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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

弦の張り替え

2018年04月01日 | なごみ
二胡を習って1年。
人間の声に一番近い楽器と言われている。

その二胡。先週のレッスン日当日の朝、弦が切れました。

父の実家近く、名古屋市内にある二胡専門店に駆け込むつもりでおりましたが、先生の一言、
「自分でやってみたらどうですか?」

に一念発起。

弦を取り寄せました。



切れたのは外弦。
1本だけ交換するのかと思いきや、ひずみが出るといけないので内弦、外弦共に交換するのが鉄則だそうです。

簡単なようでなかなか難しい。
先生に教えて頂いた通りに。。。。
何度か巻き直してようやく完成。

調弦していたら、、、、ブチッ!!!!!
またまた外弦が!
アウチッ!


ただいま再取り寄せ中。










海石榴市からの贈り物

2018年03月30日 | なごみ
奈良県桜井市 松福堂さんの最中「山の辺」を頂戴いたしました!
みむろ最中もいいですが、この最中のお味も格別です!


最中を包んでいる和紙の仮名!散らし方がまた素敵!

ああ、こんな風に書いて見たいものです!うっとり!


中はたっぷりの粒あんです!


まるで石標。

最中の皮がモチっとしていて、初めて食べた時の感動が未だ忘れられない!

今頃、金屋付近の、そして椿守(つばきもり)さんに大切に育てられている海石榴市あたりの椿は満開に違いない。
次回こそは満開の海石榴市の椿を見に行こう。
思い描いているだけで幸せ気分。

海石榴市からの贈り物には、あんこだけでなく桜井の春がたっぷりと詰まっておりました!
ありがとうございます!





万葉の奇跡

2018年03月27日 | なごみ
楽典のレッスン日。

今回もすでについているコードからピアノ伴奏用の譜面起こし。

コードからの展開と根音との関係性がよくわかる。

ピアノ伴奏ってこんな理論にのっとって奏でられていたのね。

練習と復習あるのみ。今回の先生のご指導も目から鱗のレッスンとなりました。

さて、お誘いを受けて、刈谷市総合文化センターへ。

刈谷商工会議所創立65周年記念事業、「安心・安全総決起大会」。

その中の刈谷警察署長の講話。

なんと薬師寺 高田好胤氏の話題が。

薬師寺とあり思わず身を乗り出しそうになった。

簡略すると、薬師寺周辺にお住いの年配の女性の方が自転車を2回盗まれた。
てっきり当時管主の高田好胤さんが「気の毒に」と言うかと思ったら
「自転車に鍵もかけずに置いて置いたあんたが悪い。どうぞ盗んでくださいと差し出しているようなものだ、罪人を生み出す環境を作り出したあなたは罪作りな人だ」と一喝されたそう。

まさかまさかの薬師寺に、初めて見た署長さんとの距離が一方的にグッと縮まったような気がした(笑)

講話後にあったのはイタリアオペラの歌唱!豪華です!

ソプラノ 加地早苗氏、ピアノはジュリオ・ザッパ氏。
いづれも素晴らしい経歴で世界をまたにかけて活動している両氏の演奏を生で存分に楽しませて頂いた。


ブラボー!

介護から抜け出したひとときの休息となりました。ありがとうございます!


椿のネックレスを頂きました!コットンパールです!先日のイヤリングに続いて第二弾!ありがとうございます!

身につけているだけで椿への思い高まり気分上々!

帰宅後に頂き物が。

包装紙にはなんと椿!

箱を開けた瞬間!

うわあ!椿ーーーーー!
こんな素敵なお菓子、どこのお菓子!?


なんと邑久町(おくちょう)!
大伯皇女からの贈り物!?

ましてや尾張というのが気になる!!!!!
悪い虫が騒ぎ始めております(笑)

万葉の歌は口にすることによってその心がぐぐっと動くという。

先日の奈良県桜井市でも目に見えない万葉の心を十二分に感じさせていただくことができたし、ましてやそうした心でしか感じられないものを同じく共有して下さっていた人たちが大勢見えたことを知って心から嬉しく思った。

肩書きや名誉なんて関係のない純粋な何かを。

歌が完成するといつも向き合うのは、万葉集に歌を残した作者本人。
意訳をのせて、また時には意訳のみで歌うこともある私はいつも作者に問いかけています。

「これでよかったのでしょうか?」と。その空間は常に1対1。

万葉の奇跡を感じながら。


































春の海  伊勢志摩の島影

2018年03月23日 | なごみ
あみの浦に 舟乗りすらむ をとめらが 玉裳の裾に 潮満つらむか (柿本人麻呂)

春の海と言えば、伊勢志摩の島影がすっと思い浮かぶ。

島影は答志島。

季節を変えて何度か訪れたことがある鳥羽市小浜。しかしやはり歌が歌われた季節のまま、断然春の海がいい。
万葉の時代には「嗚呼見の浦(あみのうら」と呼ばれていた場所。

鳥羽市小浜。

春の海は、海の色、波打つ岸辺共にその季節ならではの景を醸し出し言葉では表現しきれないほどに美しい。

そして弥生の伊勢志摩と言えば、、、的矢牡蠣!
ライブも無事終わり、気心知れた友といつものお宿へ!


彼女一押しの焼き牡蠣!プリップリッ!


私の一押しは的矢牡蠣グラタン!焼き牡蠣サイズの牡蠣がゴロッと入っております!一切妥協がない料理長の心意気が感じられる一品!
的矢牡蠣のフルコースを今年も堪能と思いきや、、、


ホテルからのサービス!舟盛りっ!わおっ!コリっコリッ!!ご馳走さまでした!



春の海 ひねもすのたり のたりかな



伊勢志摩の島影   














三諸は 人の守る山 本辺は あしび花咲き 未辺は 椿花咲く うらぐはし山そ 泣く児守る山

2018年03月21日 | なごみ
思い届いて、、、。



椿のイヤリング!!!!!ありがとう!ミセスふみこ!!!!!!!

言うまでもなく盛り上がった椿茶話会!


三諸は 人の守る山 本辺は 馬酔木(あしび)花咲き 未辺は 椿花咲く うらぐはし山そ 泣く児守る山(巻13ー3222)

歌のままに、馬酔木も椿も時期を同じくして咲いている姿を見ると、変わりゆく風景の中にも自然の営みが変わらずにあり続けてくれている姿に安堵感と揺らぎない自然の偉大さを感じる今日この頃。

昨日はMy Birthday!
大きな誕生日プレゼントを頂きました!

なんと年魚市(あゆち)潟にコウノトリ現る!

これ以上のプレゼントはありません!

ありがとう!コウノトリ!


こちらは数年前知多半島に飛来したゆめちゃん。今回飛来したのは野田市の放鳥らしい。

Dream come true!!!!!!!




メロディを乗せる

2018年03月20日 | なごみ
故郷に寄せる作詞者の深い思い。

その思いに触れて、作曲をさせていただくことになりました。

メロディを乗せる。

自分の楽曲以上に気が張りますが、作詞者の思いを形に。この私でお役に立てるならなんとも嬉しいことです。


早速楽譜起し。明日からコード付けです。

さて、相変わらず椿ブームが続いております。

春の雨で一気に咲き始めました。






いづれも近所の公園にて。
どの花も素敵です。ヤブ椿以外の種類は全くわかりませんが(苦笑)




枝垂れ梅も八分咲き。


綺麗だニャー!


紅白競演!


柳も美しい季節です。


早咲きの桜が満開!


ネクタイ締めて出勤前!


落ち葉めくりが得意なシロハラ。とっても地味な鳥ですがなんだか愛らしくって可愛い。


ヒドリガモたちはすでにご帰還されたよう。この日カンムリカイツブリは1羽のみ。

そして籠の中の鳥ですが、、、、

なんとタンチョウ!!存在感は抜群!

やはり鶴は永遠のあこがれ。

control

2018年03月14日 | なごみ
結局、今回のライブも相当喉のコントロールに苦しんだ。
気温差は一番の大敵!
主治医いはく、夏の、しかもほんの1ケ月ほどぐらいだけが調子がいいそうだ。

本番1週間前に薬を処方してもらったものの、その時点では風邪の治りかけ。
そして2日前にも主治医へと駆け込み。

上部咽頭アレルギーの悪さか喘息の悪さかどちらとも言えないがとにかく考えられるあらゆる特効薬を処方して頂いてなんとか当日は乗り切った。

なかなか自身の調子を本番に持って行くのは難しい。。。。。
今回も主治医のS先生がいなかったら乗り切れなかったな。先生のおかげあってこそ。心から感謝しています。ありがとうございます!


近所の公園の椿が咲き始めました。海石榴市の歌を歌って早や2年。あちらこちらの椿が気になって仕方ありません。
それでもやはり奈良県桜井市の椿が一番ですね!


こちらは日向夏のマーマレード。ジャムにすると一層爽やかな酸味が広がりました!何と言っても色が美しいです。
ちなみに椿の花からジャムができるって新聞に載っていました。
が。
万葉うたいびとからするとちょっと躊躇してしまいますが試してみたいような。。。。
どんな味がするのでしょうね。












忍阪の風

2018年03月09日 | なごみ
3月4日以来、お天気は株価のように乱高下を繰り返し、つくづくと用意されたありがたい小春日和だったことに感謝する日々。

会場であった奥の谷、鏡王女墓前は谷状地形にあるため、お天気であっても風が強ければ吹き抜けるし、雨続き後の快晴ではご来場の皆さまの足元の悪さが心配であった。

そう考えるだけで、三寒四温の難しい弥生のお天気をくぐり抜け、快晴であったことはまさにミラクルであったとしかいいようのない事実となった。

コンサート終了後。
ご無理をいって、玉津島明神、そして石位寺へ。

久しぶりに歩く忍阪街道。

背後に見える山が忍坂山だ。

8年程前、一人忍阪を訪ね歩いたことがあってこの忍阪街道に「ピュ〜」と私の横を風が吹き抜けた。
それは心地良い風だった。今でもその感触は忘れられない。
風土に吹く風は全国どこにでも吹く。

飛鳥は明日香風。隠口(こもりく)の泊瀬(はつせ)に吹くのは泊瀬風。

ならば、ここ忍阪にも風があっていい。「忍阪の風」と命名してみた。

忍阪のふるさと讃歌「文(あや)に麗はし」の歌詞にも織り込んだ。

風は東から良いものを運びもたらす。

今では忍阪のHPの名称にも使って頂いているのはなんとも嬉しいし、古代から大和の東に位置する神聖な山として崇められてきた忍坂の山にもふさわしいと確信している。


こちらは玉津島明神。雄略天皇の姉にあたる衣通姫(そとおりひめ)こと軽大郎女(かるのおおいらつめ)産湯の井戸の伝承を持つ。
ちなみに父は允恭天皇、母は忍坂大中姫(おさかのおおなかつひめ)。
以前は雑然とした玉津島明神だったが、見事に手入れされ今では玉垣に囲まれた白玉が衣通姫を思わせてくれるようで必ずや足を止める。
ちなみに井戸枠が境内にあるが、実際の井戸はその右手道路上にあり古代の情景を思い浮かべてみるだけでワクワクします。


ひゃー!大きなポスターが。


そして国 重要文化財、伝薬師三尊石仏を安置する石位寺へ。
すでに鍵がされておりましたが特別に開けて頂きました。

忍阪の人々に手によって守られている石仏。
美術史区分では白鳳時代の一級品とされおり、一説では額田王の念じ仏では、、、とされているも、銘文が刻まれておらずその真意は未だ不明。
歌から感じとるものがあるとするならば、あえて銘文を刻まなかったという気さえする今日この頃ですが、あくまで推測です。
やはり静かに見守って下さっている姿に安堵感すら覚えます。

「海石榴市」の歌を歌い始めて2年。
どこにいっても椿が気になるようになりましたが、桜井市の椿といえばもう格別です!

なんと石位寺にもこんなに大きな椿が!
満開の椿が見てみたいものです。

そして、、、

大好きな泊瀬川(はつせがわ)と隠口の泊瀬の山々。吉隠(よなばり)方面をのぞむ。
川音の清らかさは桜井ならでは。
万葉まつりが以前のように泊瀬川で復活してくれたらどんなに素敵かと思うのは夢物語なんだろうか。。。

久しぶりの忍阪の風は以前感じたままに吹き抜け、改めて桜井の良さ、素晴らしさを実感した私でした。

帰宅後は奈良を食す!

柿の葉寿司饗宴!今回は五條にある「たなか」と吉野の「いざさ」。ありがとうございます!
酢飯の加減、具材の塩加減などが違ってどちらも美味!


こちらは大和八木駅ほど近くにあるだんご庄のだんご。
大和土産に欠かせない一品となりつつあります!

奈良にうまいものありっ!