7/2旅人 

山と旅が好きです。

空へ

2015年12月20日 | 

この本を読んだのをは、十何年か前

 

内容はエベレスト大量遭難を題材に、いろいろな人にインタビューして出来た本だ。

登山家で執筆家である ジョン クラカワー

もちもん、この本の中心の ロブ ホール率いる公募登山隊に参加している。

営業遠征隊のルポを書くためにエベレスト登頂に挑む。

この時の遠征で日本人である難波さんという女性も参加している。

 

今年公開の「エベレスト3D」原案の本である。

 

死の地帯、デスゾーン起きた大量遭難、

この時の生き残り、また複数の登山隊のインタビューから

淡々とそしてハードな内容を記している。

デスゾーンにある遺体は、ほとんど回収されていいない。

此処にある遺体が登山ルートの指導票になっているという。

 

営業遠征隊は、エベレストの挑戦権のハードルをぐっと下げてしまう。簡単にいえばある程度のスキルがあれば、どなたでも の世界だ。

そして、あまりにもたくさんの登山隊に許可を出しすぎるのも、

この危険地帯を渋滞させる原因だ。

そして、この事故は起こるべくして起こった事故だったと思います。

 

日本の山でも、20人、30人のパーティを見かけるけど、人数が多ければ、多いほど統制が取れておらず、渋滞、迷惑を引き起こす事が多い。4,5人のパーティに分けて行動し、ポイント、ポイントで集合すればいいのに。

そういえば、こんな事があった。

ある日、電車で登山に行くであろう?格好をした二。三十人のパーティが乗っていた。近くにいた、オバハンに「今日はどちらの山へ、行かれるんですか?」と聞いてみた。

キョトンとした、オバハンは、近くにいた同行者に

「今日は、何処だっけ?」と聞いていた。オイオイ、もう遭難してるよ_| ̄|○

映画エベレスト3Dを見てこの本を思い出したので、書きました。

 

 

PS この方、「荒野へ」も書いてらっしゃる。

僕は「荒野へ」の映画「イントゥ・ザ・ワイルド」は、大好きな映画だ。

原作の「荒野へ」はまだ読んでいなかった、これは宿題だな。^ー^

 

 

 

12/20       2015