欧州向けワゴンR+の後継車として
2008年に誕生したスズキ・スプラッシュ。
ハンガリーのマジャール・スズキで製造された輸入車として、
日本でも発売されました。
このスプラッシュのデザインが、
いかにもヨーロッパ生まれって感じがしてとても魅力的でした。
ワゴンRの後継というコトで、
全高1590ミリと立体駐車場に入るか入らないかというぐらい背が高いのですが、
まとまりがいいので背高のっぽに見えません。
乗り味も向こうの味付けで堅めでキビキビと走るタイプ。
それでいて日本のコンパクトカーの範疇に入る
お手ごろ価格を実現(120~130万円)
ヨーロッパでは、オペル(英ではヴォクスホール)ブランドからも
販売されていました。
オペル・アギーラ
ヴォクスホール・アギーラ
2012年にマイナーチェンジを行い後期型に。
フロントフードのラインと垂れ下がったようなグリルが気になります。
2014年まで販売されました。
これは売れるだろうと思っていたのですが、
月間目標台数500台に満たない月がほとんどでした。
6年間の合計台数で17,138台(月平均241.4台)
やっぱり輸入車というのが敬遠されたのでしょうか。
スプラッシュ、乗ってもよかったですか。
不思議なのですが、見た目が気に入ったクルマで、乗ってがっかりするコトってまずないんですよね。
スプラッシュもそんな一台です。
他国産の同クラスよりもカッチリとしていて、とても好きな車でした。
ダッシュボードが青かったり、単眼のメーターなど割りきった感じも欧州の下駄車ぽく未だに時々中古車を調べてます