歳女子に喧嘩で負けて泣いてました。
力関係は、年とは関係ないようです。

木曜日はいい天気だったので、ワンツリーヒルにお花見がてら遊びに行きました。
ちょうど桜が満開で、平日にも関わらず賑わってました。
桜の小枝をバックにいい写真の撮れるスポットは、行列ができるほどでした。
うちの子供たちがサッカーをしていたら、5人がいつの間にが10人になってました。
サッカーに飽きると、今度は別のグループでかくれんぼしてました。


たっぷり遊んだら、家に帰って片付け掃除をさせます。
僕はこのおもちゃで遊んでないとか、文句を言う子もいますが、共同責任なので私が
満足するまで片付けさせます。
綺麗になったら、お迎えが来るまでデパイスを使うことを許します。
Ipad, ノートパソコンでゲームとかしてました。
この最後の30分が一番平和な時間です。

6時半頃お迎えが来て、全員帰って行きました。
私は、一人静かにワインタイム。
朝から逃げ出していた猫2匹も恐る恐る帰ってきて、まったりしてます。


今週月曜から普段の生活に戻りました。
やっぱり、子供は学校に行ってもらわないと、です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その180 コロナウィルス、アラートレベル1 その後 10−07−20

2020-08-09 06:39:36 | 第171−180回
 180号 10−07−20

          コロナウィルス、アラートレベル1 その後



レベル1になり1ヶ月が経ちました。
今週から2週間のスクールホリデーで、ちょっとリラックスしてます。
1学期末のスクールホリデーがロックダウン中で、ずっとホームスクーリングして
るつもりが、いきなりイースター開けにオンラインで2学期になりました。
実際に子供達が学校に戻ったのは5月18日からですが、12週(普通10週)
の長い学期でした。

気分転換にこのホリデー中に、近場のRotoruaやCoromandelに旅行に出かける
家族も多いです。
娘一家も来週3日間Taupoに行くそうです。


私は、友人と先週土曜日にMatakanaに行きました。
オークランドから出るのは数ヶ月ぶりです。
ファーマースマーケットは結構賑わってました。
パン、オリーブオイル、フィジオアのスパークリングワイン、シーズンの生牡蠣
を買いました。
帰りにアメリカ人夫婦が経営するワイナリーに寄りました。
ブティックワイナリーと言われる家族経営のワイナリーは、個人的な交流もでき
楽しいものです。
ここではイタリア種のぶどうのみ栽培されていて、ロゼは私のお気に入りです。
中庭に子供のおもちゃが散らばっているので、どうしたのかと聞きました。
コロナの感染を避ける為、息子一家がアメリカから来て一時的に移り住んでいる、
ということでした。

友人の息子さんはアメリカの大学に留学していましたが、コロナで学校が閉鎖したの
でニュージーランドに戻って来ました。
アメリカの事態は悪化する一方なので、今学期からオークランド大学に通い始めました。


今日現在のニュージーランドのコロナの陽性患者は24名で、全て海外からの
帰国者からです。
外国からの帰国者から、毎日1名とか2名の陽性が見つかっています。
世界の第二波、あるいは今ピークの国からの帰国者が数に反映しています。

先週は、インドからの帰国者が隔離中のホテルを抜け出し、ダウンタウンのスーパー
マーケットに行き、その後コロナが陽性ということがわかり、大問題となりました。
スーパーは臨時休業をして店内を消毒し、商品を破棄処分したそうです。
その時間帯にスーパーに行った人の追跡、コロナ検査が始まっています。

ニュージーランド国民は、コロナ撲滅のため、ロックダウンにも耐え、ここ1ヶ月
以上Community transmission(地域感染)がないのに、海外帰国者の軽率な
行動から又コロナが民間に広まるのを非常に恐れています。

海外から帰国するニュージーランド人、永住者の2週間のホテルでの隔離費用は、
一人あたり5−6千ドルと言われ、全部ニュージーランド政府が負担しています。
オークランド市内のホテルは隔離者で満杯で、車で4時間もかかるRotoruaの
ホテルも隔離に使われるようになりました。
予想以上に帰国者が増え、対応が難しくなって来ているので、ニュージーランド
航空は3週間は新規の受付はしないと発表しました。
Prime Minister, Jacinda Ardernは、帰国者の受け入れに対し、
「私達は、海外に住むニュージーランド人を見捨てる訳にはいかない」と言って
いましたが、ここまで増えるとは予想していなかったのでしょう。


先週、テナー歌手、7月26日のSimon O'Neilのコンサートのチケットが
販売になったと思ったら、24時間以内に完売しました。
また海外に活躍しているオペラ歌手で現在国内にいる歌手数人で、コンサート形式の
臨時のコンサートが開催されるようなので、ぜひ行ってみたいと思います。
心のワクワクするもの、スポーツや芸術は、私達の生活には欠かせない、実感
している今日この頃です。


最初のバブル、オーストラリアにもまだ行けない状態で、海外旅行に行けるの
は多分年内には難しいようです。
幸いにも、ニュージーランド国内はほぼもとの状態に戻ってきています。
今ここでできる楽しみを見つけていこうと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その179 コロナウィルス、アラートレベル1 12−06−20

2020-06-23 15:14:11 | 第171−180回
179号 12−06−20
           コロナウィルス、アラートレベル1


今週の火曜日から、ニュージーランドはアラートレベル1になりました。
ニュージーランド国内のの罹患者はゼロになり、コロナウィルス
をほぼ撲滅しました。
2月28日に第一号のケースが報告されてから、ゼロになるまで3ヶ月2週間
でした。
今日現在、罹患者総数1504人、死者は22人です。
今日までの過去21日間、新患者は出ていません。

6月8日のテレビ会見で、総理大臣のJasendaは、Covit-19の患者がゼロ
になった報告を受け、嬉しくてダンスしたと話していました。
ニュージーランド国民、5 million teamが団結して戦ったのでコロナに打ち
勝つことができたと、Bloomfield氏も述べていました。


5月14日に、アラートレベル2になりました。
10人まで2時間までの葬儀、結婚式や集会、外食も許されるようになりました。
ほとんどのレストランも開いたのですが、social distance 1mを保つため
には、テーブルは一つ置きにしか座れませんでした。

私は、5月18日からジムに行きました。
広い体育館で充分お互いの距離を取って、ヨーガ、スピンバイクなどのクラス
に参加しました。
到着するとQRコードを受け付けで携帯でスキャンします。
これはCovit-19 Tracingのためです。
もし患者が出た場合、同じ時間にいた人を確定、隔離できます。
私は、ニュージーランド政府のアプリを携帯電話に入れました。
アプリがないと、携帯電話番号、名前を手書きで記入しなければなりません。
ジムの器具は使用前、使用後に消毒します。これは今でも続けられてます。
ロックダウン中もズームなどオンラインでエキササイズはしていたのですが、
やっぱり皆んなと会ってやるのが楽しいです。
一人でやってると、なんか馬鹿みたいで、すぐやめたくなってしまうのです。


5月21日から私の生け花教室を再開しました。
密を避けるため、予約制にしました。
来たらすぐに手を洗ってもらい、水差し、水切りボール、ゴミ箱を一人ずつ
用意し、他の生徒が触ったものを触らないようにしてます。
終わったら、テーブルの表面、すべての用具を各自スプレー消毒してもらって
ます。

レベル2は、皆んな恐る恐る世間に出てきたという感じでした。
ロックダウン中は同じバブルの人しか接しないのである意味安心で、守られて
ました。
レベル2では行動範囲が広まると、それだけコロナへの感染率が高まる事を
懸念してました。
でも、暫く振りの友人とキャッチアップしたり、お買い物に行ったりが
できるようになりました。


26日間のレベル2を経て、ニュージランドは6月9日よりalert level 1
(recovery)になりました。
social distanceも取らなくていいし、ほぼ普通の生活になりました。
今週日曜日には、Eden Park Supar Rugby、Blues v Harricanes
の試合があります。もちろん観戦に行けます。

国内は、レベル2から自由に行き来できるようになりました。
しかし、まだ国境は基本的に閉ざされているので、外国に行けるのは
まだまだ先です。
まずオーストラリアとニュージーランドがまず一番にバブルになると言われ
てます。しかしまだ時間がかかりそうです。
海外から帰国するニュージーランド人、永住者とニュージーランドから自国
に戻る外国人の為に、飛行機は1日数便は飛んではいるようです。
帰国者は、2週間政府指定のホテルで隔離されます。

コロナのせいで、日本へ帰国するのも至難の技です。
Air NZの日本への直行便は当初7月から就航予定が、9月からに変更
されました。9月からもどうなるかわかりません。
乗り換えで帰るとなると、トランジット先に規制があり、また規制内容も
すぐ変わるのであまり当てになりません。


去年の今頃、私はヨーロッパに行って地中海クルーズを楽しんでました。
全く昔の夢のようです。
今は出来ない事、ないものは諦めて、ここでできる事に楽しみを見出し
たいと思います。
少なくとも私たちは、安全な国にいることを感謝してます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その178 コロナウィルス ニュージーランド警戒レベル3 08−05−20

2020-05-13 09:20:04 | 第171−180回
その178号
08−05−20

         コロナウィルス ニュージーランド警戒レベル3


前回と同じく、このメルマガは配信日の5日前、5月3日に書いてます。
情報等は5月3日現在のものであり、配信日の5月8日と異なることをご了承
下さい。


Covit-19、5月3日の政府発表です。

前日新患者数 2名
死者合計 20名
総患者数 1487名
現在の罹患者数 201名
現在の入院患者数 8名

ニュージーランドは、コロナ撲滅までもうちょっとというところまで
来ています。


ニュージーランド政府は、5月1日まで50日間に渡って、毎日午後1時に
Covit-19の特別番組をテレビ放映しました。
ロックダウンの間、1時にテレビを見る、または1時以降にニュースを確認する
のが、私たちの習慣になっていました。
Prime minister Jacinda ArdernとDirector of General Health,
Dr. Ashley Bloomfieldは1時のニュースのお馴染みの顔になっていました。

これがこの週末お休みだったということは、ニュージーランドは少し安心していい
状態だと思います。
Jacinda Ardernの明確なメッセージは、子供達も理解できました。
" Stay home, stay safe"と何回、彼女は繰り返したことでしょう。
一貫して、同じルールを毎日、誰にでもわかる言葉で伝えたことは、ニュージーランド
のコロナ撲滅に対する成功の秘訣だと思います。
Dr. Ashley Bloomfieldの落ち着いた、正確な現状の解説は、私達を不安に
落とし入れることなく、正しい方向に導いてくれたと思います。


4月の配信では、ニュージーランドのロックダウンについて書きました。
4月27日にニュージーランドは、33日間のロックダウン(レベル4)を終了し、
28日からはレベル3となりました。
今回、レベル3の生活について書く前に、このレベルを説明したいと思います。
この区分けはニュージーランド独特のもので、ロックダウン前に発表されました。
これによって、私達は、各時点でCovit-19にどのように対応すべきかの明確な
ビジョンを持つことができました。

公式の日本語訳がないので、私が適当に訳し、説明を加えました。

Alert Level 4 - Lockdown
警戒レベル4 ロックダウン
これに関しては、4月のメルマガに書いたのでそちらをご覧下さい。

Alert Level 3 - Restrict
警戒レベル3ー制限
この後説明します。

Alert level 2- Reduce
警戒レベル2ー緩和
学校が開講され、すべての人が職場に戻ることを許されます。
これまでの状態からは緩和されますが、まだまだ注意は必要で、Social distance
1mを保つ必要があります。
国内便は、Essencial Businessでなくても乗れるようになります。
レベル3になってから、次のレベル2でレストラン、ジム、会社、学校等が、いかに
安全に開けるかを検討し始めています。
5月11日にレベル2に移行か、あるいはレベル3の延長の発表があります。

Alert Level 1- Prepare
警戒レベル1ー準備

ニュージーランド国内では、ほぼ普通に生活できるようになると思います。
ただし、海外からの入国に対しては準備期間です。
ニュージーランドとオーストラリアは同様の対処法と安全度なので、この時点
でまず初めに2国間の移動が許されると発表されてます。
その他の諸外国はコロナの押さえ込みまで行ってないところが多く、
私達が海外に行けるのはまだまだ先になりそうです。

Covit-19のニュージーランド政府の公式サイト
https://covid19.govt.nz/alert-system/alert-level-3/
?gclid=Cj0KCQjwtLT1BRD9ARIsAMH3BtXadt7oikFeUelMQUWaGu
GYUvZCOJHybrqmklRZUsBmytH6SepxJPoaArEBEALw_wcBA



警戒レベル3 (今現在)

Anzac Dayの3連休明け、4月28日からレベル3になりました。

まず朝一番に芝刈り業者がお隣で仕事を始めました。
お隣はおばあちゃんの一人暮らしなので、レベル4の間、私はボランティアで
2回芝を刈ってあげました。
うちと隣の2件分だと丸一日かかり結構大変で、夕方には疲れ果ててました。
芝刈おじさんが業務再開してくれて嬉しいです。

テイクアウェイのお店が開きました。
近くのマクドナルドでは、100台近くの行列ができたとか。
ロックダウン期間中33日間、3食家で食べて外食なしでした。
外食好きのオークランダーは、この日を待ちわびてました。
我が家も金曜日に息子が買いに行き、ハンバーガーを久し振りにに食べました。

建築関係等、人との接触の少ない業界の仕事が再開されました。
親が仕事に戻るのに伴い、14歳以下の子供は、やむを得ない場合、学校、保育所
に行けるようになりました。
ニュージーランドでは、14歳以下の子供は一人で家で留守番できないので、親
が仕事に戻って、面倒をみる人が家族の中にいない場合は学校に行けます。
まだ基本的にはレベル3の間はホームスクーリングで、学校に行っても先生が授業を
する訳ではなく、自宅でやっていた通信教育の教材で自習です。
義務教育の子供の4%のみが現在学校に戻ったそうです。

通勤のためもあり、行動範囲は自分の地区だけだったのが、オークランド全域に
拡大されました。
自分の家の近くなら水泳、陸からの魚釣りも許されるようになりました。
ロックダウン中に季節は夏から秋に変わったので、もうあまり海で泳ぎたい
とは思わないのですけれどもね。
この週末、クライストチャーチでは、ビーチにあまりにもたくさんの人がピクニック
したり、家族で寛いでいたので警察が取り締まったそうです。
レベル3でも、運動としてビーチを歩く、泳ぐことは許されても、リクレーション
はできないようです。

バブル(接触していい人のグループ)は、少し緩くなりました。
たとえば一人暮らしの親がいたら、兄弟のいずれかが訪問を許されるように
なりました。
しかし、まだ自分のバブルの人としか会うことを許されません。
この週末、ロックダウン終了の開放感から他人が集まったり、パーティーを開く
ことを懸念して、警察が取り締まっているそうです。

葬式、結婚式は10人未満の参加者でできるようになりました。

我が家の場合、息子夫婦二人とも在宅勤務なので、レベル3になっても
あまり生活は変わらないです。
イースター開けから孫の2学期が始まりまり、嫁と孫達が平日は毎日
うちに来てます。
孫の学校では全員にIpadが貸し出されています。
毎日、孫は1時間くらい2−3人のグループで先生からZoomで授業を受けています。
あとは、Seesawというオンラインの教材で勉強し、本読みを録音して送ったり、
やった画面をセーブします。Math & Englishのワークブックもあり、結構毎日
することが多いです。
オンラインの勉強は、5歳の孫は一人ではできないので、当然大人の手助けが
必要です。
嫁の仕事のビデオコールと、孫のZoomの時間が重なったりする場合は、私が
手伝ってます。

週末は一人の生活に戻り、お天気が良ければ庭の芝刈り、草抜き、今日のような
雨の日は、集中して原稿書き、事務処理などしてます。

お籠り生活も慣れてきて、夜はstreamでオペラ、Netflixで映画を楽しんでます。



ロックダウンに入った3月26日はニュージーランド国内はまだ50名のケースしか
なく、そんな厳しいことをする必要があるのかと思ったほどです。
しかし、4月2日のピークでは1日のケースが89名になりました。
海外からの帰国者からの発症、そこからのクラスターが出来てきたせいです。
ロックダウン終了の4月27日あたりは、一日の罹患者が一桁、昨日は2名に
なったので、ニュージーランドのロックダウンは効果があったと思います。
Prime minister Jacinda Ardernの早急な決断は正しかったと、国民に
支持されています。


レベル4、ロックダウン中は、みんなが気をつけてるので、それなりに安心感
がありました。
今はレベル3で準備期間ですが、レベル2になった時に、コロナの第2波が来るの
ではないかという恐れがあります。
これまでのパンデミック、Sars, Mers等に比べると今回のCovit-19は厄介で、
世界全体が収束するまでかなりかかりそうです。

まだまだ暗い森の中、出口が見えない状態でお過ごしの皆様、心身の健康に心を
配りお過ごしください。
1日も早く、不安なく世界を旅行できる日が来ることを祈ってます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その177 ニュージーランドLockdown 10−04−20

2020-04-29 13:05:23 | 第171−180回
177号
10-04-20

            ニュージーランド Lockdown


私の配信日は今週の金曜日、5日後ですが、時間のある日曜日にこの
メルマガ書いてます。
コロナウィルスの影響で、ついていけない速度でニュージーランドの状況が
変わっていく中、読者の皆さんに配信される時には、すでに古い情報になって
いることをご了承下さい。


ニュージーランドは、3月26日から4週間のLockdownに入り、今日は
11日目です。
ほとんど鎖国状態です。
内容に関しては、政府のサイトをご覧下さい。
https://covid19.govt.nz


コロナウィルスの患者一人目は、2月29日に確認されました。
3月6日に5名になり、ロックダウンが始まる頃から急に増え出しました。
4月5日現在、患者者数950、死者1名、10名が入院中、昨日の新ケース
82、回復者127名となっています。
82名というのは最大の新ケース数で、これがピークではないかと言われて
います。
そうであってほしいと思います。
収束とは言わないまでも、状況が落ち着くことを願って、国民はこの不自由
な生活に耐えている訳ですから。

国内線の運行休止、わずかな国際線、ロックダウンのため、人々は自分の地域内
でしか動くことを許されてません。
ロックダウン以前の感染、海外からの帰国者からの感染が、今数字に表れて
来ていると思います。

ニュージーランド人は、今現在、国内どころか海外の旅行は許されていません。
オークランド市内であっても他の地域への越境者を取り締まるため、あちこちで
パトカーが検問しています。

ロックダウンで学校は休校、Essential business従事者以外は在宅勤務
あるいは、仕事は休みです。
Essential businessはスーパーマーケット、ガソリンスタンド、病院、
薬局などです。

Bubble Buddyといって、近くに住む親族、独り者同士、お年寄りと
そのサポーターは行き来することができます。

うちは、私と近所に住む息子一家が一つのBubbleです。
二つのBubbleに属することはできません。

私は、息子達が在宅勤務を始めた24日から5歳と3歳の孫の面倒を見てます。
朝から夕方6時くらいまでのフルタイムの孫の世話で、ほとんど自分
の時間がなくなりました。
幸いにまだ日中は夏のような暑さで、2m間隔を開ければ外に出ることを
許されているので、毎日どっかに行ってます。
プレイグラウンドがローブで覆われ、閉まっているのは悲しいけど、
できる遊びをさせてます。

幸いに私の地域は海も山もあり、公営のファームもあります。
先日は、ファームを散策しました。
世話をする人がお休みのせいか動物は少なかったけれど、孫達は楽しんだ
ようです。
馬、豚、鶏、七面鳥とヤギがいました。

サイクリング、ジョギング、犬の散歩をする人が普段より多い気がします。
ずっと家にいるのは飽きますからね。
政府は適度な運動は推奨してるのですが、サーフィング、水泳、フィッシング
などの水のスポーツは、今日から正式に禁止されました。
もし事故になった場合、本人のみならず救助者を危険にさらす事になるから
です。

私は、you tubeのYoga, TV1が毎朝9時に放映してる Les Mills
のグループフィットネスをできる時にやってます。

中高校生は、オンラインで毎日授業が行われているので、お母さん達は、
時間の管理をするのでかえって忙しいと言ってます。
私も先週木曜日はビデオチャットで生花を教えました。


今一番困っていることはお買い物です。
スーパーに入る前に2m間隔で並ばなければならず、先週の日曜は100人
くらいすでに並んでいて、入るまでに1時間かかりました。
レジは一人ずつで、キャシャーはプラスチックの板で囲われています。
支払いをする時だけ、近づくことが許されます。
現金の支払いができなくなり、カードのpaywaveが推奨されてます。
これだとセンサーのスキャンで払えるし、$80までならば暗証番号を
入れる必要もありません。

粉類はここ一ヶ月くらいなく、バンもない時があります。
ハンドサニタイザーはほとんど見かけません。
先週は2時間も買い物にかかったので、なるべくまとめ買いをして、
しょっちゅうスーパーには行かないようにしてます。
また、スーパーは人も多いので感染の危険性もあります。


先週ショックを受けたのは、ニュージーランドから日本からと日本への郵便が
当面の間なくなるというニュースです。
多分、3月30日がAir NZ,成田直行便の最後で、少なくとも三ヶ月は日本
行きはなくなります。
そのせいで、郵便も来ないことになったのだと思います。


4週間は、ほとんどの経済活動が止まってしまうので、政府はWage Subsidy
Schemeで、労働者の一人当たりの収入の80%くらいの補助をしています。


今日は、ちょっといいことがあって、4月6日から21日まで一日1時間、電気代を
タダにすると電気会社からメールが来ました。
私は早速申し込み、夕食どき、6ー7時の電気代タダを頼みました。


11月シドニーで開催される草月の国際イベントがキャンセルになりました。
コロナウィルスが世界的に収束するのは、1年以上かかるであろうという判断の上
だと思いました。
lockdownが終わり、ニュージーランド国内が通常の生活に戻り、前のように
海外旅行に行くことを楽しみにしていたので、非常にがっかりしました。
10月の日本行きのチケットを買っているのですが、それさえ危ぶまれます。


皆様も心身の健康に十分気をつけ、このパンデミックを打ち勝つことを祈ってます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その176 コミュニティーのクラス 13−03−20

2020-04-04 12:41:08 | 第171−180回
176号 13−03−20
            


         コミュニティーのクラス


10年以上前から、私はコミュニティーの大人向けのクラスを教えています。
今学期のコースは、思いがけず定員いっぱいで忙しくしてます。
1学期は、まだホリデー中の人がいたり、子供が学校に戻り、新しいクラス
に慣れるのを助けるためとか、私のコースは集まりが悪いのが普通でした。
ところが、コロナウィルスのせいで国内に留まっている人が多いのか、退屈
しのぎに何か習おうということか、初心者向けのコースは満員です。
それとコース中ほとんど欠席者がいないです。

ニュージーランドは4学期制で、1学期と3学期は草月いけばな入門コース、
2、4学期はフラワーアレンジメントを教えています。
ここ2、3年いけばなのコースが人気で毎回催行されてます。
代わりに数年前のポピュラーだったフラワーアレンジメントのコースは、
昨年4学期は、人数が足りず催行されませんでした。
まあ、フラワーアレンジメントは、私でなくても教える人はいますしね。
私は、いけばなにどっぷり浸かった生活をしているのでよくわからないのですが、
いけばなブームなのでしょうか。



コミュニティーのコースは、一回2時間で5回のみです。
いけばなは、草月流の基本のスタイルとモダンなクリエーティブ、変わった
トピックを取り混ぜて教えています。
草月流のいけばなを正式に習われる方は、テキストにそって、最初は基本的な
形だけ学びます。
しかし、コミュニティーのいけばな入門コースでこればっかりやったら、退屈
されてしまうので、楽しく、違った花の楽しみ方を毎回教えています。

今週月曜日は、浮き花、敷き花、盛物をやりました。

浮き花は、季節柄、水盤に水を張って、花や葉を浮かべるので涼しげです。
クラスで生徒さんの作品が出来上がった時に、風が吹いて小花が流れるように
水面を回り出した時は、みんな感激しました。
ほんのわずかな花で、楽しみを共有できるのはいいですね。

敷き花は、いわゆるセンターピースで水を使わず、テーブルに上に花、葉、
小石などを並べて構成します。
私は作例として、多肉植物、アイビーの葉、鶏頭の花、キャンドルを使い
ました。こちらではお客様をお招きする時はキャンドルを使いますので、
みんなの参考になるように心がけています。
このためにビーチに行き、そこで拾った貝殻、猫じゃらし、流木を使った
作品もありました。
皆さん、自分の庭や友人宅から材料を集めてきて、準備段階から楽しんで
おられました。

最後は、盛物でした。
根、葉、実をお盆の上などにアレンジします。
根っこは、ねぎ、人参、レンコン、玉ねぎ、実はフルーツなど使えます。
草月の教科書には、和風な盛物の作例が出ているのですが、今年の生徒さん
の作品には豪快なものがありました。
大きな椰子の葉の下の部分(船のようになった茶色のもの)に枝ごとライム
の実が飾り付けてありました。


コミュニティーではいけばな入門しか教えませんので、本格的に習いたい人は、
終了後にうちに稽古に来てもらいます。
今のところ、私の生徒の半分はコミュニティから来た人たちです。
日本人の生徒は一人しかいません。
英語でいけばなを教えているせいもあると思います。


昨日のうちのお稽古は、7人がみんな違ったレベルをやっていて、みんなの作品
を見るだけでも楽しかったです。
初心者の方も先に進めば、こんな自由なことができるとわかります。
昨日は、基本をやった人が3名、野菜を活ける、レリーフ、動きを表現した作品、
植物を編む、花器から発想した作品とバラエティーに富んでました。


今年は、コロナウィルスのせいで、世界中で旅行が制限され、外出もままならず
不自由な生活も送られている方も多いと思います。
また、罹患して闘病中、亡くなった方には心が痛みます。
幸いにニュージーランドは今日現在、ケースは5名、死亡者は0です。
中国、ヨーロッパ、イランなどを見ていますと、ニュージーランドはどうなって
いくのだろうか、と思います。
予定していた海外旅行をキャンセルするのは、ちょっと悲しいけど、普通の生活
ができるだけでも幸せと思い、日々を楽しんでいきたいと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その175  コロナウィルスとジャパンデイ  14−02−20

2020-03-12 02:08:58 | 第171−180回
 175号 14−02−20

   コロナウィルスとジャパンデイ


今世界が恐れているコロナウィルスは、オークランドでもわずかですが影響
を与えてます。

ニュージーランドは今日現在、コロナウィルスの患者はゼロです。
こちらは夏で乾燥してるので、風邪、肺炎になりにくいのかもしれません。

やっと先週の月曜日から2週間に限って中国からのフライトを入れなくなり
ましたが、すでに菌を持った人は入ってきてるかもしれません。
コロナウィルスの事が、ニュージーランドで注目され始めたのは1月20日
くらいだったと思います。

手の消毒が予防に効果があると聞いたので、Hand Sanitizerを買いに行った
らスーパーはどこも売り切れです。
マスクもどこにもありません。
私はちょっと郊外のお店で、Hand Sanitizerを見つけました。
ほとんどマスクをしている人は見かけないのに、在庫ゼロとはどういうことか
と思ったら、オークションサイトで売られていると聞きました。


まだコロナウィルスの患者は出ていないのに、中国人差別、マスクへの偏見が
始まっています。

中国人の学生がマスクをしてバスを待っていたら、バスは満員でもないのに
乗せてもらえなかったそうです。
ここでは風邪で咳がひどくても、マスクはほとんどしません。
マスクしている人は変な病気を持っていると思われて、気味悪がられます。
咳をする時は、腕で口を覆うくらいです。


オーストラリア同様に、こちらも先週から1学期が始まりました。
学校では、最近中国から帰国、あるいは経由した生徒は、2週間は学校を休む
ように、と言われてます。
しかしながら、オーストラリアのWaldさんが書かれているように、ショッピング
モールとか子供がウロウロしてるし、これでも自宅隔離なの、と思ってしまい
ます。ハグとか握手とかも普通にしてます。


今週末は中国のランタンフェスティバルの予定でしたが、キャンセルされました。
その他の中国系のお祭りも全てキャンセルになったそうです。
そんな中、先週木曜日はワイタンギデイ(ニュージーランドの建国記念日のような
もの)で、オークランドでも週末にかけていろんなイベントがありました。
中国系のイベントがキャンセルされたのは、コロナウィルスの影響を避けるため
の自重だったと思います。

そのニュースを受けて、2月9日開催のオークランドジャパンデイ(日本の
お祭り)も事前に話し合いが持たれたようです。
私たちは、ジャパンデイもキャンセルになるのかな、と思いました。
そんな中、1週間前に日本人会長のメッセージがフェイスブックを通じて発表
され、ジャパンデイは予定通り開催と知らされました。
それでも、日本幼稚園、日本人学校は直前になって参加を取りやめました。
屋台等も出店をやめたところもあったそうです。
人混みがあれば移る可能性もあるので、私は家族にジャパンデイは来なくて
いいと言いました。

2月9日、ASB Showgroundでジャパンデイが開催されました。
来場者は、約2万五千人でした。
昨年の半分です。

私は、例年通り生け花展と茶道に参加しました。
お茶席では、水屋担当者はマスク、手袋をして、お茶碗も熱湯でしっかり消毒
し、衛生面に気をつけました。

ジャパンデイの入り口には、コロナウィルスに関するポスターが貼られ、
大型のハンドサニタイザーが設置されて、人々に手の消毒を呼びかけていました。

お茶とお花の会場は2階で、結構お客さんが来てくれました。
私は、自分の休み時間もウロウロせずに、人の少ない控え室で休んでました。

4日経って、今のところ元気です。
2週間経ってどうもなかったら、多分ジャパンデイではコロナウィルスに感染
しなかったということでしょう。


世界中で約6万人がかかり、昨日までで1370人の死者を出したコロナウィルスが、
1日も早く終息することを祈ってます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その174  オレンジ色の空  10−01−20

2020-03-12 02:05:18 | 第171−180回
174号
10-01-20
   オレンジ色の空


新年明けましてありがとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

一連のホリデーシーズンのイベントも終わり、平常の生活が戻ってきました。


元旦は、娘宅で家族、友人ら19人の新年会でした。
昨年に続き、娘がメインになっておせち料理を作りました。
女性陣6名に浴衣を着せて、準備、着付けで元旦の朝は大わらわでした。
日本の友人が、素麺流し器、かき氷器を持ってきたので、子供達は競争で
流し素麺を楽しみました。

2日は、これも年間行事になっている、私の夫を偲ぶ会と称した、女子新年会
でした。この日は、オークランドの有名シェフのおせちセットを友人差し入れ
のプロセッコとゆっくり頂きました。

3日は、初釜でした。
お点前をされるはずだった先生が風邪をひかれたので、急遽私がお濃茶を点て
ました。風呂のお濃茶の練習は以前にもやりましたが、このような、しかも
初釜という晴れがましい席で点てるのは初めてでした。
お客様は5人で、5人分のお抹茶で一杯点てるので、練り具合、お湯の量が
難しかったです。
2日の午前中、ちゃんと御釜にお湯を沸かし、本番通りの練習をしました。
道具立てしてあったので、友人たちに薄茶を一杯飲んで頂いて、ランチに
しました。
その日に来た友人の一人から、私はお道具一式を譲って貰って使っているので、
とても喜んでもらいました。


4、5日は一人の生活に戻り、ゆっくり庭の手入れ、浴衣の洗濯などをして
いました。

異変があったのは5日の午後2時です。
その日は一日中庭仕事と決め込んで、午前中は草抜きしました。
午後になり、昨年剪定した枝をノコギリで切り、薪作りをしていました。
天気予報は、曇りから晴れでまずまずのはずだったのです。
2時ごろ空が曇ってきたなと思ったら、みるみる一帯がオレンジ色に染まり
ました。黄昏時ではないのに、空がピンクからオレンジ色に染まりで薄暗く
なりました。
家の前を走る車はライトをつけて走ってました。それくらい薄暗かったのです。
あまりにも気味が悪く、良く見えない中、外で仕事できず、庭仕事は諦めました。
この異変について、警察に100件近くの問い合わせがあったそうです。
しばらくするとオレンジ色からうす曇りになりましたが、通常のこの時間では
考えられないくらい暗かったです。
夕方7時くらいに通常の明るさが戻ってきました。

あとで知ったのは、オレンジ色の空は、オーストラリアの森林火事の影響
ということでした。
その日、気象レーダーで見えるくらいの煙がオーストラリアから流れてきて、
北半島一体を覆っていました。
ニュースでは、シドニーは森林火事の煙で霞んでいて、空気がとても悪く、
人々はマスクをしてる様子が伝えられていました。


オークランドの今年の夏は、平均気温16度くらいと肌寒く、雨も多いです。
やっと実をつけ始めたきゅうりも腐ってきて、葉がカサカサになってきました。
日差しが足らずトマトもなかなか色づきません。
昨日は孫を連れてビーチに出かけましたが、水が冷たくとても泳ぐ気になりません。


全ては異常気象のせいとなってますが、異常が日常になってきました。
自然には購えないとしても、災害の影響が最小限に食い留められるような対策が
必要かと思います。
その時々の判断、行動で出来る限り被害を免れればと思います。
しかし9月以来一向に鎮火しないオーストラリアのどう猛な火事を見ていますと、
恐ろしくなってきます。

予想ということが難しくなってきた今日、1日1日を大切に過ごしていきたいと
思います。
この一年、皆様が安全で楽しくお過ごしになることを祈ってます。
                   
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その173  White Island 噴火  13−12−19

2020-01-09 07:21:33 | 第171−180回
173号 13−12−19

   White Island 噴火


今週月曜日は、私のCommunity centreでの今年最後のいけばなクラスでした。
2時45分に授業を始めた直後に、そのニュースを聞きました。
生徒の一人に、Whakataneの親戚から緊急電話が入ったのです。


12月9日午後2時11分に、White Islandが噴火したのです。
活火山であるその島にはふだん誰も住んでおらず、ツアー客が訪れていました。
大半の訪問者は、Royal Caribbeanのクルーズ船 Ovation of the Sea
からでした。
初期の発表では、6人死亡、30人が病院に搬送され、8人が島に取り残されて

いる(後で死亡と断定)となっていました。
このニュースを聞くまで、Whakatane近くにあるWhite Islandのことは何も
知リませんでした。

4日後の今日、ヘリコプターが再び飛び6人の遺体を持ち帰って来ました。
全員オーストラリア人らしいです。
依然として火山は活発に噴火していて、とても危険な中、決行されました。

https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id
=1&objectid=12293034


11日、噴火当時、47名が島にいて、内訳はオーストラリア人24名、
アメリカ人9名、ニュージーランド人5名、その他の国籍ということです。

ニュージーランド内のいくつかの病院に搬送された方達は、全身の80−90%
の火傷を負っています。
その中でお二人は病院で亡くなりました。
オーストラリア政府は、家族の近くで治療できる様にオーストラリアの負傷者
を連れ帰る計画を進めています。


この様な出来事、人の死に直面するのはいつでも悲しいのですが、あともう少し
でクリスマスというこの時期の起きると、ことさら痛みが深い様に思います。


今回は11月に行った、チェロのヨーヨーマのコンサートのこと、25年振りの
クライストチャーチの旅行のことをお伝えするつもりでした。
でも、そんなことを書く気分にならないというのが本音です。
3月11日クライストチャーチのモスク襲撃事件、12月9日White Island
の噴火とニュージーランドにとってあまり良い年ではなかったけれど、
2020年に明るいニュースをお届けしますね。


2019年の最後まで、皆様が安全で楽しい時間を家族を過ごされることを
祈ってます。

皆様、この一年ご愛読ありがとうございました。
来年も引き続き宜しくお願い致します。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その172  New market ショッピングセンター 08−11−19

2019-12-13 14:12:39 | 第171−180回
172号 08−11−19

   New market ショッピングセンター


オークランドで人気のショッピングセンター、Westfield Newmarket
が8月29日に再オープンしました。
https://www.westfield.co.nz/newmarket/news
/1I2I54bdFCwc0eOy4cs2UM/welcome-to-westfield-newmarket

昨年2月から改装のため閉まってました。
隣のFarmersデパートのあったところも買収して、2倍以上の大きさになりました。


まだ一部開いていない所もあるのですが、5階建、200店舗、駐車場2800台
で、オーストラリアの高級デパートDavid Jonesも入り、スーパーマーケット、
映画館もある集合施設となります。


Newmarket ショッピングセンターは、277(two boule seven)として
昔からオークランド市民に親しまれて来ました。
住所が277 Broadway, Newmarketだからです。
27年前、私達はオークランドに越してきて、ここから徒歩10分くらいのところ
に住んでいました。
週末のショッピングはいつもここでした。
1999年に今の家を建てるまでのニュージーランド生活の最初の6年間を、
このあたりで過ごしたのです。
最近は、St Luke, Sylvia Park Shopping Centreに行くようになった
ものの、私達にとってショッピングセンターと言えば277でした。


ところで、これまでWestfieldは、オーストラリアの会社だと、なんとなく知って
いたのですが、カナダ、アメリカにもあり驚きました。
昨年、北米に旅行に行った時、カナダ、トロントとロスアンジェルスのWestfield
のデザイン、入っているお店が似通っていて、親しみを感じると同時にがっかり
しました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Westfield_Group


新しいWest field Newmarketは、高級感があふれてます。
駐車場は、最近のテクノロジーが使用されてます。
携帯電話にWestfield plusのアイコンを入れ、自分の車のナンバー
プレート番号を入れておくと、2時間まで無料で停められます。
どういう仕組みになっているのかわかりませんが、携帯に駐車の残り時間が
表示され、駐車場を出て行く時には自動的にバーが上がります。
中にはこの仕組みを知らずに駐車場からでられなくて、クレジットカードで
高額な駐車料金を請求され戸惑っている人がいます。
年配の人や、携帯電話を使わない人には難しい世の中になりました。



世界のラーメンブームの影響かラーメン屋が2件入ってます。
フードコートにだるまラーメン、展望レストラン街に博多の一風堂が来ました。
モールのすぐ近くに味千ラーメンもできました。

先日は屋上のギリシャレストランで娘と食事をしました。
アウトドアの席もあり、ponsonbyあたりの道路沿いで食事をしているような
気分になり、ショッピングセンターにいることを忘れてしまいます。
バーやフージョンのレストランも入っていて、夕方からの食事に便利になり
ました。

LEGO shopがオープンして、孫達は早速行ったようです。

11月21日にCountDown supermarket, David Jonesと50店舗が
オープンします。
今年は、Black Friday, クリスマスショッピングが楽しみです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする