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"革命戦士" 長州 力

2015年12月04日 | プロレス

昭和57年(1982)10月、メキシコ遠征から帰った長州は
パンチパーマから長髪に、日焼けした身体は引き締まって見えました。

猪木、藤波と組んでブッチャー軍団との6人タッグマッチ。
どっちが先に出るかで揉めた藤波との連携が上手くいかず、
タッチ拒否からとうとうビンタの応酬に発展。
猪木の仲裁の甲斐もなく、二人は抗争へと。

いわゆる「かませ犬発言

ここから長州の時代が始まりました。

それまでの長州は、タッグマッチで元気よく飛び出していっては、
相手にやられて戻ってくるってイメージでした。

背が低く小太りで、パンツを思いっきり上まであげ、
白いブーツが足を小さく見せ、正直パッとしないレスラーでした。(失礼)

藤波と抗争を始めたときも、
どうせすぐにやられるんやろって思っていたのですが、
半年ほどで見方がコロッと変わりました。
(常に懸命に戦う長州がカッコよく見えるコト。)


翌年の4月3日、
藤波からラリアットでピンフォールを奪いWWFインターのベルトを奪取。
マサ斉藤と抱き合った姿は、忘れられません。




破れた藤波は逆ラリアットから

掟破りの逆サソリ。


ライバル心剥き出しの二人の戦いは
『名勝負数え歌』と言われるほどの好勝負で
新日の目玉となりました。


その後、長州率いる『維新軍』は84年より戦いの場を全日に移し、
天龍を初め、鶴田、馬場、
ハンセン、ブロディ、ウォリアーズとも対戦。










大阪城ホールでの天龍とのシングル初対決を見に行きました。


奮発して特別リングサイドの5列目で観戦しました。



どうせ、両リンか反則で決着は付かないだろうと思って見た試合。
リング下で長州のバックドロップが決まり、
リングに転がり込んだ長州のリングアウト勝ち!
場内は異様な興奮状態でした。
(今から思えばジャパンプロレスの
自主興行に花を添えたってコトなんでしょうけど。)

その後、87年に長州は新日マットにUターン復帰、
見事猪木越えを果たし、

新日の中心となり、若手の高い壁となりました。

前年に復帰した前田日明を筆頭としたUWF勢もそうですが、
壊滅状態だった新日本に、ひと回り大きくなった選手たちが
"国内武者修行"を終えて戻ってきたかのようでした。

世代闘争

長州の技では、叩きつけるようなリキラリアットや


代名詞とも言えるサソリ固めもカッコいいんですが、


なんと言ってもバックドロップが好きです。

特に軽量の藤波を持ち上げたときの速さと高さは格別です。

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