広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

リゾート鳥海ダイヤ/大人のたけのこの里

2011-05-23 23:15:34 | 秋田のいろいろ
先週末アップした、夏に男鹿-酒田間で運行される臨時快速列車「リゾート鳥海」。
JR東日本秋田支社のサイトに「日本海クルージングトレイン「リゾート鳥海」の運転について」というプレスリリースがアップされ、詳細が判明した。

それによれば、
停車駅は上り・下りとも同じで
羽立・脇本・船越・二田・追分・土崎・秋田・羽後本荘・仁賀保・象潟・遊佐
の各駅。

男鹿線内では、男鹿の隣の羽立(はだち)駅に停まる。これは男鹿温泉など半島先端部と行き来するには、男鹿駅よりも羽立駅の方が便利だから、観光客のアクセスを図ったのではないだろうか。
脇本、船越、二田(ふただ)の各駅は、国鉄末期の急行「おが」が快速として乗り入れていた頃の停車駅と(Wikipediaによれば)同じ。利用者数や行き違いの設備がある(船越を除く)ことから停まることにしたのだろう。
結局、逆に言えば男鹿線内の通過駅は天王・上二田・出戸浜の3駅だけということか。

追分と土崎停車は順当として、秋田以南の羽越本線内の停車駅は、特急「いなほ」と同じ。男鹿線内に比べると停車駅が少ない。かつての快速「こよし」のように、羽後牛島、新屋、羽後亀田、羽後岩谷辺りには停まるかと思っていたが。
夏場の週末に酒田-象潟間で延長運転される観光列車・快速「きらきらうえつ」は、遊佐(ゆざ)の隣の吹浦(ふくら)にも停車しているが、リゾート鳥海は通過するようだ。


そして所要時間。
各駅に停まる普通列車なら39分程度かかる、男鹿線(男鹿-追分)を、リゾート鳥海は上り下りとも36分で走破する。わずか3分だけど快速の面目躍如かのようにも思えるが…
男鹿線内では各駅とも停車時間が1分であり、途中に信号場もないので、反対列車待ちで長時間停車することはない。
しかし、奥羽本線・羽越本線内では長く停車する駅がある。追分で上り5分、下り10分、秋田で上り9分、下り5分など。
そのため、男鹿-秋田で見ると、上り58分、下り1時間4分と、各駅停車よりも時間がかかってしまい、国鉄時代の快速と変わらないことになる。

さらに、単線区間と臨時列車の宿命ではあるけれど、ドアを開けずに駅や信号場で停まる「運転停車」も秋田以南ではけっこうありそう。
秋田-羽後本荘は特急いなほで35分弱、朝の下り快速(羽後亀田、羽後岩谷に停車)で37分(速いっ!)、各駅停車でさえ45分で走るが、リゾート鳥海では下りが42分、上りでは56分もかかっている。
これは絶対に何回かどこかで運転停車があることになる。
羽後本荘-酒田も時間がやや多くかかっているので、同様だと考えられる。


リリース文では、「羽越本線沿線の観光スポット一例」が紹介されている。
山形県北端の遊佐町(ゆざまち)では、「鳥海温泉 遊楽里」が出ている。こういう施設があったとは知らなかったけど、ここは遊佐駅より吹浦(ふくら)駅の方がが近いらしい。だったら吹浦駅にも停車すればよさそうにも思えるけど。(リゾートしらかみのように列車に合わせて送迎をするのかもしれない)

初めての運行なので、今回の実績や反応を見て今後の展開を変えていくのだろうけど、停車駅を増やしたり、JR九州の観光列車がやっているみたいに特定の駅で長めに停車してそこの特産品の出店を出して乗客が購入できるようにする(天鷺プラムシャーベットとか)とか、いろいろできそうだ。



話が変わりますが、おもしろいお菓子を見つけました。
明治(今は明治“製菓”じゃなくなった)のチョコレート菓子で人気を二分する「きのこの山」と「たけのこの里」。(僕は“たけのこの里派”です)
最近は、チョコの部分がイチゴとか味付きのものは出ていた。

スーパーで168円で売られていたのは、
「大人のたけのこの里 薫るカカオ&ミルク」
「大粒」「マカダミアナッツ4.7%使用」とか表記があるが、“大人の”たけのこの里という商品名に惹かれて購入。なんか「隠れ里」みたいな感じ。

中は個包装が8つ入っていた(表示上は「内容量:46g」)。
少し大きいというか“太い”タケノコ
クッキー部分に「カカオニブ(ローストしたカカオ豆を砕いたもの?)」と砕いたマカダミアが入っていて、チョコ部分はビターチョコとホワイトチョコ。

おいしい。さすが高いだけある!
クッキーはサクサクした食感が心地良く(“元祖”よりは柔らかい)、チョコもビターとホワイトチョコのコンビネーションがなかなか。
マカダミアナッツが多すぎず少なすぎず、歯に挟まったりしにくいのと、元祖みたいにクッキーの粉が付着しないのも気に入った。

だけど明治のホームページには、この商品のことが掲載されていない模様。
したがって、シリーズ物として他のフレーバーもあるのかとか、「大人のきのこの山」もあるのか(←どうも存在するらしい)とか、その辺りは謎。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リンゴ満開 | トップ | 信号機/案内地図 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大人の… (taic02)
2011-05-24 19:38:31
そうでした。「大人の」といえば「おとなのふりかけ」がありました! 1989年発売だそうです。
ちょっとした高級感を演出するための「大人の」なんでしょうね。

「大人のたけのこの里」はカカオのほろ苦さは多少ありますが、子どもでも大丈夫でしょう。
わずか8個で150円以上もするので、これを遠足のおやつに持っていく子がいたら、本当に“大人”かもしれません。
返信する
新企画? (mugi-shochu)
2011-05-24 18:58:01
新たに「大人」シリーズを販売するとか?
単に大きいだけではなく味も大人好みになってるんですね。
"大人のふりかけ"なんて言うのもあるし。

子どもの頃、ラム酒が入ったチョコレートを大人ぶって食べたり、タバコの形をしたチョコレートを、いかにもタバコを吸うように食べたことが何度かありましたが、子どもにとっては「大人の」と表示されていると、つい背伸びしたくなるかも。
返信する

コメントを投稿