さて前回の続き
北岳も快晴である。^ー^
一月あまり山に行っていない体は、もうヨレヨレ。
足がつりそうな感じ、いっぱいいっぱいだあ_| ̄|○
なんとか、岡松山に到着。
展望は無し。
次なる倉尾山はいかがものか??
このあたりは、まだまだ訪れてる人が少ないらしく。
踏み跡は薄く、倒木もある。
はあ、はあ、ゼイゼイで、倉尾山に到着。
おお、此処は展望が良い山だ。^ー^
東にど~~んと富士山。
西に荒川、赤石岳。
これで、三等三角点。
もう、謙遜しちゃって、この展望は一等三角点だよ。^ー^
西側は伐採した跡があるので、南アルプスフロントトレイルの整備で展望を良くしたのかもしれぬ。
でも、とってもいい山だ。
倉尾山からの降りは、曲者だ。
幅広い同斜面を250m降るんだけど、
西側の尾根や南の沢に引き込まれやすい。
道迷いは降りが多い。地図読み泣かせの地形だ。
まずは、東にコンパスを合わせてっと・・・・・・・
あれ、派手に白いロープがある。
これだね。ありがたや
これで、ルートはまちがいなさそうだ。^ー^
しかし、この道標のロープ。所々にあるのではなく、ここから2、300mは張ってあった。ヒマラヤのルート工作の固定ロープみたいだ。
ヒマラヤ遠征に行く予定がある人には、固定ロープの登りでユマールの掛け替えなど、いい練習になりそうだ。急斜面だし。
此処の降りは、キツかった。
最後の方はロープを握りしめっぱなし。 手袋がだいぶ傷んだ。
もう、足が限界だ。
尾根に乗りちょっとした登りで派手に足がつった。
痛い、イテイテ。
こむら返りの特効薬、「芍薬甘草湯」を飲む。ふ~~。
そっと歩きはじめる、なんとか大丈夫そうだ。
しかし、また登りが始まると、こむら返りが。きた~~
こりゃダメだ。降りはなんとかなりそうだけど、登りが始まると右の内腿がつる。。
これは、エスケイプルートを探さねば。
幸い、西に直線的に降れば、茂倉集落に続く林道にブチ当たる。
地形図を見る限り、岩場は無さそうだ。
一番ヤブが薄そうなところを突っ込んで行く。
スズタケの枯れたやつが、僕の顔や体中に纏わり付く。
バリバリバリ、ホコリが凄い。突撃だあ!!
なにやってんだろうね・・・・・・・・・
バリバリ
ああ、紅葉が奇麗だ。。。。。。。。。。。。
格闘の末
林道に飛び出した。
やれやれ~^ー^
この林道を降りさえすれば、茂倉集落だ。
林道のすぐ脇に、鉄檻の罠がある、こんな林道の近くでいいのか??
早川側も紅葉が奇麗だね^ー^
林道に出て一時間くらいか、
目的地である茂倉(もぐら)集落 に到着。
しげくら集落で、いいと思うんだけど、何故もぐらになってしまったんだろう?
坂、坂、に家並みがある。
集落のかたと、ちょっとお話なんぞしてみたかったけど。
あいにく人気がなかった。
バスの時刻もあるしね。
茂倉集落 gぐってみると、いろいろ面白い。
では、さらば茂倉集落(^_^)/~
早川町の町営バスの最終身延行まで、あと一時間半。
足早に林道を降っていく
茂倉集落から歩くこと一時間、新倉に到着。
此処はベンチすらないので、次のバス停へルーシー美里まで、歩く。
途中で見つけた。
茂倉川の看板
ね、MOGURA川って書いてあるでしょ。
たどり着いたヘルシー美里のバス停も
ベンチもなにもなし。_| ̄|○
ここまでくれば、今回の山旅は終わりだ。
櫛形山のほこら小屋は、相変わらず綺麗で良い小屋だった。
作ってから17年も経つのにね。しかし凄い満月だった。
巨摩山稜は始めてで。新鮮だった。まだまだ人が少ない山域で源氏山の分岐からは独りも出会わなかった。倉尾山はとってもいい山だ。しかし北から行っても南から行っても、大変そうだ。
茂倉集落は想像通り、静かな山間の村でいい雰囲気。
もちろん、初回に書いた妄想は妄想でしか無かったけど。
一日目はともかく、二日目はドピーカンで最高だったね・^ー^
あ~~面白かった。。
おしまいm(__)m。。。。。。。
11/4.5 2017
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