オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その212 7年振りのサンフランシスコ 25−08−23

2023-10-10 11:41:41 | 第211−220回
 7年振りのサンフランシスコ

 25−08−23                
                212号

7月に5年振りにサンフランシスコに行ってきました。
2019年の3月に日本に行ったのが最後で、翌年2020年3月から
コロナパンデミックに突入したので、海外に出るのは4年振りでした。

7月14日から16日に開催されたサンフランシスコベイエアリア、草月支部
の50周年のコンベンションに参加してきました。
コンベンションの前後に、ヨセミテナショナルパークとナパにデイツアーに
行ったり、親戚に会ったりしました。

生花のイベントや観光はもちろん楽しかったけど、今回は久しぶりのアメリカの
カルチャーショックについて書きたいと思います。
あとで考えてみると、この4年間にニュージーランドの生活に大きな変化があり、
そのギャップかなと思います。


キャッシュ

アメリカは、まだまだキャッシュがいっぱい使われてます。
ニュージーランドは、コロナの時にスーパーマーケットでは誰が触れたかわからない
キャッシュをスーパーマーケットでも受け取ってくれない時期があって、一気に
キャッシュレスが進みました。
私は、今回US$300ほどキャッシュを用意していったのですが、そのほとんどがチップ
に消えました。
ニュージーランドはチップの習慣がないので、アメリカのチップ文化には戸惑います。
一番憤慨したのは、ナパ、ワイナリーツアーのバスガイドの態度です。
「もうちょっとでSonomaでランチの自由行動です。
このツアーの最後に、チップを払う人がいると思うけど、外国のお客さんでキャッシュを
持ってなくて、恥ずかしい思いをさせるのは悪いので、教えておくね。
あの角にATMマシンがあるから、キャッシュアウトできます。
ひょっとしてワインをくれるつもりだったら、僕は赤が好きだよ。
でもキャッシュの方が嬉しいです。
パンフレットにはチップは$20くらいと書いてあるけど、もちろん多くても大歓迎です。」
この調子で、ツアーの間チップの話を何回もしてました。
コロナの間、ガイドの仕事がなくてやっと再開したので、儲けたいのはわかるけど
本当にウンザリしました。

今年一月にニュージーランド、ノースランドに旅行に行った時、数泊するので、
ベッドメイキングの方にメッセージと共に$5置いて行ったことがあります。
帰ってきたら、$5はそのままでした。誰も取ってませんでした。
支払われているサラリーでちゃんとしたサービスをするのが当たり前なので、チップ
を渡そうとすると、かえって気を悪くされそうです。

余談ですが、帰ってきたらいつも停める駐車場がGoogle, Apple Payの支払に変わって
ました。
アプリやクレジットカードで払うのが一般的ですが、さらに進化してました。
ニュージーランドでは、こういう変化は、コロナ後一気に進んでます。


お買い物袋など

ニュージランドは、エコの意識が強くて、だいぶ前からスーパーではビニールの
ショッピンクバックはくれなくなったし、今年7月からは野菜とか入れるビニール袋
は廃止され、紙袋になりました。
アメリカのスーパーは、まだまだお買い物パックを無料でくれます。
それも再利用できると称して、しっかりしたのがもらえます。
レストランとかで、こっちでservietteという紙ナプキンが山積みされていて、
みんなバカバカ使ってました。なんか必要以上に紙を消費するな、と思いました。
ニュージーランドでは、一人1枚、それ以上いる時はレジに貰いに行きます。


ホームレス

噂通り、サンフランシスコの街の中心部にはホームレスがいっぱいいました。
歩道にテントを張って、村のようになっているところもありました。
今回のツアーの集合は、Union Square のHilton Hotelでした。
朝6時にウーバーで到着したら、おばあさんが歩道の真ん中で行き倒れてました。
結構寒いのに、そばを人が歩いても動きもしません。
5年前に来た時は、Fisherman warf とか歩いていったけど、今回はとても一人
で歩き回る気になれませんでした。
息子一家も3月にお嫁さんの両親に会いに、やはりサンフランシスコに行きました。
帰ってきた孫が、
「ばあちゃん、ゾンビが道にいっぱいいたよ。」と教えてくれました。
サンフランシスコのホームレスは、薬物中毒者が多いのか、なんか異様です。
孫たちには、ホームレスがホラー映画のゾンビのように見えたようです。
サンフランシスコでもホームレスがいるのは一部の限られた地域で、
私が滞在した空港近くのホテル周辺には見かけなかったし、郊外は全く平和でした。

オークランドにもホームレスはたまにいるけど、
「Hello Madame, Do you have any change ?」
とか話しかけてきたり、
小銭入れ用に缶を置いてギターを弾いていたりと、だいたい正気です。
コロナの間に感染防止の為、CBDにいたホームレスはアパートに収用され、今も
その住宅プロジェクトが’継続してます。
ホームレスだった人も、住所が’決まれば政府から生活保護費が’貰えます。
だから、路上生活してる人はわずかです。


10月には4年振りに日本に行きます。
今からお買い物リストを作って楽しみにしてます。


                 212号

7月に5年振りにサンフランシスコに行ってきました。
2019年の3月に日本に行ったのが最後で、翌年2020年3月から
コロナパンデミックに突入したので、海外に出るのは4年振りでした。

7月14日から16日に開催されたサンフランシスコベイエアリア、草月支部
の50周年のコンベンションに参加してきました。
コンベンションの前後に、ヨセミテナショナルパークとナパにデイツアーに
行ったり、親戚に会ったりしました。

生花のイベントや観光はもちろん楽しかったけど、今回は久しぶりのアメリカの
カルチャーショックについて書きたいと思います。
あとで考えてみると、この4年間にニュージーランドの生活に大きな変化があり、
そのギャップかなと思います。


キャッシュ

アメリカは、まだまだキャッシュがいっぱい使われてます。
ニュージーランドは、コロナの時にスーパーマーケットでは誰が触れたかわからない
キャッシュをスーパーマーケットでも受け取ってくれない時期があって、一気に
キャッシュレスが進みました。
私は、今回US$300ほどキャッシュを用意していったのですが、そのほとんどがチップ
に消えました。
ニュージーランドはチップの習慣がないので、アメリカのチップ文化には戸惑います。
一番憤慨したのは、ナパ、ワイナリーツアーのバスガイドの態度です。
「もうちょっとでSonomaでランチの自由行動です。
このツアーの最後に、チップを払う人がいると思うけど、外国のお客さんでキャッシュを
持ってなくて、恥ずかしい思いをさせるのは悪いので、教えておくね。
あの角にATMマシンがあるから、キャッシュアウトできます。
ひょっとしてワインをくれるつもりだったら、僕は赤が好きだよ。
でもキャッシュの方が嬉しいです。
パンフレットにはチップは$20くらいと書いてあるけど、もちろん多くても大歓迎です。」
この調子で、ツアーの間チップの話を何回もしてました。
コロナの間、ガイドの仕事がなくてやっと再開したので、儲けたいのはわかるけど
本当にウンザリしました。

今年一月にニュージーランド、ノースランドに旅行に行った時、数泊するので、
ベッドメイキングの方にメッセージと共に$5置いて行ったことがあります。
帰ってきたら、$5はそのままでした。誰も取ってませんでした。
支払われているサラリーでちゃんとしたサービスをするのが当たり前なので、チップ
を渡そうとすると、かえって気を悪くされそうです。

余談ですが、帰ってきたらいつも停める駐車場がGoogle, Apple Payの支払に変わって
ました。
アプリやクレジットカードで払うのが一般的ですが、さらに進化してました。
ニュージーランドでは、こういう変化は、コロナ後一気に進んでます。


お買い物袋など

ニュージランドは、エコの意識が強くて、だいぶ前からスーパーではビニールの
ショッピンクバックはくれなくなったし、今年7月からは野菜とか入れるビニール袋
は廃止され、紙袋になりました。
アメリカのスーパーは、まだまだお買い物パックを無料でくれます。
それも再利用できると称して、しっかりしたのがもらえます。
レストランとかで、こっちでservietteという紙ナプキンが山積みされていて、
みんなバカバカ使ってました。なんか必要以上に紙を消費するな、と思いました。
ニュージーランドでは、一人1枚、それ以上いる時はレジに貰いに行きます。


ホームレス

噂通り、サンフランシスコの街の中心部にはホームレスがいっぱいいました。
歩道にテントを張って、村のようになっているところもありました。
今回のツアーの集合は、Union Square のHilton Hotelでした。
朝6時にウーバーで到着したら、おばあさんが歩道の真ん中で行き倒れてました。
結構寒いのに、そばを人が歩いても動きもしません。
5年前に来た時は、Fisherman warf とか歩いていったけど、今回はとても一人
で歩き回る気になれませんでした。
息子一家も3月にお嫁さんの両親に会いに、やはりサンフランシスコに行きました。
帰ってきた孫が、
「ばあちゃん、ゾンビが道にいっぱいいたよ。」と教えてくれました。
サンフランシスコのホームレスは、薬物中毒者が多いのか、なんか異様です。
孫たちには、ホームレスがホラー映画のゾンビのように見えたようです。
サンフランシスコでもホームレスがいるのは一部の限られた地域で、
私が滞在した空港近くのホテル周辺には見かけなかったし、郊外は全く平和でした。

オークランドにもホームレスはたまにいるけど、
「Hello Madame, Do you have any change ?」
とか話しかけてきたり、
小銭入れ用に缶を置いてギターを弾いていたりと、だいたい正気です。
コロナの間に感染防止の為、CBDにいたホームレスはアパートに収用され、今も
その住宅プロジェクトが’継続してます。
ホームレスだった人も、住所が’決まれば政府から生活保護費が’貰えます。
だから、路上生活してる人はわずかです。


10月には4年振りに日本に行きます。
今からお買い物リストを作って楽しみにしてます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« その211 Plastic Free ... | トップ | その214 4年ぶりの日本 ... »

コメントを投稿

第211−220回」カテゴリの最新記事