冬の海五感鋭く尖らせし たけし

秋の海は誰をも詩人にする
激しい季節を過ぎての一抹の寂しさそして安息
しかし冬の海は人を素直にさせるようだ
海浜に長くは居られないが
波音のたえまない響きは体中の五感を働かせて
悔恨のいくつかを呼び覚ます
次から次へと尖った五感はとめどない

秋の海は誰をも詩人にする
激しい季節を過ぎての一抹の寂しさそして安息
しかし冬の海は人を素直にさせるようだ
海浜に長くは居られないが
波音のたえまない響きは体中の五感を働かせて
悔恨のいくつかを呼び覚ます
次から次へと尖った五感はとめどない
『冬の海五感鋭く尖らせし』(秀句)
「五感鋭く尖らせし」が鋭い感覚を示しています。人間の五感とは「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」。その全てを働かせて、冬の海を味わい感じている。すばらしい句ですね
きょうは生憎の雨の日曜日となりました。
仕事で成田空港へ行くと海が見たくなってその足で九十九里の海を見に行きます・