【再変更21時から】佐渡金山世界遺産登録 労働は過酷だったが「内鮮区別なし」だった事を展示せよ!合意どおり運用せよ!
冒頭、配信が遅れた事情の説明があります。
本題の佐渡島金山の世界遺産登録については 3:28 からです。
ユネスコ世界遺産に登録と言えば、
2015年に端島(軍艦島)を代表とする「明治日本の産業革命遺産_製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が記憶に新しいです。
あの時も韓国が強制労働を強いられたのに登録をするのはおかしいと難癖を付けられました。
というか同時に韓国も百済考古遺跡の登録を目指し、お互い登録に向けて協力しようと話が付いていました。
ところが日本は約束通り、韓国の登録に賛成したのにもかかわらず、
なんと韓国は日本の登録に難癖を付けた経緯があります。
あの時も今回同様、軍艦島に韓国人が強制連行されたと言いがかりを付けたのです。
今回も韓国人は佐渡島に強制連行され強制労働だったと言い始め、そんなところを世界遺産にするのはおかしいと。
それもこの反対意見は韓国のみならず、日本の社民党や共産党も同じ意見でした。
主張/佐渡金山の推薦/歴史の事実直視し誤り認めよ (jcp.or.jp)
【主張】「佐渡金山」推薦問題 朝鮮人強制連行の歴史を忘れるな - 社民党 SDP Japan
ところが長尾さんが紹介した産経新聞の記事では。。。。
世界遺産決定の佐渡金山 戦時中の朝鮮半島出身者は「内地と区別なし」指針 待遇面で配慮 - 産経ニュース (sankei.com)
当時は日本は朝鮮を統治というか併合していたので、南北朝鮮の人も日本人の立場でした。
そして朝鮮半島出身労働者と内地の労働者との賃金や待遇面で差別はありませんでした。
それは西岡力さんや李英薫氏や李宇衍さんが当時の資料から証明されています。
「佐渡金山は強制連行・強制労働の現場ではない、日韓研究者の声明文」をユネスコに提出しました。 – 歴史認識問題研究会 (harc.tokyo)
ただ軍艦島登録の時の様に、韓国からの言い掛かりで韓国の主張を受け入れないか、それが心配です。
あの時は佐藤地さんが演説で「Forced to work」との発言が猛批判を浴びましたが
苦しい言い訳で「強制連行ではない」と言っていましたが、
今回も何らかの反発がありそうな気もします。
その「forced to work against their will」の部分が「徴用」(或いは国民徴用令)だったというのが岸田首相(当時外相)の説明だったと思います。
— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) September 29, 2022
特に外務省の説明に少々引っ掛かる文章があります。それは⇩
朝鮮半島出身の労働者は、削岩、支柱、運搬といった危険な坑内作業に従事する者の割合が高かったことを示すデータもある。
ユネスコ第46回世界遺産委員会における「佐渡島の金山」の審議に際する 日本政府代表ステートメント|外務省 (mofa.go.jp)
これだけを読むと、いかにも朝鮮半島出身労働者は危険な作業に就かされたとも読めます。
実際は戦争末期には内地の男性の多くは徴兵で戦地に行き、どこも人手不足でした。
当然、坑内の過酷な作業に就ける若い男性は朝鮮半島出身者しかいなかったという事です。
その説明がないので、あたかも朝鮮半島出身者は虐げられ、
無理やり危険な仕事をさせられた、差別された、と思ってしまいます。
念には念を、そして慎重にです。
やはり言葉を選んで発信し誤解を招く説明文は避けてもらいたいです。