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竹邑庵太郎敦盛

通勤のとき、いつも前をとおりながら入ったことのなかった蕎麦屋さん、「竹邑庵太郎敦盛(ちくゆうあんたろうあつもり)」に行ってきた。お昼時には日によって、お店の前に行列ができていることもあるが、この日は待たずに入ることができた。
今、これを書く前にちょっと調べてみて知ったことだが、このお店、何でも東京の新橋に支店があるそうな。
京都の本店(?)は、狭い路地を入ったところにある間口の狭い一般家屋を店舗付き住宅にしつらえたような店舗で、狭い玄関から靴を脱いで上がる。通されたは2階だったので、これまた、ピッチの狭い急な階段を上がって畳の間に座ることになった。
メニューは「あつもりそば(温かいそば)」と「追っかけ皿そば(冷たいそば)」の二つとのことで、「あつもりそば」を注文。
次に、蕎麦の量を一斤、一斤半、二斤のどれするか聞いてくるので、一斤半に。
卓にある急須から湯のみへお茶を注いでみる。と、それはお茶ではなくそば湯(ちょっと薄めの)だった。
待つことしばし、まずは生玉子、細く刻んだ多めの九条ネギ、ワサビの入ったお椀、ツユの入った徳利と、「箸休め」だという梅干しを持ってくる。
さらにしばらくして、25cm四方はあろうかと思うフタ付きのでかい木の箱に入って蕎麦が運ばれてくる。
フタを開けてみると見た目はざるそばなのに、蒸してあるのだろうか、モウモウと湯気が立つ。温かい蕎麦なんだからそれが当然なのだろうけど、ざるそばのような見た目にちょっと違和感を感じた。
徳利のツユをお椀に適量注いで、食べてみる。濃い目で甘みのあるツユは独特の味。魚出し
これに砂糖で甘くした濃い目のつゆを入れてかき混ぜて、さらにそこにそばを混ぜて食べる。蒸された麺(蕎麦)は、プヨンとした弾力はあるが、コシはなく、ズゾゾっとすすって喉越しを味わうという楽しみ方には向かない感じ。食べている途中で、なんだかすき焼きを食べているような錯覚に陥った。
ちょっと変わり種のそばなんだろうな。
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tbありがとうございました。こちらからもtbさせて頂きました。
凄い量でした。
確かに「長野のそば」とは違う路線でしたね。
ではまた。
通勤の途中、ほぼ毎日通るあの路地の、小さなお蕎麦屋さんが新橋に進出していたことが私にとってはオドロキだったりします。
おっしゃるように、「長野のそば」とはかなり違うし、「出石(いずし・兵庫県)のそば」ともチョトちがう。かなり独自路線な存在では?と思うちょります。