2013年7月18日(木) リザーバー 4:00~11:00
天気:雨のち晴れ 気温:25~31℃ 水温:26℃ 風:2~8m 水位:1.5m減水 水色:スティン~マッデイー 潮:若潮
状況:サマー
さて、今日は久しぶりのラージだ。今までスモールばかり釣っていたのでリズム的に合うかどうか不安はあるものの、まぁこの時期だけに大外しはないだろうと余裕をかましていたが果たして…。
天気予報では朝は結構な雨が降るが昼前くらいからは晴れの予報通り、朝から強風雨でのスタートとなった。朝の船の準備段階で雨が降ること程嫌いなものはないが、それはまのがれることができたので全然OKだ!
いつものようにスタートして暗いうちはハードベイトメインでポツポツヒットしてきた。ほんとモーニングバイトはきっちり釣っていきたいところだ!やっぱりポイント的には岩盤メインか。
スピナベ・クランク・プロップ系・ラバージグと朝は何でも食ってくる(笑)楽しいひと時である!
そしてこれまたいつものようにそれが落ち着くとまったりタイムのスタートである。(笑)今日は自分的に
ジカリグで釣りたかったし、状況的にもそれが正解に近いと踏んでいたのでそれらしきスポットで繰り出すもどうもパッとしない。リグ的にはなかなか想像以上にいい働きを予感させたが魚が少ないのか結局釣れたのは1本だけだった。が、その可能性は凄いものがあると感じたので今後に期待だ。
ジカリグで結果は出せなかったものの、今後間違いなく僕の持ち駒のひとつになるだろう!
そんな感じで岩盤、ブッシュ、沖の沈みストラクチャーを探るも想像以上の貧果だ!なぜ!?浅いところにも魚が少ないようだし深場のストラクチャーを打ってもポロポロ程度。雨も止んだし、眠いし、釣れないし、ときたら当然昼寝だ(笑)9時から11時まできっちり睡眠!
さあ、雨も止んだしガンガン釣れるぜ!と思ったけど全然ダメ…。が、メイン筋から別の筋に入るとどうやらこっちのほうが水がいい気がした。が、やっぱり釣れない。いや~っキツイ!と思いながらそういえば違う場所ながら友人が虫パターンがはまったと言ってたのでマネっこして試すと…。
今までの沈黙が嘘のようにバイトラッシュ!打つ場所を間違えると子バス&ギルの猛攻を食らうが、きちっとしたスポットを打つと明らかに今までとはサイズが違う40クラスばかりのヒットになった!本当はあまり虫パターンは好きではないが(なんか釣れて当然って感じがしてしまってwww)が、今の自分にそれを上回る釣法があるわけでもなく、これで押し通すことに。
前回のスモール釣行といい、『虫』様さまである(笑)
しかし今まで魚がいないと思っていた岸沿いから次々に良型のバスが出てくるのには驚かされた。鉄板のノーシンカーワームのスローフォールでも全然食ってこないのに。やっぱり夏は『虫パターン』なのだろうか。
今から20年程前にフライでのバス釣りにはまって、こんな無骨な虫ワームではなく本物の『虫パターン』の威力を思い知らされたもんだが、こんな虫に似ても似つかない虫ワームでも別格な威力を感じずにはいられなかった。
やっと乗ってきたその時、バイトの『バフッ!』とは違う
『バシュッ!!バフュ~!!』 という音が後方から聞こえた。何だ?と思い後ろを振り返るとまさかの光景に愕然とした。何とゴムボートが20cm程の長さが裂けて大穴が開いているではないか!でもこの船は2気室構造だから沈みはしない、と思ったもののすぐさま回りを見回し一番近い岸辺に向かった。
がっ、なんと破裂からわずか20秒程で後ろはもちろん、大丈夫なはずのフロント部までも空気が全て抜けてしまった!ちょうどボートの先端が岸に届いた瞬間エレキがヘッドまで水没したので僕もダムに飛び込んだ。ふ~っ、間一髪完全沈没は避けられた。どうやらゴムの劣化によるゴムの貼り合わせ部分のはがれが原因のようで、きっと内部の2気室も破れていたので一瞬にして全ての空気が抜けてしまったのだろう。しかし、エアフロアがあるおかげで何とか82lbのエレキ・バッテリー2発・大量のタックル&荷物が載った状態でもかろうじて水面に浮いている状態だった。
さあ、冷静になって状況を考えよう。ほぼ垂直の壁であるこのフィールドにおいて、45度位の傾斜のバンクにたどり着いたのは本当にラッキーであった。が、腰まで水に浸かり、岸辺の木の根っこにつかまっていないと状態を維持できない状態であり、船も、タックルも少し動かしただけでバランスが崩れ沈する可能性がある。とりあえず身動きが取れない状態なので誰か他の船が通りかかるのを待つことに…。がっ、3時間経っても誰も来ませんが…(汗)
さすがにこのままだと水に浸かったまま夜を迎えることになりそうだったので自力で何とかするしかない。数キロ先の車の所までボートを曳いて泳いでいけるのか!?でもそれしかないと思いつつ、ダメもとでワームフックと10lbラインで裂け目をオペしてみることに。1時間以上かけて縫い合わせてみると、意外といける!?そのままでは20秒で全部空気が抜けてしまうが、裁縫後は40秒大丈夫だった(笑)
ラッキーなことに普段積まない電動ポンプを今日は積んでいたため、一か八かポンプで空気を入れながらエレキ全開で戻ることにしてみた。がっ、車までは82エレキ全開でも15分以上掛かるためポンプ、エレキが焼きつく可能性も高いのだ。ポンプが止まれば確実に沈だし、もう浅場もほとんどないから本当にリスクの高い行動だがもうこれしかない!おまけに朝ポンプの線が断線してしまいバッテリーに確実に固定できないのも不安を大きく駆り立てた。
そして綱渡りのような命がけのエレキ走行、わずか15分足らずがこんなに長く感じたことはない。が、本当にいろいろなことに恵まれ、幸運にも命も、そしてボート以外何も失うことなく無事目的地までたどり着くことができた!今まで自他共に認める伝説的な釣行を何度かしてきたが、今回の釣行は間違いなくトップクラスのミラクル釣行であった。本当にいろいろと考えさせられた1日であったが本当に良かった。この一言に尽きる。全てのものに感謝である!
がっ、トレーラー船のエンジン故障中、ゴムボートも失い来週からの釣りはどうしたらいいの!?(オッサン、ちっとも懲りてね~だろ!?)そして半身水に浸かりながら何とか岸にしがみつつも、デカバスのスクールが目の前を通過していくのを見た時、こんな状況にもかかわらず思わず必死でロッドをボートから拾い、キャストしまくってしまったのは内緒です!(爆)
前も後ろも空気が抜けてペタンコでただの浮遊物と化した愛艇。水も当然中に入ってきているが、何も失わず、無事帰還できたのは本当に幸運だった。
本日 ラージ:40up×2本・40cm以下×16本 total 18本
2013年累計(釣行数 11回)
ラージ :55up×1本・45up×6本・40up×24本・40cm以下×86本 total 117本
スモール:45up×2本・40up×75本・40cm以下×438本 total 515本
合計 :55up×1本・45up×8本・40up×99本・40cm以下×524本 total 632本
タックル
1. TF64CUL + アルデバランR(R) + 7lb = サーフェイス
2. ライトニングⅡ + アルデバランL(O) + 7lb = トップ
3. 630LB + スティーズR(P) + 10lb = クランク
4. 630MB + コンクエストR(B) + N14lb = スピナベ
5. GP65CL + アルデバランL(B) + 6lb = ノーシンカー
6. GP69CLP + LTZ + 10lb = ジグヘッド
7. ウェアウルフ + スティーズL(B) + 8lb = ラバージグ
8. 691LFB + アルデバランL(P) + 7lb = スプリット(2g)
9. 6101MLFB + メタニウムMg7L(P) + 12lb = ジカリグ(2.7g)
10. 681MHFB + スティーズL(R) + 14lb = ジカリグ(7g)
11. 631ULFS + イージス(O) + 4lb = 虫