オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その47 地球にやさしい生活 11-07-08

2008-07-14 12:02:22 | 第41回ー50回
               その47 地球にやさしい生活 11-07-08
最近、よく友達と話題にのぼること。
私たちの将来、地球はどうなっていくのだろう、ということです。
オゾン層の破壊、地球の温暖化による異常気象、大型台風、地震などです。
私たちの地球の何かが狂い始めている、過去のつけが回っていると思います。
ニュージーランドの紫外線の強さから子供のアトピーの問題まで、50年前には考えもしなかった問題をつきつけられています。
先日、日本からのお客さんを案内していて、”冬でもサングラスかけて運転するんですか?“
と言われました。
ニュージーランドでは、オゾン層が薄く紫外線が強いため、年中サングラス、日焼け止めはかかせません。夏場は、30分ビーチにころがってるだけで日焼けしてしまいます。
オゾン層の破壊は15年前までのフロンの使用の結果であると言われているし、これがさらにすすめば地球に生き物が生存できなくなるともいわれてます。
南極を中心にしたオゾンホールに近いニュージーランド、オーストラリアが一番に被害をこうむっています。
地球の温暖化も大きな問題だと思います。
最近のビルマのサイクロン、中国四川の地震など災害は、これまでのパターンでは考えられないところから来て、歴史を更新するような被害をもたらしています。
私たち一家は、バブルの最盛期まで日本にいました。
新しいビルがを次々と建ち、生産消費することが美徳とされる社会でした。
15年前のニュージーランドのものの少ない質素な暮らし、ガレージセールで買ったものを大切に使い、無駄な買い物をしない堅実な生活は、私たちに新鮮に写りました。
ここ数年は、NZドル高に伴う景気のよさも伴って、電化製品も安いものが出回るようになり、
ニュージーランド社会も消費社会に転じているのかなという気がしてました。
今年に入ってからのガソリンの高騰、物価高で、人々は生活態度を改め始めました。
まず、町から車が減っています。
ガソリンが高いし、油断すると週$100単位のお金がガソリン代に消えてしまうので、無駄に車を走らせなくなったようです。
地球にもお財布にもやさしい自転車や徒歩の通勤が応援されるようになってきました。
車が減れば、その分大気汚染も防げます。
まだ地球のどこかでは、排ガス規制もなくマスクしてバイクに乗るようなところもあります。
そういうところとも私たちの空気はつながっているし、一部の人たちのわずかな努力ではあまり変わらないかもしれません。
しかしながら、これまでのスピードで消費していく訳にはいきません。

最近は、お買い物の仕方も変わってきました。
これまではバーゲンだったらいつ使うかわからない缶詰を買ったり、予備のスナックなど考えもなく買ったりしてました。
今は、1週間いる分だけ買い、使いきり無駄のないように心がけています。
それでも仕事が忙しくて外食したりすると、余ったり食べきれずに捨ててしまったりすることがあります。

コメント
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