たびびと

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世界遺産観光地から開発途上国まで、世界各地の心あたたまる、すてきな風をお届けします。

ホ・オポノポノ

2012年07月04日 | ペルーの風
地図を見て、各地の空港の位置を調べた。


旅行前にしっかりと訪問地のことを調べておくのがふつうかもしれない。でも、これまでの旅行で、あまり事前の下調べをしてこなかった。旅行の楽しみは観光地の訪問よりも、滞在先の地域の空気を感じることにあったからだ。行き当たりばったりで人に聞きながら、旅を楽しむ。ハプニングがあるが、そこがまた面白い。人とのふれあいも満喫できる。


一つずつ、頭の中を整理していく。

フリアカ空港は宿泊地プーノから1時間。明日の観光後に移動予定だ。午後3時10分の便なので、時間的にはゆとりのある日程だ。その空港が大雨で閉鎖されている。

メインの観光は終了した。マチュピチュ、ナスカの地上絵。すばらしいの一言だ。このチチカカ湖は、おまけのようなもの。申し込みをしたツアー日程に含まれていたから訪問をした。まあ、気楽に、何も考えずに訪れたのがここプーノ。だから、観光よりも、日本へ帰ることを優先しよう。

雨は数日続いている。いつ晴れるか、いつ空港が離着陸可能になるのかわからない。つまり、フリアカ空港からリマに、いつ移動できるのかがわからない。天候次第だ。
雨が続けばずっとプーノに滞在しなければならない。日本に帰れない。フリアカ空港からの移動はやめた方がいい。

いつも通りに飛行機がとんでいるアレキパ空港に移動する方がいい。デメリットは時間と費用がかかる。また、チケットが購入できるかどうかわからない。
クスコまでバスでもどるのもいい。時間がかかるが、確実に日本に帰ることができる。

旅行会社は最も安い航空券を購入している。だから、リマから日本までの航空券は日程変更ができないだろう。片道とはいえ、チケットを再度購入するとなるとかなりの額になる。この日本までの国際線航空券再購入はさけたい。


今おかれている状況が少しずつ整理された。
空港の位置も確認できた。

明日の方向性が何となく見えてきた。




ここでぼくは、ホ・オポノポノを実践することにした。

「私の記憶の何がこの現象を作っているのだろう」

ごめんなさい。許してください。愛しています。ありがとう」


大雨で飛行場が閉鎖されている状態を、100%自分の責任であると認め、4つの言葉を心の中で繰り返した。

オイルヒーターの前に椅子を移動し、足を温める。少しずつヒーターの温度があがっていくのがわかる。目をつぶりこの言葉を頭の中で静かに繰り返す。

「ごめんなさい。許してください。愛しています。ありがとう」

目の前におきる現象の原因は自分自身にある。だから、問題があったときには、自分の心の中をクリーニングしなければならない…

混乱していた頭が少しずつ休まってきた。

妻は静かにベッドに横になっている。
3年前、ともにホ・オポノポノの講演会を聞きに行ったが、今それを実践しているとはいわなかった。


突然部屋の電話がなった。





多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
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