オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その219 家族と祝うMatariki Day 26−07−24

2024-09-09 10:36:22 | 第211−220回

              家族と祝うMatariki Day

26−07−24

                 219号


5月18日から始めた我が家のランドスケーププロジェクト2024は、
6月28日、Matariki Dayに完成しました。

6月20日ごろに庭作りは最終段階に入り、庭師のYさんに最後の日は石や
バークを運んだりの仕事で人手がいると言われました。
ちょうど翌週の28日は、Matariki Dayで祭日でしたので、家族を招集しました。


2年前から始まったニュージーランドの新しい祝日Matariki について説明
します。
https://www.matariki.net.nz/
Matariki とは「神の目」を意味し、9個の星からなる星群です。
これは、The Pleiades(プレアデス星群)で日本では昴と言われています。
Matarikiが、冬に入る頃に北東に見えるようになって初めての新月の日を、
マオリの新年(太陰暦)と定めてお祝いします。
これまでニュージーランドの先住民族であるマオリの祝日がなかったので、
Matariki Dayは歴史的に重要な日となりました。


6月28日は、朝から娘と息子一家に来てもらいました。
息子と婿が一輪車で石を運び、他の家族が平らにならしていきました。
石は重いので運ぶのは結構な重労働です。
白い川石を家の周りにぐるりとひき、大きな石はランドスケープにも使い
ました。
ランドスケープの部分は、専門家である庭師のYさんが石組みしました。
枯山水風にして、石で川、滝、山を作り、エアープラント、多肉植物、
プルメリアなどを所々に植えました。
ガレージの横のロックガーデン、道側のランドスケープは、すべて我が家
の敷地にあった火山岩を使いました。
我が家の家の向かいに休火山があり、ここの土地は元は山の麓だったので、
ちょっと掘ると石がゴロゴロと出てきます。
うちの生花の生徒さんがこの庭を見て、“It belongs to here.”とコメントしてました。
この土地の何百年もあった火山岩を使う事によって、地域と調和のとれたいい庭
になりました。


家の北側は柑橘類が植っていてバークを入れました。
南側は、20本のニュージーランドフラックス、君子蘭、紫陽花などを
植えました。
孫たちも、バケツでバークを運び、植物の間に撒いてくれました。
てんこ盛りにしたので、紫陽花の苗がどこなのかわからなくなりましたが、
元気があれば葉っぱが出てくるでしょう。

お昼は、娘が近くの寿司屋に巻き寿司を買いに行き、みんなで頂きました。
うちのちびっ子は9歳二人と8歳なので一緒に庭を手伝ったり、食事する
のは楽しそうでした。


家族が集い、庭仕事をして、全員で食事をして、まさにMatariki Dayに相応しい
ファミリーイベントとなりました。


庭の広い部分は人工芝にして、その他の部分はWeed matを敷き詰め、その上に
石庭やバークをひいた庭になったので、雑草は生えなくなりました。
毎週、週末は芝刈りや雑草抜きに追われていたので、急にぽっかりとする事が
なくなってしまいました。

これからは、植物や野菜の成長が楽しみです。
先週から緋桜が咲き始め、小さなロビンが蜜を吸いに来てます。

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