オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その200 草月いけばなワークショップ 27−05−22

2022-06-28 10:20:30 | 第191−200回

その200 27−05−22

草月いけばなワークショップ


まず始めに、出たっきり邦人、北米オセアニア編の私のメルマガ、オークランド
通信は今日第200回を迎えます。
読者の方々、会ったことはないけどいつも親身になってくれる北オのライター
仲間、皆様のご協力があってここまで来れました。
この場を借りて御礼申し上げます。
第一回は、2004年6月29日でした。
この18年間、メルマガを書くことが私のセラピーで、その時々の私の気持ち
を整理することができました。
しかし、一旦ネット上に乗り、誰でも読めるということは、発信者としても
正しい事を伝えることの責任を最近感じています。

2004年当初は一家四人で暮らしていて、それから子供も巣立って行きました。
2014年夫を亡くし一人暮らしとなり、今は四人の孫に恵まれ楽しく過ごし
ています。
仕事は、多少の変化はあったものの、ずっと花の仕事をしています。
ここ2年間はコロナの話題が多かったと思います。時にはコロナの話題に
嫌気がさした時もあったのですが、日本や世界の方々にニュージーランドの
状況をお伝えするのは大切かな思ってます。


さて、今月の話題は、草月いけばなのデモンストレーションとワークショップ
を5月12日に無事行う事ができました。
2年ぶりにこういうイベントができ、感激しました。

2020年3月ロックダウンの1週間前に、ホテルでの大きな花の仕事が
2日前にキャンセルになりました。
そのイベントは半年前から主催者側と話し合いを重ね、花器、花鋏、剣山も
二十人分の花も全て購入済みでした。
これは流石にショックでした。
あれから2年、展覧会、ワークショップを計画してはキャンセルを、何回繰り
返した事でしょう。
4月14日からコロナの規制はオレンジになり、だんだんイベントが開催で
できるようになりました。


5月12日は、オークランドのフローラルアートのグループに、草月いけばな入門の
デモンストレーションとワークショップを行いました。
久しぶりなので1週間前からデモの内容を決め、練習し準備しました。
一番気を使ったのは健康管理です。私がコロナに罹ってしまったら、元も子もないので、
不要不急の外出を避ける、バランスの取れた食事を取り、運動もいつも通りして
体調を整えました。

今回は、毎月フラワーデザインのワークショップをやっているグループなので、
皆さんとても熱心でした。
全員、剣山を持っていてびっくりしました。
海外でいけばなをするには、剣山がなくて困ることが多くて、私はいつも
生徒さん用に予備の剣山を持って行ってました。
まず午前中に6個のデモンストレーションをして、午後からは盛花、投入の
ワークショップで実際に皆さんにいけばなを体験してもらいました。
普段からフラワーアレンジメントをされている事もあり、皆さんとても
うまくいけられました。
デモ中もテクニックに興味を示され、全員が前までやって来て花瓶の中を覗き
込んだりしてました。
マスクをして授業するのはとても苦しかったです。
普段より大きな声で、はっきり話さないと伝わらないので、かなり疲れました。
レストラン、戸外はマスクしなくて良くなったのですが、公共の施設内ではマスク
しなければなりません。


最近、自分で実際に創作したり、新しい事にチャレンジすることが注目されてます。
この2年間、家で過ごす時間が多く、ズームでのクラスも受けられたのですが、
やはりその場に行き、人と触れ合い、自ら体験することには変えられません。

私も、ロックダウン中いけばなをズームで教えました。
3Dのものを2Dのスクリーンで見ると奥行きがわかりずらい、細かい所がよく
見えない、距離感を掴めないなどの問題がありました。また、うまく私の指示通り
カメラを動かしてくれる人と、そうでない人がいて、私が見たい部分がうまく
見れない事もありました。
しかし、ロックダウン中にできる範囲でズームいけばなクラスをやった事は、
生徒にも私にもよかったと思います。


来週からは、Community Centreで毎週月曜日にいけばなを教えます。
これは、Ikebana for Beginnersというコースで、新しい生徒さんに会えるのを
楽しみにしています。
それと同時に、病気になっては行けない、コロナにならないようと生活を管理
していくのはプレッシャーです。
人前で咳をしたり、鼻水がぐずぐずするところも見せられません。コロナと疑われて
しまうからです。


この一ヶ月は又コロナが増えてきて、平均の新規感染者が7500人でまだまだ
予断が許せません。
今は、家族や友人など自分のもっと身近な所で罹る人が増えました。
陽性者と接触しても、家族だけが7日間自宅隔離なので、学校、職場で
どんどん増えてます。
社会は普通に動いている訳ですが、スタッフがコロナに罹り、お休みのお店も
多いです。

まだいろんな制約はあるけれど、少しずつコロナ前の生活に戻りつつあり、
出来ることが増えてきて嬉しいです。
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その199 Save Stray cats (野良猫救助) 22-04-22

2022-05-24 11:42:57 | 第191−200回
 199号
22-04-22
            Save stray cats(野良猫救助)


娘の住む通りで野良猫が増えすぎて問題になってます。
娘の家のベランダに常に3-4匹が寝てます。


ロックダウン中に猫を飼う人が増えました。
中には、避妊手術せず、マイクロチップも入っていないまま飼う人がいて、
子猫を生み増え続けてます。
娘宅の近所に10匹くらい猫を飼っている家があるそうです。
去年、娘の床下で見つけたほぼ生まれたての子猫4匹は、私がSPCA(保健所
みたいなとこ)に連れて行きました。

ところが最近は、SPCAもシェルターも満杯状態で、捕まえても引き取って
くれません。
その代わりにSPCAにリクエストすると、避妊手術とマイクロチップの無料の
券をくれます。
娘は、次々と野良猫を捕獲して、Vetに連れて行き、連れ帰り、逃がしてます。
これまで4匹捕まえました。
Vetで猫の首あたりをスキャンしてマイクロチップが入っていれば、登録
している飼い主がわかります。
娘がこれまで捕まえた猫達は、どの子もマイクロチップが入っていませんでした。
たとえどっかの家で飼われていたとしても、法律的には野良猫です。

うちからもケージを貸してあります。
餌入りのケージを防犯用のセンサーのある所に置いておくそうです。
センサーが猫で反応すると、携帯電話にメッセージが来て、ゲージのドアをしめ
捕まえるのだそうです。
最初に捕獲した推定三ヶ月の茶トラは、怒ってケージの体当たりして、鼻が血だらけ
になってました。
三匹目の通称、ボブははなしてからも、お腹が空いているのか、毎晩遊びに来てます。
一番最近の三毛は、推定四ヶ月で人馴れしていて、でスリスリし、お腹撫でると喜ぶ
子でした。
その子はラッキーにも、娘の友人夫婦が引き取ってくれました。

我が家の猫兄弟は、去年10月にSPCAから養子に迎えました。
よく育って体重が4キロを超え、もうすぐ1歳になります。


コロナの信号システムは、4月14日に赤からニュージーランド全土オレンジになり、
規制が緩くなりました。
ちょうどスクールホリデーとイースターが始まるタイミングでした。
ワクチンパスポートを提示しなくていいし、室内、野外両方の集会に人数制限
もなくなりました。
オークランドはピークを超えたそうです。
最近は、南島で増加の傾向にあります。

しかしながら、現状は何も変わってません。
毎日数千から一万のケース、10人くらいの人が亡くなってます。
スクールホリデーになった途端、息子の長男がかかり、嫁、下の女の子に
うつり、息子一家は隔離中です。
コロナに罹ると、旅行できない、飛行機にも乗れません。
それで、旅行に近々出かける人は、外出を避けてます。それでも旅行先で
コロナに感染することもあり、検査結果が陰性になるまでホテルから出れず、
家に帰れません。

気分的には、最初のロックダウンからまる2年がたち自由に行動したいところ
ですが、まだまだみんな警戒してます。
5月2日からニュージーランドにヴィザを必要としない国からは、入国できる
ようになります。
日本からも来れるようになります。
これからどうなっていくのかちょっと不安でもあり、鎖国が終わるのは嬉しい
です。
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その198 オミクロン蔓延 18−03−22

2022-04-21 13:06:56 | 第191−200回

 18−03−22                198号

               オミクロン蔓延


2月は、私は1月に起こった手の怪我のため運転できないこともあり、
ほとんど家に引きこもっていました。
この間に1日の平均2万人がコロナに新規の感染するという、異常な事態に
なってきました。

私は、1月27日にMiddlemore Hospitalで右手の薬指の腱を繋ぐ手術を
受けました。
1月18日に息子宅のシャワードアの建て付けを直すのを手伝っていて、
怪我をしました。
ちょっとした拍子にシャワードアのガラスが粉々に割れて、下を支えていた
私の右手の薬指の付け根を深く切ってしまいました。
まるで爆発でも起こったように、ガラスドアは一瞬で粉々に砕けて、息子も
私もすぐには何が起こったのかわかりませんでした。
私は、息子に、「お母さん、ちょっと手伝って、ドアを支えるだけだから」と
言われ、気楽に出かけ手袋をしてなかったのが災いとなりました。
息子は、手袋をしていたので何ともありませんでした。

幸いにニュージーランドでは、怪我の手術、その後の治療は、政府、ACC
(Accident Compensation Corporation)が負担します。私は、今回は
レントゲン、薬代、初期の診察代の一部を払っただけでした。
毎週のPhysioや、通院にはACCの無料のタクシーに送迎してもらいました。
タダと言っても、所得税に加算してACC費用を長年支払ってきた訳で、
今回はその恩恵に預かりました。

まだ完全ではないけれど、薬指がだいぶ曲がるようになり、ハンドルを持てる
ようになったので、先週から6週間ぶりに運転の許可が降りました。
まだ”普通の手”の動きには程遠く、当面は週1回Physioに通います。
毎日2時間おきの宿題のエキササイズをやってます。手術の傷が腱に癒着しない
ためと、元の筋力をつけるためです。
昨日、治療中にPhysiotherapist に、「これは、Typical bad Kiwi DIY attitude
が原因だよね」と言ったら、
彼女は、「It keeps us busy」と言ってました。
治療が無料のせいかわかりませんが、ニュージーランド人はスポーツや大工仕事
などで怪我をする人が多い気がします。
今一番困るのはお箸がうまく持てない事です。
薬指がしっかり下のお箸を支えられないので、物が掴めないのです。


これから最近のコロナ状況をお知らせします。
3月15日の新規陽性患者数は、全国で19524人、24人が死亡してます。
2、3日前、2020年当初からの死亡者の総数は100人を越しました。
ここのところニュージーランド全国で、毎日平均2万人がコロナにかかってます。

2月末から、コロナの検査は、RAT テストに切り替わり、自宅で自分でするので、
政府のサイトに結果をレポートしない人や、コロナと思っても検査をしない人も
いるので、実際はもっとかかっているだろうと言われてます。
オークランドでは、十人に一人が毎日コロナになっていると言われてます。
Wellington, Gisborne, 南島のCanterburyで増加していて、オークランドは
ピークを超えたのではないかと言われてます。

今年2月からは学校は普通に開いてるし、お店等も営業してるので、どこで
いつ移ってもおかしくない状況です。オミクロンでは、ロックダウンはしないと
昨年12月に政府は方針を変えました。
去年は、一名デルタ患者が出ただけで、オークランドは35日間のロックダウン
に入りました。あの頃は、1日の陽性が2万人を超えるとは想像もできません
でした。
デルタの時は、オークランドから出て行けず、ぜいぜい毎日20人くらいしか
ケースはなかったのです。今は、国内の移動の規制はないので地方に広がって
ます。

本人、あるいは家族がコロナにかかり隔離中の影響で、職場、お店などで
人手不足になってます。
スーパーマーケットの棚はガラガラで、物価もすごく上がってます。
レストランは開いてますが、屋外の席が人気で、室外は感染を恐れてほとんど
誰も座ってません。
多くの先生が隔離され授業を行えないため、またロックダウン中のように
オンラインに切り替えた学校もあります。

うちは14歳の孫がコロナになりました。
7日間、家族全員で隔離してました。ただし娘は医療従事者なので、毎朝
RAT テストして仕事に行ってました。
幸いに娘のところは、孫だけがかかり、他の家族には移りませんでした。
彼は自分の部屋に閉じこもって、上げ膳据え膳だったので、感染を防げたの
でしょう。
たいていは、子供が学校で移って、家族で隔離するパターンです。
小さい子がかかった場合は、どちらか片親が犠牲になり面倒を見て、親子で
かかってしまいます。

最近は、歯医者などは、患者にも事前にRAT テストをして陰性でないと受け付けない
ところも出てきて、家にキット常備しておかなければなりません。

今日、政府は4月13日からオーストラリアからの一般の訪問者を受け入れ、
その他の国は5月3日から入国できるようにすると発表しました。
どちらもワクチンパスポート必須で、入国後の隔離の必要はありません。
2020年4月に一般の海外からの訪問者の入国を禁じ、長かった鎖国状態が
ようやく終わりを告げます。
世界中、オミクロンはインフルエンザの一種という認識に変わってきているので、
ニュージーランドもそれにならう方向のようです。
私も今年後半にはどっか旅行に行けるかな、と楽しみにしてます。

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その197 手の怪我 22−02−22

2022-03-16 09:45:53 | 第191−200回
197号
22-02-22

                 手の怪我

今回の配信は、短いです。

息子宅で、シャワードアの修理をしていたら、ガラスのドアが突然壊れて
右手薬指の腱が切れてしまいました。
1月27日に手術を受け、昨日抜糸してもらいました。
手術は成功したものの、薬指がちゃんと動くようになるまでPhysioに通います。
キーボード、マウスが上手く使えないので、しばらくは長い文章は打てません。
重い物が持てない、車の運転も多分あと4週間くらいできないので、仕事を
全てキャンセルして家で大人しくしてます。
冬季オリンピックをテレビで楽しんでます。
左利きで良かったです。


それ以外は至って健康、元気なのでご心配なく。
次の機会に、この顛末についてご報告しますね。

ニュージーランドは、オミクロンは一日平均200名くらいは出てますが、
今のところコントロールできているようです。

では、3月の配信でお会いしましょう。
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その196 オレンジ信号のお正月 07−01−22

2022-01-12 11:27:06 | 第191−200回
196号 07−01−22

             オレンジ信号のお正月


皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も昨年に引き続き、メールマガジン、出たっきり邦人、北米オセアニア
をよろしくお願い致します。


Covid 19(コロナ)も足掛け3年となりました。
新年に当たって、現在のニュージーランドの状況をお知らせします。
2020年最初からの患者総数14467人、死亡者51人です。
オミクロンは、12月26日に英国からの訪問者が市中感染第1号となり、
現在は合計3名です。広まるのは時間の問題と言われてますが、今の
ところそれ以外は確認されてません。

ワクチンは、ニュージーランドでは92、3%が2回接種済みです。
諸外国でのオミクロンを広がりを受けて、現在では2回目のワクチン
接種から四ヶ月で3回目を打つことができます。

昨年の12月30日から、ノースランド以外のニュージーランドは信号
システムのオレンジになりました。
ノースランドは90%に達していないため赤信号のままです。

オレンジでは、ワクチンパスがあれば集会、レストランの人数の制限はありま
せん。
ただしソーシャルデスタンスは1mは保たなければならないので、そういう
意味での制限はあります。
ワクチンを打っていない人を含む集会は、25人から50人に引き上げられ
ました。
ジム、プール、レストラン、どこへ言ってもワクチンパスの提示を求められる
ので、ワクチン打ってない人は行動が制限され、生きにくい世の中になってます。

オレンジになって気分が緩んでいるのか、今朝の散歩中にマスクをしている人
はほとんど見かけませんでした。

12月にこれまでのアラートレベルから自由度の高い信号システムに移行する時に、
コロナの罹患者が増えるのではないかと懸念されました。
しかし、ほとんどの国民がワクチン接種済みのせいか、だんだん減ってきて、
昨日の新規陽性者は17名でした。
ただ、まだ安心し切れない、旅行中に再びロックダウンになったら、家に帰れ
なくなると思っている人も多く、みんなまだまだ慎重です。


ニュージーランドと外国との国境はまだ開いていません。
現在入国できるのは、ニュージーランド市民、永住者、イベント等で特別に許可
を得た人のみです。
入国後、政府指定のMIQ( managed Isolation Quarantine Room)で7日間、
自宅でさらに3日間隔離しなければなりません。
先日、3、4月分のMIQ1250人分発表となりました。クジ式で希望者の1割
くらいしかもらえなかったという事です。

実は、1月17日からニュージーランドとオーストラリア間は、MIQなしで行き来
できる、空港に着いたらすぐ家に帰れるはずでした。
ところが、オーストラリアのオミクロンの急激な増加を懸念して、ニュージーランド
政府は少なくとも2月末まではこの行き来自由は再開しないと発表しました。
4月からは、その他の外国人も自由にニュージーランドに入ってこれるはずでしたが、
これも延期されると思います。
もう長い間、ニュージーランドに帰りたいのに帰って来れないニュージーランド人
が海外に数万人いると言われています。

私は、12月赤信号になってから友人とのキャッチアップを楽しんでます。
クリスマスは、息子達の新居で、お正月は我が家で家族、友人を含め14人でお祝い
しました。
元旦、2日、3日毎日宴会でした。
4日は初釜でした。立礼式でしたが四ヶ月振りにお茶を立てました。
人を会うのも一通り終わったので、この週末はゆっくり過ごそうと思ってます。

今年こそはコロナが終息し、世界を自由に旅行できる日が来るのを祈ってます。
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その195 ロックダウンから信号システムへ 03−12−21

2022-01-07 06:38:42 | 第191−200回
195号 03−12−21

            ロックダウンから信号システムへ


オークランドは、本日12月3日に103日間の長いロックダウンを終了し、
信号システムの赤に以降します。

https://covid19.govt.nz/traffic-lights/covid-19-protection-framework/


ニュージーランド政府は、ニュージーランド全土のコロナワクチン2回の接種率
が86%を超え、これからは感染のリスクが回避できるだろうということで、
信号システムを12月3日から開始します。
オークランドとノースランド、北島の中心部の観光地タウポ、ロトルア、ロアぺフ等
の周辺地域は”赤”で、その他の南島を含む地域は、”オレンジ”に移行します。
一番安全度と自由な”緑”への移行の地域は、今回はありません。
2020年4月の最初のロックダウン以来使われてアラートレベルは、信号システム
に変わります。
信号の色は12月13日に見直され、クリスマス休暇中は変わらず、来年の1月17日
に又検討されます。
それからは2週間おきに信号の色が見直されます。


”赤”信号で変わったこと

やっと自分の家族だけのバブルから出て、室内でも友人と会うことができるよう
になります。
これまでは25名までなら、バブル以外の人とも室外で集まっていいことになっ
ていました。
それで、ピクニックや野外のデッキで友人と食事したりしてました。
お天気の時はいいのですが、雨が降ったり、夜寒くなったら、外は辛いです。

私は、ジムのグループフィットネスで、朝野外のクラスをやってます。
スピンバイクとウェイトトレーニングで、ズームのクラスよりずっと楽しいです。
クラスの前後ちょっとの時間でも、友人と話せるのは嬉しいです。
12月3日から室内のこれらのクラスは室内に移動できるのですが、外の方が安全だ
という皆の意見で、クリスマスまではこれまで通り屋外を続行することになりました。
まだまだみんな用心深いです。


今回の大きな変化はワクチンパスポートの導入です。
レストラン、ジム、図書館などの公共期間に入る時は、ワクチンパスポートの提示が
求められます。
今朝ジムに行って、初めてワクチンパスポートを受付でスキャンしました。
自分のワクチンパスポートをスキャナーの下でかざすと、ピッといって認証されます。
スーパーマーケットのレジみたいです。
実は、私は今朝、携帯電話のどこにワクチンパスをダウンロードしたか忘れていて、
印刷したものをスキャンしました。
お財布の中に入れておいて良かったです。
すでに3億人がワクチンパスポートをダウンロードしたそうです。

ワクチンを打ってない友人はレストランに入れないので、一緒に行くこともできず
心が痛みます。
これからのシーズン、クリスマスまでホームパーティーなども多く、身内でも
ワクチン打ってない人は呼びたくないという雰囲気で、嫌な感じです。
実際にはワクチンパスポート有りで100人まで、なしで25名まで集まることが
できるのですが。


そして、12月15日から1月17日まで、条件付きでオークランドの出入り
ができるようになります。
やっとオークランドから出て行けます。
ただし、信号システムで規制が緩くなると、クリスマス休暇中の人で移動で
又感染者が増える事を警戒して、オークランド出入りの際にはボーダーで
ワクチンパスポートの提示か、72時間以内の陰性証明が必要です。
1月18日からはこれらが必要でなくなり、オークランドに自由に出入りで
きるようになる、と言われています。
私はこのサマーホリデー中に、コロマンデルの友人のバッチ(別荘)に
行きたかったのですが、オーナーの友人夫婦がアンチワクチン派なので
オークランドから出て行けず、私も行けなくなりました。
娘一家は、南島に飛行機で行き、キャンパーバンで10日間旅行するそうです。
私は、Air NZのクレジットが溜まっているのですが、今はまだ出かける気に
はなりません。
2月と8月クライストチャーチに行くつもりが直前にロックダウンになり、
2回もフライトがキャンセルになり、クレジットが戻って来てます。
2回もキャンセルされると、ちょっと次の旅行を計画する気が失せてしまいます。
8月17日からのデルタ株のよるロックダウンは、夕方6時に政府発表があり12時
から執行、わずか5時間の猶予しかありませんでした。
この国は、やることが素早いです。

政府は、ほとんどの国民がワクチンを打っているので、これからはロックダウン
はしないとは言ってますが、これまで2年間で疑い深くなっているので、
そう簡単にはコロナ前のように行動できません。

この休み中は、多分、友人とレストランに行ったり、日帰りでビーチとかに出かける
つもりです。
すでにこの日曜日は友人達とレストランでランチ、来週土曜日はうちに友人を呼んで
夕食を予定してます。
夏の間は庭の野菜の成長と、わんぱく盛りの子猫達と過ごす時間を楽しみたいと
思います。

皆様も良いホリデーシーズンをお迎え下さい。
来年こそいい年になりますように。
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その194 SPCAからの子猫達 29−10−21

2021-12-01 08:28:22 | 第191−200回
              SPCAからの子猫達
29−10−21

ちょうど1週間前、我が家はSPCAから5か月の子猫の兄弟を迎えました。
男の子と女の子です。
SPCAは、Society for the prevention of Cruelty of Animalsの略で、保健所
のような所です。


実はこのロックダウンの8月末に、9年飼っていた猫が急性腎臓疾患で死んで
しまいました。
その子は、9年前のクリスマスに主人と一緒にSPCAに行き、もう一匹と
二匹でうちの養子になった女の子でした。もう一匹の男の子は半年くらいで車に
轢かれて死んでしまいました。
2012年クリスマスに二匹は我が家に来て、主人はその1年後に亡くなったので、
最近までその子だけが私の家族でした。


その子が亡くなってからしばらくは猫は飼わない、と思っていました。
近所に住んでいた息子一家が、2週間前に街の中心部に引っ越して行きました。
それまではほぼ毎日顔を合わせていたのが、こちらにくる回数も減り、急に
寂しくなりました。
このロックダウンはいつ終わりが来るか先が見えないし、しばらく家から離れられない
としたら、一人はちょっと辛いなと感じ始めました。


それから時々SPCAのサイトを見て、子猫がいないか探し始めました。

先週日曜日午前中、いつものようにSPCAのサイトを見ると、五ヶ月の子猫が
いるではありませんか。
今はロックダウン中で、実際に動物達を見に行けず、online adoptionのみ
です。
多分応募者はたくさんいるだろうし、当たればラッキーぐらいの軽い気持ちで
申込書しました。
そしたら日曜日にもかかわらず、午後SPCAから電話がかかってきて、「おめでとう
ございます。あなたは二人の里親に選ばれました。支払いが済んだら引き取りに
来て下さい。」、と言われてびっくりしました。
前もSPCAから子猫を二匹一緒に引き取っていること、持ち家、一人暮らしなどの
条件が合い、SPCAはすぐ決めたのだと思います。

子猫の費用は一匹$200で、去勢費用、一回目の予防注射代、ドネーションが含まれ
ます。二匹なら$400ドルと思ってました。
ところが支払画面に行ってみると、二匹で$250でした。
この子たちは二匹がセットで一匹ずつの養子はできない事と、パンデミックスペシャル
でお安くなっていたのかもしれません。


翌朝SPCAから電話がかかり、準備が整ったので今日引き取りに来て下さい、と
言われました。
多分2-3日はかかるだろうとのんびり構えていたので、慌てて子猫用の餌、猫
のトイレの砂をスーパーマーケットに買いに行きました。
とりあえず簡単な準備だけして、午後子猫達を引き取りに行きました。

指定された時間に行くと、SPCAのゲートは閉まってました。
インターホンで話すと車を中に入れてくれ、引き渡し場所まで車で行きました。
そこでしばらく待っていると、防護服、マスクの人が、子猫の入ったケージと
毛布、ベッドを3メートルくらい離れた所に置きました。
私は、猫達と荷物を積んでゲートを出て家に帰りました。
まさに、Online shopping, click & collectでした。


子猫達は、雌はジンジャーでLuna, 雄は黒で Oleoと名付けました。
鼻の両側に白い筋が入っていて Oreoビスケットのような顔をしてます。
Lunaは人懐こっくってフレンドリー、Oleoは怖がりで人見知りです。
多分Oleoはこの性格では売れ残ってしまうので、Lunaと離さないように
してあったのだと思います。

二匹は私が予想していたより大きくてわんぱくです。
孫達様のベッドルームを猫用に模様替えしました。窓から鳥を眺めたり、
二段ベットをジャングルジムのように遊びまわってます。
二匹で遊ぶとパワフルです。
早速ソファーを引っ掻くことを覚えたので、しばらくは新しいソファー
は買えません。
子猫達は、慣れるまで6-8週間は家の外に出してはいけない事になってます。
最初は猫部屋だけ、次はリビングに出ることを許し、家の中でも動ける範囲
を徐々に広げてやってます。


孫達も、猫のおもちゃや段ボールでタワーを作ってくれて、子猫とよく遊んで
ます。
しばらくは猫の子育てが楽しみです。
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その193 ロックダウン、ホームスクーリング 24−09ー21

2021-09-26 04:29:29 | 第191−200回

                 193号
24−09−21
           ロックダウン、ホームスクーリング


まずは、9月21日現在のニュージーランドのコロナ状況の報告です。
オークランドは、今日からレベル3になりました。
オークランド以外の地域は、9月8日からレベル2、つまり職場、学校に
行ける、になっています。
このロックダウン中にワクチン接種が推奨され、90%の接種を国は目指して
ます。現在は、約75%が少なくとも1回目に接種を終えてます。

オークランドは、8月18日からレベル4、35日間、長ーいロックダウンでした。
この間、合計1085名がデルタ株に感染し、790名回復し、現在の感染者
数は295名です。死者は1名で90歳台の老人です。
昨日の新規感染者は、14名でした。

2019年当初からのニュージーランドのコロナ患者数の合計は4095名で、死者
は27名です。
この数字から考えると、わずか5週間の間に1085名感染したこのデルタ株
はかなり感染力が強いです。

ニュージーランドでは、コロナ撲滅の政策をとっているので、かなり厳しく管理
されています。
家族から一人でも感染者が出ると、同居人は全員、隔離施設に収容か、自宅で
2週間以上の待機になります。
とにかく市中から感染者を除く事を徹底しています。


今朝からオークランドはレベル3になり、レストラン、バーはまだ開かないけれど
テイクアウェイのお店は営業を再開しました。
昨夜から、ファーストフードのお店には車の行列ができたとか。
レベル4ではスーパーマーケットくらいしか開いてなくて、当然3食自宅で
食べますので、外食好きのオークランダーはかなり辛かったと思います。
一部の業種は今日から営業を始めましたが、学校は、基本的にはレベル3では
開講されません。

ヨーロッパの国々、イギリスなどでは、コロナ感染者はいるけれども、コロナ
規制を解除したところもあります。
ニュージーランドのこのコロナ対策は、厳しすぎると感じている人達もいます。
しかしどの国のやり方が正しかったのは、多分数年ぐらいたたないとわからないと
思います。


さて、この5週間、私は息子の子供達、5歳と6歳の面倒を見てました。
2週間後にはスクールホリデーが始まりますが、あと2週間はレベル3なので
ホームスクーリングは続きます。

月曜から金曜まで、孫達はランチとおやつを持って我が家に通ってます。
5歳の孫は、毎日朝10時から40分ズームの授業があります。
私は隣に座って、孫の手助けします。
この年齢では、先生は大人が生徒のズームの授業を監督していることを前提にして
いるので、親に対して言ってるだろう、という事もあります。

5歳は、ニュージーランドでは小学校入学する年齢で、まだまだ幼いです。
先生は、子供の生まれ月で2つのグループに分けて授業してます。
一つのグループは6人くらいです。
ズームの授業中に、必ず全員が本を読んだり、先生の質問に答えるチャンスが
あります。
先生達は、去年からのズームでの授業で経験豊かになり、いかに子供達を
学習にengageさせるか工夫してます。
例えば金曜はスーパーヒーローデイで、子供達は、スーパーマンやフローズン
のコスチュームを着てズームの授業に参加します。
先週金曜日は、Kahoot!のアプリを使って算数のクイズ大会でした。
アプリは当然、大人の携帯に入れなければならず、監督の大人の協力がなければ
成り立ちません。

ニュージーランドの小学生は、seesawというプログラムを使っています。
毎日、その生徒に合わせて課題が出されます。
まめな先生は、生徒が宿題をアップロードするとすぐにコメントを返してくれます。
頑張ったご褒美に、キャラクターのポイントが貰えます。
seesawからリンクして、本のサイトSunshineでレベルに応じた本を読んだり、
Study ladderで算数の問題集をすることができます。
毎日少しでも学習できるのはいいことですが、当然学校ほどは勉強しないし、
理科の実験、スポーツとか実技科目はできません。

一日中家の籠っているのは子供も監督の私も疲れてくるので、午後はお天気の
いい日は外に遊びに出かけます。
幸いに私の住む街は、海岸、山、ファームがありお散歩にはもってこいです。
ファームでは、羊の赤ちゃんがたくさん生まれていてとても可愛いです。


実は私は、孫の世話に大分疲れてきてます。
一ヶ月だけとか期限つきならいいのですが、このコロナの規制はいつまで続くか
わかりません。
ロックダウンになると私は仕事ができないので、在他勤務している息子夫婦に協力
してる訳ですが、結構大変です。
まずは自分のことが何もできないです。
仕事関係の事務処理、趣味や家のメインテナンス、庭仕事などなど。
お買い物は一世帯で一人しか行っては行けないとなってるので、当然子供を連れて
行く事ができません。
昨日は、ミルク、パンとか食料がなくなったので、息子にちょっと早いめに子供達
を迎えにきてもらい、2週間分の買い物をしてきました。

この事を友人に愚痴ると、私は海外に住む孫ともう3年近く会っていない、家族が
全員オークランドにいるあなたは幸せ者だと、言われます。
隣の芝生は青い、私は嬉しい悲鳴をあげてます。


この調子でコロナ患者数が減少して、2週間後の10月6日にはレベル2に戻って
欲しいです。
レベル2になって孫達が学校に通い、私も仕事復帰できるのを祈ってます。
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その192 ついにデルタ株がやってきた 20−08−21

2021-08-26 09:01:06 | 第191−200回
192号 
20−08−21
           
             ついにデルタ株がやってきた


ついにデルタ株の民間クラスターが発生して、8月18日よりニュージーランド
全国レベル4のロックダウンとなりました。
オークランドとコロマンデルは7日間、その他のニュージーランドは3日間の
ロックダウン中です。
オークランドがレベル4だったのは、去年3月26日から4月27日までの33日
間のみでした。
レベル4からレベル3へ移行、何度かちょっとしたレベルの変化はあったものの、
概ね安全で8月17日まで159日間、ニュージーランド国内でのコロナ感染は
ありませんでした。

ニュージーランドのコロナのアラートレベルに関しては、去年177回、178
回のメルマガに書いていますので、興味のある方はご覧下さい。


お隣オーストラリアのデルタ株のコロナの増加を見ていて、ニュージーランド
でも同じことが起こるのは時間の問題だと思っていました。
なぜならオーストラリアからの入国者を受け入れているからです。
現に入国者が5月くらいから2週間のホテル隔離中、デルタ株を発症していると
から聞いていました。

発端は、今週火曜日にオークランドDevonportの男性からデルタ株が見つかっ
たことです。
まだ点と点は繋がっていないのですが、8月7日にオーストラリア、シドニー
からの入国者からデルタ株のコロナ感染が確認され、今回の男性とGenome type
(ゲノム)が一致したということです。
Devonportの男性の同僚が発症し、その男性のフラットメート(同じ下宿人)
また下宿人の友達からも感染が見つかりました。
そこから市内の3つの高校、3つの病院に患者からも見つかりました。
火曜日は1名だったのが、今朝には22名まで増えています。
今回は20代の若者の感染、また彼らの行動範囲がオークランド市内広域に
広がっていて、その場所に同じ時間いた人に注意が促されています。


今日は、ニュージーランド全土のロックダウンの最終日です。
来週火曜日は、オークランド、コロマンデルは7日目で、今後のことが発表される
予定です。
この不気味なくらい急激な広がりを見ていると、大半の人がロックダウンは
延長されるだろうと思ってます。


私は、又例によって水曜日から孫の面倒を見ています。
息子夫婦が在宅で働いているので、孫たちが毎日お弁当持ってうちにきます。
去年のロックダウンはかなりこたえたので、今回は1日も早く終わってくれることを
祈ってます。
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その191 コロナワクチン接種 16−07−21

2021-08-14 04:15:24 | 第191−200回
191号 16−07−21

               コロナワクチン接種


私は、やっと先週の金曜日にコロナのワクチンの第一回目の接種をしました。
本当は5月から受けられたのですが、ずっと予定が入っていて、副作用で
具合が悪くなったりしたら大変なので延ばしてました。
私は、二日くらい注射を打った右腕が痛くて、ずっと軽い頭痛がしてました。
人によってどうもないという人や、3日間発熱して寝込んだという人もいて

副作用は個人差があるようです。
2回目は7月30日で、この週末は大事をとって予定を入れないようにします。

ニュージーランドのコロナワクチンスケジュールは4つのグループに別れて
います。
ワクチンの種類は、現在のところファイザーのみです。

Group 1  2月22日からスタート
空港等国境の勤務者、MIQ(隔離施設)の勤務者とその家族

Group 2
病院関係などリスクの高い職業の人と家族

Group 3 5月1日から
65歳以上
私は、このグループです。

Group 4 7月28日から
65歳以下、16歳以上 その他ニュージーランドの居住者全員

今年中には、ニュージーランド全土で接種が完了する予定です。
現在のところ国民の25%が2回の接種を終えています。
Group 4の人口が一番多いので、大半の人の接種はこれからです。
接種率は地方により格差があり、接種の遅れているManukau市で
7月30日、31日、8月1日で15000人の集団接種が予定されてます。


ニュージーランドは国内での感染が過去四ヶ月間なく、ほぼ安全なのですが、
対岸の火事、オーストラリアのデルタ種のクラスターを見てワクチンを受ける
人が今月は急激に増えてます。
ニュージーランドとオーストラリアは、4月19日にCross Tasman bubble
として、両国2週間の出入国時のホテルでの隔離なしに行き来できるように
なりました。
しかしながら、メルボルンのクラスター、現在はシドニーのクラスター増加
のためのロックダウンなどなかなかうまくいってません。

シドニーからの夫婦がニュージーランドの首都ウェリングトンの観光に来て
帰国してからデルタ種を発症したことを受けて、6月23日から1週間、
ウェリングトンはアラートレベル2に上がりました。
レベル2は100人以上に集会禁止で、コンサートやラクビーの試合ができま
せん。
その夫婦が訪れたTe Papa博物館はすぐに閉まり、レストラン、ホテルは営業
停止、従業員は全員PCR検査を受けました。
結果としてウェリングトンで感染者はひとりも出なかったのですが、ニュージー
ランド政府は、潔癖というか一人のケースも許さない体制を取ってます。


ニュージーランドは、先週末からターム2の終わりの2週間のお休み中です。
息子家族は先週土曜日からMt Huttにスノボーに出かけました。
私の生徒も2人、クイーンズタウンにホリデーに行ってます。
通常ならこの時期、海外でホリデーを過ごす人が多いのですが、今年はまだ
それも叶わず、南島が人気です。
オーストラリアに2、3時間のフライトで行けるのですが、行ったものの
シドニーのロックダウンで戻って来れないニュージーランド人が困ってます。
グリーンフライトとしてニュージーランド政府が特別の救済便をシドニーから
飛ばすそうです。
その便は、ニュージーランドとオーストラリアのバスポート保持者しか乗せて
もらえないので、永住者はうかうか外国に出れません。

コロナ発生から1年半、世界ではまだまだ厳しい状況が続いていま
す。
来年の今頃には収まっていることを祈ってます。
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