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豚骨やたい 九州雄@草津市穴村町 博多豚骨プロトタイプ

この日、草津市野路南での「加藤屋にぼ次朗」レセプションのあと、同じ草津市内でもう一件、新規オープンを控えるお店の開店前リハーサルに参加させていただいた。
どうも最近、滋賀県草津市が熱い。一体何故なんだろう?
誰かの影響なのだろうか(笑)。
まあ、それはさておき、現地に移動。夜のとばりの中、看板の照明のつかない店内にお邪魔する。

大将は大阪の天神旗の元で修行ののち、天神旗の姉妹店「野望天」の店長として修行を重ねた方だそうな。かねてから、独立店舗をもとうと検討した結果、草津市穴村の地域に根ざしたお店作りをすることにあいなったそうだ。

草津市郊外の一集落住民に根付く(滋賀の土着的な)ラーメン観と、本格的呼び戻しによる白濁豚骨には随分と文化的ギャップがあることだろう。
そのために、大将はまず、地元穴村地区住民限定の無料招待レセプションを開催したらしい。
そして、穴村地域の活性化の一翼を担うことをお店の使命に含み、地元の理解と協力を得ながらこの度の開店に至ったことを若い大将は、熱く語ってくれた。

この日、火を入れてからまだ4日目という豚骨スープは、豚骨の煮出しを重ね重ねて、それこそ酒や醤油を醸すように、歳月を重ねて作り上げていく呼び戻しの豚骨スープとしては、大将自身がいうとおり、「まだまだ若い」ものながら、コレを積み重ねていけばきっとこの先、深い旨味のある豚骨スープになっていくだろうことを十分に予感させるだけの芳醇な濃厚さに富むスープであった。
逆に心配なのは、ネットによる情報伝播の早い昨今、店側で十分に客に提供できるだけのスープが質量ともに確保できるようになる前に、遠方から情報を聞きつけた客が殺到してしまうことである。
だから、当面は若いスープになりがちなこともあるかも知れない。が、店主は、腰を据えてこの地に純豚骨のラーメンを根付かせようとしている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (akimu)
2009-10-15 18:25:40
壁も天井も真っ赤、それに裸電球がいい感じですね。
カウンターにおいてある三つのやかんはなんですか?
スープですか?
 
 
 
天井や壁が赤いのは (t_cognac)
2009-10-15 20:07:20
裸電球の灯りの加減が写真に写りこんだせいです。
実際の壁や天井が赤いわけではありません。
手作りのまさに屋台風ムードのある店内でした。
それから、ヤカンの中身は水です。
 
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