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『昭和史の10大事件』 半藤一利・宮部みゆき 著

2015年11月27日 | 読書

宮部みゆきさんの新作は必ずチェックしてるんで、
とりあえず読んでみました。

昭和史の10大事件』半藤一利・宮部みゆき著(2015年 東京書籍刊)

これが大変面白く、夢中で一気に読んでしまいました。

内容は

・昭和金融恐慌
・ニ・二六事件
・大政翼賛会と三国同盟
・東京裁判と戦後改革
・憲法第九条
・日本初のヌードショー
・金閣寺焼失とヘルシンキ・オリンピック挑戦
・第五福竜丸事件と『ゴジラ』
・高度経済長と事件-公害問題・安保騒動・新幹線開業
・東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤事件)

東京裁判とヌードショーやゴジラを同列に扱ってるのも凄いですが、
本書を読めば納得です。

あらためて自分の育った『昭和』について何も知らないのを実感しました。
ここに挙げられた10大事件のうち、
リアルタイムで知ってるのは宮崎勤の事件のみ。
その他の事件は、社会の授業で習ったり(例によって駆け足でしたが)、
何となく知ったつもりになっていたり、名前だけしか知らなかったり・・・。

それを読むのも嫌になるような小難しい話の本ではなく、
対談形式で大変わかり易く頭に入ってきました。
(生徒役?の宮部さんが上手く話を聞きだしている感じがしました。)

特に半藤さんはリアルタイムで体験されているので、
そのときの空気感まで感じ取れます。
歴史の授業もこんな風に進めてもらえば、楽しく理解できるんでしょうね。

是非、続編を!(裏10大事件とか)

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