ラーメン無鉄砲京都本店@木津川市梅谷:とんこつラーメン

一年と少し前、経年劣化していたカンバンの文字は、サラピン(関西弁)になっていた。
ところで、昨年の秋と今年の夏に、九州方面を旅する機会に恵まれ、久留米や博多や、博多の長浜や、の豚骨ラーメンが果たしてどういう味であるのかを初めて知ったところだ。
そんな九州のいろんな豚骨ラーメンを知った上で、あらためて無鉄砲を確かめてみようと思いたち、この日、行ってみた。
平日の昼、幸い待つこと無く券売機前へ。
とりあえず、とんこつラーメンの食券を買って、唱える呪文は「タレヌキチョイアサスープスクナメカタネギデキルダケ」。
そういえば、メンマがない。

すると、後からヤスくんが「すみませんもしかしたら入れるの忘れてたと思って...」と別皿で持ってきてくれた。
自分にとって、とんこつラーメンの代表格といえば、やはり無鉄砲だ。九州のいろんなとんこつラーメンも食べては見たが、慣れ親しんでいるのはやっぱり、無鉄砲だ。食べてみたことのない方にしてみれば、ずいぶんとギタギタに脂ギッシュで胃がもたれそうなイメージをお持ちになるかも知れぬ。たしかに、セアブラヲヲメとかブロックとかを言えばギッシュになるだろうが、基本のスープに、脂分はほとんどなく、とりわけ今回のように「チョイアサ=ちょっとあっさり」をリクエストすれば、かなりスッキリしたスープになる。それでいて豚骨から染み出す旨味はふんだんに湛えている。無鉄砲の豚骨スープは「水と豚骨」だけで作られるが、その豚骨にはクセの出やすい頭骨は使わない。ほんで、なんでか知らんけど、味わいは深いのにスッキリと食べ進めていける。
で、使用する麺は、相変わらずの宮崎県「日本めん」の麺を使用。この麺、時期によってかなりコンディションがブレることが、ムテヲタの間に知られる。無鉄砲としてはもうずいぶんと前に自社の製麺工場を持っており、「がむしゃら」や「しゃばとん」では自社製の麺を使うが、ココ京都本店の豚骨だけは、何が何でも「日本めん」とは、CEO赤迫氏が決してゆずらないコダワリなのだそうな。そのコンディションがどうなっているかを確かめにいくのも、本店詣でのオタノシミのひとつと言えよう。因みにこの日の、日本めん独特のピロピロ感、シコシコ感、悪くなかったと思うんだけどなぁ...。
で、完スペ。このスープを、私は決して残す気には、なれない。

無鉄砲 本店ラーメン / 木津駅平城山駅上狛駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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