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ブログにアップして買った気になる。

ブログタイトルとは内容がかなり違ってきましたが、ほしいモノ、好きなモノなど綴っていきたいと思います。

"キングコング" ブルーザー・ブロディ

2015年04月24日 | プロレス

プロレスラーシリーズ第2弾は超獣ブルーザー・ブロディです。

プロレスを見出した頃、
新日のトップ外人だったスタン・ハンセンが全日に電撃移籍しました。

昭和56年(1981年)12月の世界最強タッグシリーズの最終戦
優勝を決める大一番の ザ・ファンクス 対 ブロディ・スヌーカ 
ブロディ組のセコンドとして登場し、


場外でテリー・ファンクにウエスタン・ラリアートを決め、
鮮烈なデビューを飾りました。


その頃から全日も俄然面白くなり、毎週心待ちに見るようになりました。
特にブロディのデカい身体で動ける迫力満点のファイトに魅了されました。

馬場の十六文キックの何倍も痛そうなキングコング・キック、


鶴田のバックドロップを喰らったあと、一度上体を起こし改めてコケ直す余裕っぷり、

片腕で投げ飛ばす豪快なワンハンド・ボディスラム、


信じられない跳躍力を見せつけるギロチンドロップ、


必殺技のキングコング・ニードロップに行くときの肩腕を突き上げてからの助走、
からのボディプレスのがっかり感、
ニードロップをかわされたときの片足をあげてひっくり返る様も含め、
ひとつひとつの動きが絵になる60年代往年のレスラーの凄みと
80年代のスピーディーな技を持ち合わせた稀有な存在でした。






チェーンを振り回しての入場から、
観客を巻き込んでの「アウッ、アウッ」の雄叫び、


その風貌、行動とは裏腹のリング外での知的なキャラクター(記事で見ただけですが)
「ソフィスティケイテッド」って単語もブロディのインタビューで教わりました。

ブロディ独自のセンスを持つキャラクターがわかりにくいせいもあり、
一般的な知名度はハンセンには及びませんが、
国内外のプロレスファンからは絶大な人気を誇っていました。

全日本がセントルイスに遠征したときのテレビ放送で、
フレアーのNWAに挑戦した試合では
当地ではベビーフェイスのブロディに大きな声援が送られていたのが印象的でした。

当時は世界最強のレスラーはブルーザー・ブロディだと本気で思ってました。
(今でも思ってますけど。)

1度だけ生でブロディを見たコトがあります。
新日に移った昭和60年(1985年)7月28日 大阪城ホールでの
猪木 vs. ブロディの2回目の対決です。
8月1日に両国での対戦を控えた大阪決戦、
大方の予想通り遺恨を残してのブロディの反則勝ち。

翌年のブロディvsアンドレ戦は本当に楽しみにしてて、
慌ててチケットを買ったのですが、結局どちらも来ませんでした。


1988年7月、プエルトリコでナイフで刺され、42歳の短い生涯を終えたブロディ。
アンドレやハンセン、ホーガンなど超ド級の対戦が見たかったんですが、幻となりました。

あれからもう27年も経つんですね。

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