木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

踏み絵

2013年07月02日 | 江戸の文化
踏み絵は、以前はよく時代劇で目にしたが、最近ではあまり見ないような気がする。
実物も見たことがなかったのだが、先日名古屋の栄国寺に併設された切支丹遺跡博物館で本物の踏み絵を見た。
簡単な説明文によると「はじめは紙にキリストの像を書いたものを使い、破れるから木板の像、最後にはこのような銅板のものをつかうようになった」とある。
実際に見てみると、意外なくらい立派である。こんなところにも日本人の律儀さというか、手の細かさが感じられる。
やはり安っぽい踏み絵よりは、高そうな踏み絵のほうが確かにありがたみがある。
その分、切支丹にとっては踏みづらかったのであろう。

切支丹遺跡博物館



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