果物料理と果物食品加工

ビタミン・ミネラルに果物の仄かな香りに目覚める フルーツソムリエ

大自然に育む森と海に育まれている豊かな紀州 前回につづく

2008-03-02 20:51:25 | 日記・エッセイ・コラム

今回はお酒についてお話したい。

 小生の友人の兵庫県選出の参議院議員鴻池祥肇氏からお聞きした話をしたい。

(鴻池家は江戸時代の豪商、三和銀行の創立に関わり、摂津国伊丹村「現 伊丹市鴻池で清酒の製造に手がけられる」)

 鴻池家のご先祖の体験:

ある濁り酒の醸造工場で労使間で争議があったそうで、職人たちが、大きな醸造樽の中にを投げ入れてしまったそうです。経営者が大変困った末に事業を諦めたそうですが、・・・・、大きな樽に登って中を覗くと本来白く濁っている筈のモノが澄み切った液体であったそうで、不思議に思って酌で汲み取って飲んでみたそうです。

すると、驚く無かれ、それはそれは美味しい味のお酒にびっくり仰天したそうです。

 この労使間の争議が今日の清酒と言うお酒を生み出したのです。

 何事も失敗こそ成功の本ですね。

阪神間のお酒造りに必要な水を「宮水」と言っていますが、只地下水のミネラルが豊富であれば良いと言うものでないそうですね。

 地下水は豊富に存在している用に思いますが、実はそうでありません。

 小生が修行僧として預かっていました海南市下津町橘本の福勝寺(重要文化財)で修行時代の体験:

 地域の水道の源泉は有田川と思っていましたら、実は橘本地区は水道の源泉が地下水であることを知ったのです。

 流石は美味しいく、断水の心配が要らないと安心していたら、断水です・・・。

そのときは有田川からの他の地区へのパイプを繋いで給水、断水を免れた経験がございます。

 大自然の恵みは決して無限でありません。

有限の中に無限なのです。私達人間の智慧が非常に大切であります。

 みかんの産地へ行きますと今日でも畑に腐ったみかんが捨てられていますが、非常に断念ですね。 小生は和歌山の果物の加工食品を開発考案いたしていますが、多分、来年は腐らすことなく、保存、料理に活かす方法が可能であると確信しています。

 柿については県職員の頭根英之氏との数年の協力を頂き、基礎研究は完成しております。

県職員 頭根英之氏に衷心より感謝申し上げます。

             


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