現在船釣り用の竿はライトゲーム用にシマノ『ライトゲームCI4 TYPE73 MH200』、少し重めの万能竿にダイワ『Aグリップ NERAI 210M』、専用竿でヒラメ用にダイワ『早舟 M-270』、カワハギ用にダイワ『Aトリガーカワハギ゙180』、アジビシ用のシマノ『シーマイティーアジビシ160』を所有している。
が、実は一番出番が多いであろう30号負荷位の73調子の万能竿を持っていなかった!ずっと欲しいと思いつつなかなかどれにするか決めきれずにいたのもあった。一番メインの用途に考えていたのは60号のビシを使ったイサキ釣りで快適に使えるものだ。
候補に考えていたのがシマノ『海明30 210』、ダイワ『Aブリッツ ネライMー210』、『リーディング ネライM-200』の3機種だ。
まず『海明30 210』はとにかくバカ軽!&候補の中では一番安いのが魅力。実際手にした感じも価格を考えたら十分で、とても魅力的な1本であった。錘を掛けてみたところテーパー的には『Aブリッツ ネライMー210』よりも少し柔らかい感じで、用途的に『ライトゲームCI4 TYPE73 MH200』と少し被るところが多そうだったのと、見た目のチープさで悩んだ末に見送った。
『Aブリッツ ネライMー210』は現在所有している『Aグリップ NERAI』の後継機種で、やはりフィーリングは『Aグリップ NERAI』と似ていた。しかし『Aグリップ NERAI』の210MはM表記ながら『Aブリッツ ネライ』でいうところのMHに相当するモデルなので当然『Aブリッツ ネライMー210』は、より僕の求めている竿に近いアクション、テーパーになる。が、もともとメーカーが謳うほどの粘りやトルク、感度などを現在使用している『Aグリップ NERAI 210M』からあまり感じていなかったし、『Aブリッツ ネライMー210』でも基本それ程変わらなかったのでこれも見送った。
そしてカタログスペックからはあまり自分の求めているものではなさそうだったが、一応店頭でチェックだけしておこうかな位の『リーディング ネライM-200』だが、現物を見て錘をのせてみるとやばい!こいつが一番いいかも!?と感じた。
まずカタログスペックで気に入らなかった部分はその自重。『海明30 210』が115g、『Aブリッツ ネライMー210』が165g、『リーディング ネライM-200』が210g!とぶっちぎりに重い!海明の倍近い重さですよ。まずはこの点だけでも全く眼中になかった(笑)が、実際持ってみるとそれ程のデメリットは感じなかった。『リーディング ネライM-200』はグリップ部分にその重さが集中していているのでティップの持ち重りを感じないのがその理由で、実際釣り場で使用するにあたり僕的には許容範囲内の重さであった。
スペック上は重いがグリップ部が長く、セパレートグリップ風にはなっているがその部分は太いためこの自重だ。逆を返せば手元バランスになっている為体感的には軽く感じる。
次に「穂先にはグラスソリッドにコンポジット素材を巻き付ける『センサーグラストップ』を搭載」と書いてあり、メインで使うであろう60号のビシを使ったシャクリ釣りではソリッドティップよりもチューブラーティップのほうが使いやすいんじゃないかと思ったからだ。しかしこれも錘を付けてみたところ、いい意味でソリッドティップの竿らしからぬ綺麗なテーパーを描き、上記2機種と同等、いやそれ以上に自分好みのいい曲がりをしていた。
やたら食い込みが良さげだが軽快感のあるティップ。細いながらも不安感はない。
そして竿の太さ。スペックではティップが1.1mmで60号のビシを使ったシャクリ釣りでは心細いと思っていたが、実際錘を付けて振ってみても全然安心感があった。またバット部分の太さが17.9mmとあり、結構太いなと思っていた。が、これも実物を見るとどこが17.9mm!?って感じでどこで測ったのかよくわからないwww。ティップが1.8mm、バット部分の太さが12.2mmの『Aブリッツ ネライMー210』を隣に並べて比較するもどう見てもブランクはリーディングの方が明らかに細い。そのためシャクった際もシャープに振り切れた。
最後にカーボン含有率が81%とAブリッツの41%と比べ高いこと。今回竿に求めたのが、60号のビシをシャクってもトルク・粘り強さがあり安心感のあるもの。当然カーボン含有率の低いAブリッツのがしっくりくると思っていたのだがあら不思議、錘を吊るしてシャクってみるとなんだかリーディングの方がモッチリ感がありトルク・粘りを感じた。硬さ的には若干リーディングの方が柔らかいにもかかわらずなぜか安心感があった。
柔らかいながらも安心感のあるティップ、柔軟かつ粘り強くに荷重を支えるベリー部、そしてしっかりと負荷を受け止めるバット部がスムーズに連動している!錘は75号。
トータルでみると『リーディング ネライ M-200』は持ち重りがなく感度も良好、綺麗なテーパーを描きトルクフルで安心感がある。そして使用範囲も軽い錘から重い錘まで幅広く使えそうだったので(これ1本あれば今持っている他の竿使わなくなりそうな気が・・・)結果『リーディング ネライ M-200』に決定した!まぁいろいろとわかったようなことを述べてきたが、実は購入に至った一番の理由はその見た目のカッコよさであったのは内緒である!(笑)
グリップ・ブランク部の塗装、ガイドの仕上げ等上記2機種よりも遥かに高級感がありGOOD!メインの竿になるであろうから見た目の気に入り具合も大事(#^.^#)
がっ、実はこれで終わらない。ニコニコしながら家に持ち帰って早速振り回してみるwww。・・・!!!???なんと店では気づかなかったがブランクとグリップの継ぎ目部分からカタカタとかなり大きな音がするのだ!かなり力強く固定するネジを回してもやはり異音が気になる。そこでお店に持って行きメーカーに調整という形で使用前から入院となった(涙)ちなみに店のほかの番手の『リーディング ネライ』を試したところ、あるものは僕のものよりかなりひどく音鳴りがし、あるものはしなかった。構造上の問題なのかな。
というわけで、気にならない人は気にならないかも知れないが、僕的にはこのグリップ構造のせいでかなり『リーディング ネライ』の評価が下がった。そもそもネジでグリップを固定するこの構造をとることで、今回のようなしっかりとした固定ができない、重量が増える、価格が上がる、感度が落ちる。などなどのデメリットが考えられる。
メーカー調整後は実使用において問題のないレベルになって帰ってきた。が、やっぱりワンピースがええなぁ!
だから個人的にはわずかな仕舞い寸法を短くすることを重要視するのではなく、性能重視でワンピース設計にして欲しかったし、最悪2ピースにするにしてももっとシンプルな方式のもので、見た目よりも実質的な機能UPを実現してもらいたかったなぁ!残念!まぁ、またいつの日か実釣したらインプレしてみよう!
が、実は一番出番が多いであろう30号負荷位の73調子の万能竿を持っていなかった!ずっと欲しいと思いつつなかなかどれにするか決めきれずにいたのもあった。一番メインの用途に考えていたのは60号のビシを使ったイサキ釣りで快適に使えるものだ。
候補に考えていたのがシマノ『海明30 210』、ダイワ『Aブリッツ ネライMー210』、『リーディング ネライM-200』の3機種だ。
まず『海明30 210』はとにかくバカ軽!&候補の中では一番安いのが魅力。実際手にした感じも価格を考えたら十分で、とても魅力的な1本であった。錘を掛けてみたところテーパー的には『Aブリッツ ネライMー210』よりも少し柔らかい感じで、用途的に『ライトゲームCI4 TYPE73 MH200』と少し被るところが多そうだったのと、見た目のチープさで悩んだ末に見送った。
『Aブリッツ ネライMー210』は現在所有している『Aグリップ NERAI』の後継機種で、やはりフィーリングは『Aグリップ NERAI』と似ていた。しかし『Aグリップ NERAI』の210MはM表記ながら『Aブリッツ ネライ』でいうところのMHに相当するモデルなので当然『Aブリッツ ネライMー210』は、より僕の求めている竿に近いアクション、テーパーになる。が、もともとメーカーが謳うほどの粘りやトルク、感度などを現在使用している『Aグリップ NERAI 210M』からあまり感じていなかったし、『Aブリッツ ネライMー210』でも基本それ程変わらなかったのでこれも見送った。
そしてカタログスペックからはあまり自分の求めているものではなさそうだったが、一応店頭でチェックだけしておこうかな位の『リーディング ネライM-200』だが、現物を見て錘をのせてみるとやばい!こいつが一番いいかも!?と感じた。
まずカタログスペックで気に入らなかった部分はその自重。『海明30 210』が115g、『Aブリッツ ネライMー210』が165g、『リーディング ネライM-200』が210g!とぶっちぎりに重い!海明の倍近い重さですよ。まずはこの点だけでも全く眼中になかった(笑)が、実際持ってみるとそれ程のデメリットは感じなかった。『リーディング ネライM-200』はグリップ部分にその重さが集中していているのでティップの持ち重りを感じないのがその理由で、実際釣り場で使用するにあたり僕的には許容範囲内の重さであった。
スペック上は重いがグリップ部が長く、セパレートグリップ風にはなっているがその部分は太いためこの自重だ。逆を返せば手元バランスになっている為体感的には軽く感じる。
次に「穂先にはグラスソリッドにコンポジット素材を巻き付ける『センサーグラストップ』を搭載」と書いてあり、メインで使うであろう60号のビシを使ったシャクリ釣りではソリッドティップよりもチューブラーティップのほうが使いやすいんじゃないかと思ったからだ。しかしこれも錘を付けてみたところ、いい意味でソリッドティップの竿らしからぬ綺麗なテーパーを描き、上記2機種と同等、いやそれ以上に自分好みのいい曲がりをしていた。
やたら食い込みが良さげだが軽快感のあるティップ。細いながらも不安感はない。
そして竿の太さ。スペックではティップが1.1mmで60号のビシを使ったシャクリ釣りでは心細いと思っていたが、実際錘を付けて振ってみても全然安心感があった。またバット部分の太さが17.9mmとあり、結構太いなと思っていた。が、これも実物を見るとどこが17.9mm!?って感じでどこで測ったのかよくわからないwww。ティップが1.8mm、バット部分の太さが12.2mmの『Aブリッツ ネライMー210』を隣に並べて比較するもどう見てもブランクはリーディングの方が明らかに細い。そのためシャクった際もシャープに振り切れた。
最後にカーボン含有率が81%とAブリッツの41%と比べ高いこと。今回竿に求めたのが、60号のビシをシャクってもトルク・粘り強さがあり安心感のあるもの。当然カーボン含有率の低いAブリッツのがしっくりくると思っていたのだがあら不思議、錘を吊るしてシャクってみるとなんだかリーディングの方がモッチリ感がありトルク・粘りを感じた。硬さ的には若干リーディングの方が柔らかいにもかかわらずなぜか安心感があった。
柔らかいながらも安心感のあるティップ、柔軟かつ粘り強くに荷重を支えるベリー部、そしてしっかりと負荷を受け止めるバット部がスムーズに連動している!錘は75号。
トータルでみると『リーディング ネライ M-200』は持ち重りがなく感度も良好、綺麗なテーパーを描きトルクフルで安心感がある。そして使用範囲も軽い錘から重い錘まで幅広く使えそうだったので(これ1本あれば今持っている他の竿使わなくなりそうな気が・・・)結果『リーディング ネライ M-200』に決定した!まぁいろいろとわかったようなことを述べてきたが、実は購入に至った一番の理由はその見た目のカッコよさであったのは内緒である!(笑)
グリップ・ブランク部の塗装、ガイドの仕上げ等上記2機種よりも遥かに高級感がありGOOD!メインの竿になるであろうから見た目の気に入り具合も大事(#^.^#)
がっ、実はこれで終わらない。ニコニコしながら家に持ち帰って早速振り回してみるwww。・・・!!!???なんと店では気づかなかったがブランクとグリップの継ぎ目部分からカタカタとかなり大きな音がするのだ!かなり力強く固定するネジを回してもやはり異音が気になる。そこでお店に持って行きメーカーに調整という形で使用前から入院となった(涙)ちなみに店のほかの番手の『リーディング ネライ』を試したところ、あるものは僕のものよりかなりひどく音鳴りがし、あるものはしなかった。構造上の問題なのかな。
というわけで、気にならない人は気にならないかも知れないが、僕的にはこのグリップ構造のせいでかなり『リーディング ネライ』の評価が下がった。そもそもネジでグリップを固定するこの構造をとることで、今回のようなしっかりとした固定ができない、重量が増える、価格が上がる、感度が落ちる。などなどのデメリットが考えられる。
メーカー調整後は実使用において問題のないレベルになって帰ってきた。が、やっぱりワンピースがええなぁ!
だから個人的にはわずかな仕舞い寸法を短くすることを重要視するのではなく、性能重視でワンピース設計にして欲しかったし、最悪2ピースにするにしてももっとシンプルな方式のもので、見た目よりも実質的な機能UPを実現してもらいたかったなぁ!残念!まぁ、またいつの日か実釣したらインプレしてみよう!