慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

AIを信じるか、アッラーを信じるか2

2022年12月09日 | 宗教
🌸AIを信じるか、アッラーを信じるか2

コンプレツクスと天皇制
 ☆天皇を国家の機軸に据え、その権威で国家を統治する
 ☆伊藤がそうした考えに行き着いたのは
 *皇帝を載くドイツのビスマルク憲法を学んだから
 ☆江戸時代末期に生まれた尊皇攘夷思想
 *江戸時代「天皇は一天子様」とし
 *武家に位階を授ける役割をはたしていた
 ☆明治政府は、天皇が直接統治する親政という形
 *憲法の発布以前に、天皇を実質的な統治者に位置づけていた
 ☆明治政府が、天皇を国家の機軸に据えたのは
 *開国を迫られ、欧米の列強と覇を競う立場に置かれたから
 ☆鎖国を続けている間は、日本人の世界観は国内で完結していた
 *儒教の思想、忠(主君への忠義)と孝(親への孝行)の観念に従い
 *個々の主君や親に尽くすことがもっとも重要な課題であり
 *究極的な1人の権威に国民全体が従う必要は必ずしもなかった
 *日本という国家のあり方を考える必要もなかった
 ☆明治となり、欧米列強と肩を並べる近代国家を築くのは
 *国民全体が国家に対して誇りを持つことが不可欠となった
 *ナショナリズムの確立が課題となり、その源泉が天皇に求められた
 ☆「万世一系」の言葉が生まれたのは幕末である
 *討幕派の公家・岩倉具視がはじめて使った
 ☆日本が、欧米列強に比べて近代化が大幅に後れており
 *それが、日本のコンプレックスがともなった
 *それを払拭するには、万世一系を強調することで
 *日本の独自性、他国に対する優位を主張するしかなかった
 ☆日本は、こうした論理によって理論武装し
 *アジアを戦場とする戦争に乗り出していった

戦前と戦後は変わっていない
 ☆日本国憲法で、天皇は日本国の象徴、日本国民統合の象徴とされた
 *冒頭で、天皇のことに言及されているという点
 *大日本帝国憲法と日本国憲法は共通する
 ☆日本国憲法下の天皇の地位
 *主権者国民の総意にもとづくとされているものの
 *国事行為をはたすなど、特別な役割を与えられている
 ☆天皇が存在しなければ
 *国会の開会や解散
 *内閣総理大臣や最高裁判所長官の任命
 *法律や条例の制定もできない
 ☆天皇の不在の事態が起これば、日本国家の機能は停止する
 *事態を解消するために憲法を改正しようとしても
 *天皇の国事行為に含まれるため、不可能なのだ
 ☆天皇のあり方、大日本帝国憲法と日本国憲法とでは変化していない
 ☆新しい皇室典範では、天皇が側室を持つのも否定された
 *その結果、今や皇室の存続は危機を迎えている
 *皇族の数は減少し、国家の機軸の役割をはたすのが難しくなっている

宗教の衰退
 ☆国家の機軸が失われていく事態、日本だけで起こっていることではない
 ☆以前は、キリスト教という宗教がヨーロッパにおいて国家の機軸で
 *道徳の基盤となっているという認識を持っていた
 ☆今やヨーロッパでは、キリスト教の信者
 *著しい衰退という事態が進行している
 *フランスで、教会に通っている人間は10%位
 *教会で結婚式を挙げるカップルの数10年前より半減している
 *ドイツでは国教会の制度が取られている
 (信者には教会税が課せられることも影響している)
 ☆キリスト教が社会的な力を失っている
 ☆キリスト教が、国家の機軸の役割をはたすことなどできてない
 ☆アメリカは、ヨーロッパと比較すれば
 *キリスト教に対する信仰は根強いが、衰退の兆候は見える
 ☆信仰心が強いと言われてきたアメリカでも
 *無宗教を標榜する人間が増えていくことが予想される
 ☆宗教はいったん衰退の傾向が露わになると
 *再び復興に転じることはないというのが
 *どの国においても通例である

神なき世界
 ☆ニーチェが「神が死んだと宣言した」時代
 *新渡戸と伊藤がヨーロッパに滞在していた
 *ニーチェの宣言は、当時の知識層に衝撃を与えた
 *しかし、一般庶民はキリスト教を信奉し、教会に通っていた
 *その時代にはまだ、神が死んだと考える人間は少数派
 *キリスト教は欧米において国家の機軸の役割をはたしていた
 *その後、約130年が経ち、ヨーロッパ・欧米で神が死につつある
 ☆日本でも、既成宗教、新宗教でさえ衰退の兆しを見せている
 ☆天皇・神も、国家の機軸、道徳の基盤の役割を果せなくなっている
 ☆その代わりはどこに求められるのか?
 *「AIか、アッラーか」という問いの事態に直面している

 ☆私たちは、どこに国家の機軸を求め、道徳の源泉を求めたらいいのか
 *最終的な権威、善と悪を区別する際の判断基準が存在しないとしたら、
 *私たちは混乱し、決断ができず、不安に駆られる
 ☆権威が存在すれば
 *私たちはそれに拘束され、自由が失われていると感じる
 ☆近代の社会では、自由の価値が称揚され、次々と権威が破壊された
 *その破壊は正しいことだったのか
 *今や私たちはそれを問わなければならない状況に立ち至っている
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『AIを信じるか、アッラーを信じるか』




AIを信じるか、アッラーを信じるか2
(ネットより画像引用)
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死に至るまでの苦しみへの対策3

2022年12月09日 | 医療
🌸「魂の死」を自分の世界観に位置づける

 ☆「死」をどうとらえるかは人によつて違う
 ☆がんを知っている医療者には
 *「がんという死に方は悪くない」と語る方もいらっしゃる

「自分が消滅するという恐怖」魂の死とも言える
 ☆死んだら自分の存在は消滅するのか?
 *消滅したら感覚もないと思うが、それってどんな感じなのか?
 *死んだ人から話を聴くことはできないし
 *そうなったら恐くないのか、と考えてしまうかもしれません
 ☆アメリカの精神科医は述べている
 *死んだ後の自分のことを心配するのならば、
 *なんで生まれてくる前の自分のことを心配しないのだ
 *生まれてくる前の苦しみは少なくとも今は意識されないので
 *死んだ後は、心配しなくてもよいということかもしれない
 ☆死んだら自分の存在が無になとと思っている方だけではなく
 *死後の世界が存在する感覚を持っている方もいる
 ☆ある年配の女性が死後の世界を描くイメージを語った
 *あの世に行つたらお父さん(夫)に会える
 *思い出を語ってくださり、表情が和らいで逝かれた
 ☆死後の世界は存在しない考えを持ち死を恐れる方もいる

死は、人生という私に与えられた一回きりの旅の終着点
 ☆「死」を自分の世界観の中に位置づけるのも必要かも?
 ☆がんで亡くなられた宗教学者の岸本さんは述べている
 *死を「大切な人たちとの大きな別れ」ととらえ
 *良い別れをするために相応の準備をすることで心が穏やかになると
 ☆旅の終着点、大きな別れ
 * 一度だけの人生を一生懸命生きて、死に備える姿勢につながる
 ☆死を恐れる人は「ぽっくり逝く」ことを望みますが
 *死にまつわる様々な課題に対して取り組むことができるので
 *死という人生のフイナーレに準備をする時間があるのも良い
 ☆頭頸部がんの名医の先生
 *「がんという死に方は悪くない」と語られた
 ☆死後の世界が存在しないとしても
 *自分の思いは大切な人の心の中に宿っていることを意識し
 *自分の存在は形を変えて生き続けるととらえられると
 *「自分が消滅するという恐怖」が和らぐ
 *大切な人たちの想いを僕が受けて、次の人にそれを手渡している
 *自分はちやんと命をつなぐ役割を果たしたような気がする
                     (敬称略) 
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⛳出典、『1年後この世にいないとしたら』


死に至るまでの苦しみへの対策3
『1年後この世にいないとしたら』記事より画像引用)
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「要介護1&2の保険外し」進行中

2022年12月09日 | 介護
🌸岸田政権が目論む「要介護1&2の保険外し」

 ☆人手不足進み介護サービス受けられない人が急増する危機!
 ☆ 受けられる介護サービスが減る一方
 *支払う介護保険料は激増している
 ☆保険料を払ってきたのに
 *必要になった時に、十分なサービスを受けられない
 ☆岸田政権にとって、介護の優先順位は低いようだ
 ☆’25年には約32万人の介護人材が不足するといわれている
 *原因は、介護従事者の賃金が他業種と比べて低いからだ

要介護1、2を介護保険制度の対象外への“制度改悪“
 ☆実現すれば、この改正で、介護の担い手が急減する可能性がある
 *介護サービスが受けられず
 *家庭の負担が急増する恐れがある
 ☆専門家は、介護保険制度の“改悪”が、現在進行中だと話す
 ☆財務省や厚労省の改正案の“介護給付はずし”
 *要介護1、2の利用者を、介護保険制度の給付対象から外し
 *自治体が行う総合事業に移行させる
 ☆厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会
 *議論が佳境に入っていおり、22年末には結論が出る

自治体の総合事業とは
 ☆自治体の判断で研修を受けた地域住民などが職に就く
 *ヘルパーよりも低い報酬額で有償ボランティアとして動員出来る
 *“素人介護”となる可能性が指摘されている
 ☆要介護1、2の方の多くは、初期の認知症を患っていることが多い
 *知識や経験の乏しいボランティアが対応することで
 *状態を悪化させる可能性がある

福島県でヘルパーとして働く女性が述べる
  ☆ヘルパーは60~70代がメインで、地方は特に人手が足りない
 *50キロ離れた場所までケアに行くこと
 ☆要介護1、2まで総合事業に移されたら
 *ヘルパーのなり手はさらに減る
 *事業所の経営もますます悪化して
 *廃業に追い込まれるところも出てきます
 *介護サービスが受けられない人であふれる
 ☆家庭内での介護の負担やストレス
 *虐待や介護殺人、無理心中などの原因となっている
 ☆要介護1、2の認定を受けている約260万人
 *“家族崩壊危機”に直面する可能性がある
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『女性自身』


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(ネットより画像引用)
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