バンカーエッジの修復!
㈱サバンナブランに入っての初仕事は、
なんと、バンカーエッジの修復!
千葉県のSゴルフコース様でのお仕事です!
◇
最近は、コロナ禍の影響か、
ゴルフ初心者のプレーヤーが多いらしく、
バンカーエッジの高い位置からも
出入りして、
これまでは
あまり傷む事のなかった場所が崩れてしまったり
している様です。
◇
サバンナブランでは
肥料など資材販売の他に
キーパーさんやコース管理の方達が
時間が無くてできないような工事を請け負っています。
コース管理のお仕事を理解する上でも、
今回のような工事に参加する事は、
大変勉強になります!
◇
そして当社には
昔、グリーンキーパーだった平山さん
(通称「アボジ」。韓国は、済州島のゴルフ場で
コース管理指導職を3年間経験後、帰国したので
こう呼ばれてるようです。)が居り、
今回、自分の指導をして下さいました!
◇
仕事は、
崩れてしまったバンカーのエッジを整えること。。。
あ、そうですか。と簡単な話ではなかった。
「アボジ」がバンカーエッジをカッターでウイ~ンと切り裂く、
その端からスコップでせっせと
約10cmの厚さの土の塊を、
一輪車に載せトラックまで運ぶ、この作業の繰り返し。
これがまた重いこと!
アボジが結構の量のエッジを切るので、土を運ぶだけでも作業量はハンパではない。
◇
エッジの輪郭がキレイに整ったら、
今度は砂を擦り付ける作業です。
トラックで運ばれた砂を、バンカー内に入れる、それをまんべんなくならす。
この時に鋤簾(じょれん)という道具で「アボジ」は丁寧に表面を整える。
鋤簾使いは、
ボクも過去に、縄文遺跡発掘のアルバイトをしたことがあるので
その難しさが分かる。
バンカーの砂のような柔らかな表面を整えるのは、
固く歯のたった鋤簾だと神経を使うだろうなあ、と思いながら
「アボジ」の職人技にじっくり見入ってしまいました!
◇
1つのホールの
バンカーエッジ修正が終わると、
今度は、別のホールに行き、
グラスバンカーの 「深さ」を浅くする仕事。
「少し埋める程度」と最初思ったのだが、
実際に作業を終えてみると、
この小さな面積に費やした時間、砂の量、芝の量は、想像以上に多かった!
実際に「ノシバ」のソッドを張るまでにどれだけ砂を運んだか。。。
◇
で、今回ボクが一番興味を持ったのは、
コース内のナセリーからソッドをとった後の地表面(写真)。
どこのゴルフ場にも
この様な、表面を削った跡があるのは知ってはいたが、
削った後、どうなるかは正直知らなかったのです!
これも「アボジ」が教えてくれたけど、
この削り方は、わざと列と列の間を残しているそうだ。
そして時間が経つと
残った芝の根が横に出てきて
最終的に、削られた土の表面に新しい芽が生えてくるとの事。
芝の根が横にフニョロロ~っと育ってきて、
それが地面に根を下ろす、
なんか夢に出てきそうではありませんか!
◇
Sゴルフコースのキーパー様、コース管理の皆様、
今回はお世話になりました!
有難うございました!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます