北朝鮮、プルトニウム生産再開か=黒鉛炉が稼働継続の兆候―米研究所
【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は5日、北朝鮮・寧辺の核施設の最新の衛星画像を公開し、5000キロワットの黒鉛減速炉が稼働を続けている兆候があると指摘した。稼働継続が事実なら、北朝鮮が核兵器計画に利用するプルトニウム生産を再開した可能性があるという。
2月25日撮影の画像によると、黒鉛炉から蒸気が立ち上っていた。稼働を示唆する冷却水の排出は確認されていないが、施設周辺の凍結した川の氷が解けており、黒鉛炉の稼働状況が監視されるのを防ぐため、冷却水排出用パイプを川の中まで延長したことが考えられるという。
**************************************************************************************************************
アメリカの研究所は北朝鮮・寧辺核施設の衛星画像で黒鉛炉が稼働をしている兆候があると発表しました。
画像は先月25日のものだそうです。
金正日の誕生日が2月16日。
金正恩の妹・金与正が平昌五輪開会式で訪韓したのが2月9日から11日まで。
文大統領は与正に核廃棄について言及しなかったと言われています。
この事を与正が金正恩に訪韓時の好感触を伝えたでしょうし、
水面下で米朝の接触があったとも言われているので総合的に判断しての再稼働かもしれません。
それに決定的な米国の反発がない限り北朝鮮は核開発を止める訳ありません。
核保有が生き残るための唯一の方法だと信じているようですから、
簡単には今の路線を変更する可能性も少ないと思います。
昨日は韓国の特使団が北朝鮮に想像以上の歓待を受けて舞い上がっているでしょうが、
あんなことで喜んでいる場合ではありません。
それだけ北朝鮮は困窮しているのですから、ここで手を緩めたら今までの努力が水の泡です。
そこのところ、韓国はわかっているのでしょうか。
わかったような顔を見せ、その実北朝鮮との融和を考えている文大統領ですから
当分安心できません。
北朝鮮自ら核放棄するから、米朝会談をして欲しい、と言い出さない限り安心できません。
南北首脳会談が実施されたところで、何の意味もありません。
国民を拉致され一日も早く取り戻したい日本ですが、こんな時にも何の役目も果たせません。
それはなぜか、その事をもっと真剣に考えるべきです。
政府、国会議員、そして私たち一般国民も。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。