民進党・階猛議員が衆議院本会議で問題発言
共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案。
国会で議論されていますが、答弁に立つ法務相の発言がちょっと頼りないと言えば頼りないですが
民進党は本当にこの法案の疑問点を明らかにしたいのなら、事前に質問内容を通告しておくべきです。
そして答弁に立つ法相は丁寧に分かり易く説明したら、この法案が大切なものかよくわかります。
また、その場にいる議員だけが分かればいいものではありません。
テレビで、そしてネットでこの様子を視聴している国民が「成程」と思えるような議論をすべきなのです。
ところが、意地悪く法相を困らせようとの目的での質問ですから
法相の答弁がやや的外れだったり、解り難かったりしたようです。
その事を槍玉にあげて、自民党を批判したい民進党・階猛氏は昨日の衆院本会議で
「衆院法務委員長解任決議案」を提出した趣旨説明を演説しました。
ところが目的が自民党批判ですから、その演説内容がもう話になりません。
「オウム真理教のテロ行為を処罰しようというオウム事件に端を発したようなこの法案だが
大臣をもう一つのオウム事件を起こしていると言わざるを得ない」
どうしてこんな結論になるんでしょう。
もしもこの法案が成立したら、自分が処罰対象になると思っているのでしょうか。
それとも民進党の仲間たち、支持者たちが逮捕されると思っているのでしょうか。
そう言えば、沖縄での抗議活動をしている「市民」たちはもしかしたら危ないかもわかりません。
なんと言っても、公安が前々から目を付けていますから。
それにしても普通の国民なら危険人物が事件を起こす前に取り調べ対象になった方が安心です。
毎日国内外で凶悪事件、殺人事件のニュースが報道されます。
犠牲者を出さない為に、未然に計画を把握していたらよかったのにと思う事件も多々あります。
日本国内では組織的な凶悪事件はないようですが、起こってしまってから後悔しても遅いのです。
ところで今は防犯カメラが街中に設置され、犯人検挙に役立っています。
また犯人像が不明の時には防犯カメラがあればよかったのに、と思う事もしばしばです。
しかし、これは犯罪が起こってから役立つものです。
犠牲者が出てからでは犯人を検挙できても失われた命は戻りません。
ですから未然に防ぐ為にはどうすればいいのか、
組織的な犯罪を未然に防ぐ為の法律が整備されるのは当然の事です。
地下鉄サリン事件以降日本ではテロ事件が起こっていませんが
あの事件も未然に防げなかったのかと思いますし、
同様の事件を二度と起こさない為にも、私達が安心して暮らせる為にも
この様な法律を整備するのは当たり前の事です。
それを民進党は党の方針なのか、言い掛かりに近い理屈で反対しています。
階猛氏はこの法案審議中、気に入らないからと暴力を振るう有様です。
激昂の末、暴力〜民進党・階猛(しなたけし)議員 2017/04/21衆議院法務委員会
決定的瞬間が映っていませんが、「ユアタイム」でその場面が放送されたようです。
それがこちら ↓ 動画その1です。
http://omura-highschool.net/2017/04/23/30720/
自分の思い通りにならないからと、審議拒否などの職場放棄は以ての外です。
国民の安全を守る為に真っ当な議論をして欲しいですし
いい加減子供じみた屁理屈はもう止めてもらいたいです。
まだ民進党を支持している方には、これらの民進党の方針をどう思うか聞きたいものです。
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