8/4 5 2020
今は昔 ではなく、大昔の話
富士山の女神・木花開耶姫と八ヶ岳の男神・大山祇神の背比べの争いが勃発した。
木花咲耶姫「あたしのほうが高いに決まってる。」 大山祇神「高いのはわしのほうじゃ。」 どちらも譲らない、いつまでも言い争いは続く。見かねた阿弥陀如来は手打ちの盃を労する事となった。
水は高いとこから低い方へ流れる。長い樋を八ヶ岳と富士山のてっぺんに架けて水を流した。すると、水は木花咲耶姫の頭にぶっかかった!
阿弥陀如来「ということは、八ヶ岳のほうが高い、八ヶ岳、やつがたけえ!ほほ」
大山祇神は得意満面、ほほhと笑う。
背比べに負けた悔しさと、阿弥陀如来のオヤジギャグに怒った、木花咲耶姫が上段二段回し蹴りを放った。
八ヶ岳大山祇神の頭は破壊され、凸凹の今の姿になったそうな。
恐るべし木花咲耶姫・・・・・・・・
さて今回の山旅は 八ヶ岳へ行ってきた。
八ヶ岳の登りの残しは、北八ツは八柱山と剣ヶ峰。
南八ヶ岳は、前三ツ頭と三頭山だ。
北八ツは標高が低いので、標高が高い方前三ツ頭と三ツ頭を登ることにした。
手っ取り早いのは、天女山に車を置いて日帰りで登るのが一番、楽。
でも梅雨も開けたし、お泊りがいいなあ^ー^
なにか面白そうなルートは無いかと調べると前三ツ頭の突き上げる十二山尾根というのがある。
記録は、非常に少ない。これこれ^ー^
権現岳に登る信仰の古道だったようだ。よくわからないけど、行かねばならぬ。やらねばならぬ、
観音平に車を置いてまずは三味線滝へ出発だあ!
やっぱし山は朝だねえ。
蜘蛛の巣も輝いている。^ー^
これが三味線滝、ハングしてるので直登は無理、右岸から高巻くルンゼになっていて早速靴が濡れる。
左岸に取り付き、尾根に出たいのだが岩壁が続き、なかなか突破口が見いだせない。やっと岩と岩の間の通れそうな場所から、尾根を目指し急斜面を登っていく。
足場が悪く、登りづらい。
此処が一番きつかった。_| ̄|○
尾根に入ると花がいっぱい^ー^
人に踏み荒らされていないので、昔は何処もこんな場所がたくさんあったのだろう。。
ニッコウキスゲ
トウゲブキの群落
入道雲とトンボ
縞々模様の綺麗な尾根に出た。
断層なのかな?
此処を抜けると前三ツ頭は近い。
前三ツ頭に到着。
十二山尾根にあんなに、お花畑たくさんあるとは思わなかった。
これが十二山尾根、たおやかである三味線滝ではなく素直に尾根の先端から登ったほうが良かった。後の祭りだけど。
さて、次は三ツ頭だ。
続きまするm(__)m