昭恵氏付の照会、一般的内容=財務省―民進、政府職員の招致要求・国有地売却
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地格安売却問題をめぐり、財務省の佐川宣寿理財局長は27日午前の参院予算委員会で、安倍晋三首相夫人の昭恵氏付の政府職員による国有地に関する同省への照会内容について、「介護施設に適用される定期借地の賃借料の優遇措置について問い合わせがあった。制度に関する一般的な問い合わせだった」と説明した。民進党の桜井充氏への答弁。
野党は、同学園の籠池泰典氏の要請に基づいて財務省に照会した政府職員が昭恵氏付だったことから、国有地売却額の大幅引き下げを含む取引に財務省の忖度(そんたく)が働いたとみて追及している。桜井氏は「(職員)本人だけのせいにするのは気の毒だ。本人に来ていただき釈明する場があった方が良い」として、昭恵氏付だった谷査恵子氏の国会招致を求めた。
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民進党は安倍政権打倒に躍起になっています。
政権打倒に繋がれば、自民党支持低下に繋がれば、
そしてあわよくば、民進党支持者が多くなればと思っているのでしょう。
何でもかんでも国会に呼ぶのはどうなのかなあ、って思います。
質問に答えてもらって、その先に何が見えるのでしょう。
ただの水掛け論に終わるだけなら、時間の無駄、歳費の無駄です。
もしも「忖度」が働いたとして、誰が批判されるのでしょう。
忖度して売買契約に不正があれば、それは忖度して値下げをした方が悪い筈。
首相夫人付きの職員が問い合わせをして、何が問題なのでしょう。
一番問うべきは用地8億円値引きの根拠が違法か、
そして小学校認可が妥当だったかどうかだけです。
国会議員の責務は何ですか?
政権打倒より、国益でしょう。
国内外は平穏な状態ですか?
遠いヨーロッパやアフリカ、中東の有事ならまだ分かります。
でも朝鮮半島が大変な事になっています。
朝鮮有事を米国は懸念しているのに、一番近い国、韓国も別問題で大騒ぎ。
そして我が日本も朝から晩までテレビを付ければ、籠池問題ばかり。
これこそ平和ボケの究極でしょう。
特に北朝鮮には日本国民が何十年も拉致されたまま。
北朝鮮に先制攻撃をするか否か、米国はその決断を迫られている中、
もしもそれが実行されれば、拉致被害者の命も心配です。
また破れかぶれで暴発した北朝鮮が日本を標的にミサイル発射する可能性もあり
戦後最大の危機的状況とも言える今現在、平和ボケ過ぎです、議員もマスコミも。
話を元に戻すと、籠池問題で一番明らかにすべきは何なのか。
それは議員もマスコミも分かっている筈なのに、どうでもいい話ばかり。
証人喚問は偽証罪適用だから、嘘を付かない筈、との思い込みは危険です。
籠池氏は証明できない事はペラペラ好き放題喋り、偽証罪に問われる質問は
「刑事訴追の可能性がある」と回答を拒否しました。
本当に分かり易い。
それが答えとも言えるでしょう。
証拠がない問題を参考人招致をしても証人喚問をしても無意味です。
特に籠池は野党4党と予め細かい打ち合わせ済みなのか、終始ニコニコ顔で
時には国会を侮っているかのような発言もありました。
籠池問題で国会を引っ掻き回されている現状に有権者も気付くべきで、
混乱の原因の一つが野党4党の姿勢に問題があると見抜くべきです。
何度も言うようですが、「何が違法なのか」と当たり前の事を考えるべきです。
そしてその原点に戻らなければこの混乱は続き、
国会で審議すべきことが後回しになったり、時間切れになる事態も予想されます。
それにしても野党4党に良識ある議員は誰もいないのでしょうか。
この異常な事態を修正できる野党議員、特に議員数の多い民進党内に真面な議員が一人もいないのでしょうか。
そう思うと、日本も韓国並みで、情けない国に成り下がったと思うと暗澹たる気持ちです。