ラーメン名門守山店@守山市吉身:こってりスタミナスープ特製ラーメン&焼めし

昨日はカタタのヨシチでトンコツだったが、この日は守山方面に来ていて、「この辺だったら、メーモンでしょ」と、同行者が呟く。
そうだ。そうだよ。メーモンだよ!あの山科西野「東洋」のプリミティヴな味わいを今なお楽しむことが出来る最後の砦、守山店だよ!なんか、一気にスイッチが入った。
いつも行くのは決まって土日なので、平日限定でこういうランチメニューがあることを今回初めて知った。


が、こってりスタミナスープの特製ラーメンと焼きめしを単品で注文し、さらにココでも「カンゼンタレヌキメンカタメ」でカスタマイズオーダーした。
なぜなら、このお店でもテーブルには「ラーメンのタレ」ボトルが常備されているからだ。
そして、かつての山科西野「東洋」の頃から当たり前のサービスだった大根キムチと小ザルのネギを愛でつつ、
小皿に大根キムチを食べたいだけ盛って、ラーメンが出来上がってくるまでに「前菜」的に楽しむことが出来るのも、このお店ならではのこと。
やがて出来上がってきた、同行者注文のこってりスタミナスープ特製ラーメン、デフォルト仕様。
そしてワタシが注文したカンゼンタレヌキ(名門ではコレが「アジヌキ」という符丁になる)仕様。スープの白さが、違うでしょ。
昔はどうだったか知らないが、今はカタメをリクエストすれば、ナカキンのストレート細麺をそれなりにシャキッとした状態で提供してくれる。そしてしばし、タレを入れないダシだけ状態のスープを楽しむ。鶏モミジを主体としたところに豚背脂を放り込んで強火で煮出す独特の製法。天下一品のスープと比較されることもよくあるが、テンイチはテンイチ、メーモンはメーモン。根本的な造りは、かなり違う。思えばテンイチの方はセントラルキッチンを採用し、国内は言うに及ばず海外にまでチェーン展開していったのに比べて名門チェーンはフランチャイズ展開したかと思えば、いつしか「ラーメン悟空」というよく似た感じのブランドのお店がこれまたあちこちにオープンしたけれど、いつのまにやら一気に京都・滋賀から消えてなくなって行った。そんな今にあって、もう、「あの味」の唯一の砦といって差し支えないのがココ守山店だと、個人的にはそう思っている。「総本家」的には、京都中央市場そばにある七本松店なんだろうけど。また、今年の3月に伏見区醍醐にオープンした「総本家ラーメン 名門」も、あの勧修寺店を引き継いだような体を演出してはいたが、二度ばかり食べに行った実感では名門本来の味とは別種のものだった。
やがて、ラーメンタレをポタポタと足しながら、小ザルのネギも加え、「名門のこってりスタミナ」本来の味わいに近づけていく。おいしくて、楽しくて、たまらないステキな時間(変態)。


さらなる味変アイテムとして、テーブルサービスの「からしみそ」を添加。京都伏見の大黒様なんかでも、同様のテーブルサービスがあったりするが、こういう味変アイテムサービスって、京都滋賀ローカルのものなんだろうか?それとも、全国的に、あるところにはあるものだのだろうか?遠征重視型ラヲタ諸兄には、一度教えを乞いたいところ。
あと、個人的希望としては、やはり禁煙化していただきたいところだが、お店のロゴが入るオリジナル灰皿さえあるこのお店に於いて、全面禁煙化は叶わぬ願いだろうか。
いまは週休二日制。働き方改革がどうこうの今、アリでしょう。
翌朝4時までの営業時間は、ニーズがあるからなんだろな….。
なにはともあれ、無くなってしまうことなく、ここにあってほしい。
コドモの頃からのラーメン遍歴の原点が、ココのラーメンの味だから。


味の名門 守山店ラーメン / 守山駅
昼総合点★★★★ 4.5

 




 

この投稿をInstagramで見る

 








ケフはケフとて、カンゼンタレヌキ。 コレが鶏モミヂと豚背脂の煮汁也。#ラーメン名門守山店 #こってりラーメン #鶏白湯 #滋賀ラーメン

t_cognac(@t_cognac)がシェアした投稿 - <time datetime="2019-12-26T05:38:43+00:00" style=" font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px;">2019年12月月25日午後9時38分PST</time>

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« らーめん与七... ら〜麺処 克享... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。