中央道虎渓山PA(上り)スナックコーナー:鶏ちゃんラーメン

自粛するか、しないか。今年はその判断が難しい夏。しかしだ。せっかく休みが取れたことだし、二泊三日の旅に出ることにした。勿論、なるべく三密を避けられる環境を選択して、だ。
で、中央道を北上する途中、昼メシに寄った虎渓山(上り)PAのスナックコーナー。
高速道路のSA・PAに、動物系素材を寸胴一杯ぶちこんでは、真面目に煮込んでスープを作っているようなラーメン店はまずないと思うが、そうだとしても立ち寄った場所なりに地域性を生かした面白いメニューはあるものだ。
ということで、今回ちょっと気になったのはコレ。「鶏ちゃん」。とりちゃん?けいちゃん???
とりあえず、選んで、食べてみることにした。
この日のスナックコーナー、まだ午前中というのもあってか、客は少なかった。(もとからそうと予測して早めに昼食をとる予定にしていた。)カウンター席は移動できるパーティションが置いてあり、気休め程度でも飛沫飛散防止に気を遣っていた。
4分程度時間がかかると書いてあった割には意外に早く出来上がってきた「鶏ちゃんラーメン」注文時に聞こえて来た厨房の符丁では「けいちゃんらーめん」と発音するのが正しいようだ。メニューの写真に比して、実物はけっこう背脂チャッチャ。
麺は多加水気味の中細縮れで、コンディションがいいときの宮崎「日本めん」の、あのシコシコピロピロ感に近い食感。で、具材となる「鶏ちゃん」とは、滋賀の湖西でいうところの「とんちゃん」とよく似た鶏肉をオリジナルの味噌ダレに漬け込んだもの。そこにキャベツ・人参等の野菜を絡めて炒めたものを醤油ラーメンスープに載せ、青ネギを散らせて出来上がり。
なるほど、ちょいピリ辛風味がラーメンの具材としても上手に馴染んでいる感じ。
パーキングエリア売店では「とんちゃん」と「鶏ちゃん」が、並べて売っていた。岐阜のこのあたりでは「とんちゃん」といえば豚ホルモンであるようだ。ワタシの知る限り、石川県のかが地方でも「とんちゃん」は豚ホルモンである。しかし、滋賀の高島周辺で「とんちゃん」は鶏肉である。おそらく鶏肉の味噌ダレ漬け状のものは滋賀高島以外では「鶏ちゃん」と呼ばれる、ということだろうか。


虎渓山パーキングエリア(上り線) スナックコーナー丼もの(その他) / 多治見駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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