マツダ・ミレーニア 1997年

1989年に5チャンネル化として誕生した
マツダの「ユーノス」ブランド。

世界中にライトウエイトスポーツブームをもたらした
ユーノス・ロードスターや


かのジウジアーロに
「小型クラスでは世界で最も美しいサルーン」と言わしめた
ユーノス500など



個性的なクルマを生み出しました。

そのユーノスのフラッグシップ・サルーンとして
1993年に誕生したのがユーノス800です。


ユーノスブランドの基本理念である
「十年基準」のもとに開発されたクルマで
耐久性が高く、鏡面のように滑らかな仕上がりが得られる
「高機能ハイレフコート塗装」を施し、
ユーノス500の兄貴分的なフォルムを纏い登場しました。

1997年ユーノス店の消滅に伴い、
北米と同じマツダ・ミレーニアと改名。

（当時はミレニアム騒ぎの真っ最中でしたね）

2000年のマイナーチェンジで
フロントフェイスが大きく変更。

「十年基準」をなぞるように、2003年に販売を終了。


高級なセダンにはあんまり関心がないんですが、
もし乗るようなコトがあるならミレーニアを選びます。

ユーノス500譲りの日本車離れした流麗なフォルムや


控え目で押し出しが強くないトコとか、


アッパーミドルクラスなのに
現行アテンザよりもひと回り小さいボディ、
それでいて内装はマツダのフラッグシップに相応しいモノ。



世間的にユーノス500の評価は高いですが、
ボクの中ではユーノス500よりユーノス800、
ユーノス800よりミレーニア（後期型）です。

もっと言うと
「カッコいいやろ！」とでも言いたげな
現行の魂動デザインよりも
ミレーニアのデザインの方が好みです。