『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』 東映動画・フジテレビ

フジテレビの日曜夜7時と言えば、
『マジンガーZ』から長らく続いた東映動画製作の
ロボットアニメの時間帯ですが、

昭和54年（1979年）からは
『円卓の騎士物語　燃えろアーサー』（東映動画・フジテレビ）が
始まりました。

これはイギリスの5世紀末ごろの伝説的王の『アーサー王物語』を
下書きにしたアーサー王と円卓の騎士の活躍を描いたアニメです。

ラビックの陰謀によって
キャメロットの王である父と母を殺されたアーサー。


魔法使いのマーリンによって救い出されたアーサーは


騎士エクターの子として育てられました。



魔法使いメデッサのチカラを借り、


ログレス七か国の王になろうとしたラビック。


ログレスの王になれるのは
聖剣エクスカリバーを抜くコトが出来たモノ。
ラビックを始め誰も抜くコトが出来なかったが、


15歳に成長したアーサーが
剣を抜いてみせて王の資格があるコトを証明しました。




アーサーを亡き者にしてログレスを制圧しようとする
ラビック王とメデッサ。
ラビックに苦しめられるログレスを憂い、
立ち上がった騎士たちがアーサーの元に集います。

それが円卓の騎士です。

湖の騎士　ランスロット


堅琴の騎士　トリスタン


勇気ある少年　ガラハッド


槍の名人　パーシバル


この仲間たちがとても心強くカッコよかった覚えがあります。



八犬伝やワンピースなんかもそうですが、
こういう仲間の絆を感じさせる作品にはまってしまうようです。

最終回でラビックを倒し、ログレスの平和を取り戻したアーサーは、
次作『燃えろアーサー　白馬の王子』では




身分を隠し、ボスマン、ピートのお供を引き連れ

諸国を漫遊しながら空賊ザイキングと戦う話になります。

いざというときには甲冑を身につけ白馬の王子として現れるのですが、

その水戸黄門のような内容に『円卓の騎士』ほど夢中にはなれませんでした。