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無鉄砲つけ麺「無心」@奈良市中町

 先月24日、無鉄砲グループがつけ麺をメインに提供するお店として「無心」をオープンさせた。
 数年前に無鉄砲グループの赤迫代表が「いずれはつけ麺やろうと思ってる」と木津の本店で語っていたのを覚えている。その後彼は東京につけ麺修行に出たのち、奈良の「豚の骨」において有料ケータイサイト「超ら-めんナビ」会員限定一日20食限定で初の無鉄砲流つけ麺を発売した。それは今年の1月~2月のこと。ファンは我先にと争うように朝早くから行列に並んだものだった。
 一日20食だったこの限定メニューは、その数に対してコレをねらって食べに来るお客が非常に多かったため、麺を開発した木津の京都本店敷地にある赤迫製麺所では、限定つけ麺発売開始の数日後には増産体制を敷いて、営業開始即売り切れ状態を回避し、つけ麺をねらって「豚の骨」にやってくるお客に対応したものだった。さらには当初の「超ら-ナビ」会員限定枠をはずし、ケータイサイトの会員でなくても食べられるようになっていった。
 これには、もともと「豚の骨」で出しているラーメンの調理する合間に、茹で時間のかかるつけ麺用太麺を調理することで、厨房でのオペレーションが大変になると同時に、提供する食べ物のクオリティを落とすことはしたくない。そこで最初はある程度の限定をかけざるを得ず、その後、「豚の骨」の厨房で、可能な限りの数を提供するようにしていった...という事情があったのだろう。
 このようにして当時の限定つけ麺は提供期間を少し延長させた後、いったん発売を終えるが、その後も公式サイトに提供日を事前告知したり、去る8月の近鉄橿原店に臨時店舗出店時に出すなどして、ちょくちょくと食べられる機会を設けていた。

 このような経緯があって、いよいよつけ麺をメインに提供できる設備を整えて開店させたのが、この「つけ麺無心」。
 この日、午後を過ぎてから行列に加わる。待つこと約50分で店内へ。注文は豚骨つけ麺(並)300g。初めての訪店なので、呪文は「ドノーマル」。

 「無心」専用の製麺室で作られた、角断面の極太ストレート麺。

 艶やかな喉越し、ざっくりとした歯応え。噛んだ歯を押し返して来るような弾力、そしてコシ。

 豚骨スープの濃度を上げた極めて濃厚なつけ汁。豚の旨味がどんと来ると同時に胡椒と柚子で味を調えた塩梅も上々。やはり、メチャクチャうまい。並んででも食べたくなる味なのだ。

 麺を平らげた後はスープ割りを楽しむ。そのスープ割り用のダシには「魚」「鶏」「豚」の3種が揃えてあるのも他ではちょっと見ることの出来ないサービス。今回は「魚」をお願いする。つけ麺で味わった超濃厚豚骨つけ汁が、豊かな魚だしの香りとともにガラッと違う味わいに変わる。コレはなかなか面白い。

 是非また訪れて、今度はあつもりと鶏か豚のスープ割りを楽しみたいところ。

無鉄砲つけ麺「無心」
営業時間 11:00~15:00&18:00~21:00 月曜日定休
公式サイト
モバイル公式サイト





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