麺ばる Sante et Beaute(サンテボーテ)@山科区椥辻東潰:じゃん麺&白ごはん

おそらく2019年の5月に新規開店したと思う。「ブロススープを使ったラーメンがおすすめの店」だそうだが、ブロススープがどういうものなのかを知らないワタシとしては、どういったものを食べさせてくれるお店なのかちょっと分かりかねる気がしていた。が、コレばかりは、行って、味わってみないことにはなんとも言えない。そんなことで、この日行ってみることにした。一台分の駐車スペースにはクルマがあったので、真向かいのタイムス(この日時点で30分110円)に車を駐めた。

店名”Sante et Beaute”とは、その字面からフランス語だと推察するが、さてどういう意味か。Google先生によれば「美容と健康」になるそうだ。したがって、あえて店名を和訳すると「麺酒場 美容と健康」あたりが落ち着きどころになるだろうか(んなことないか)。
店先にあったボードには「じゃん麺の店」とある。ジャン麺といえば覆い出すのは宇治市木幡にある「まんしゅう宇治店」。しかし、山科の椥辻あたりで「じゃん麺」は、どれほど認知されているだろう?
店内はなかなかおしゃれな空間。ワタシのようなオサーンがひとりで行くのは似つかわしくないほどの女子力の高さ。
メニューはアルバム形式というか、複数のページをめくる冊子で、その1ページ目にはやはり「健康と美容(=sante et beaute)に良いとされるブロススープ… 」とある。
冊子には様々な麺のメニューがある。1ページごとに見ていると、アレにしようかコレにしようか迷うときにページを行きつ戻りつしなければならない。こうして4ページ分をまとめて鳥瞰してみると比較しやすいことに気付いたりする。
ページを進めると、セット・ランチ・ご飯ものの紹介。
あ、ご飯ものはもう1ページあった。
カウンター席の傍らには、冊子のメニューを見ずとも注文できるようにとの配慮か、セットもののPOPがあった。が、コレだと麺がハーフサイズになるようなので結局、注文は「じゃん麺」と「白ご飯」にした。
しばし待つ後、「じゃん麺」と「白ご飯」がトレーで運ばれてきた。野菜サラダはランチタイムサービスか。ありがたくいただこう。
「じゃん麺」には穴あきレンゲがついてくる。
麺はストレートの細麺。旨辛のあんかけスープには、やはりこのタイプの麺が一番だろう。旨辛…といっても辛さは程々で、宇治木幡の「まんしゅう」とはまた違ってニンニク&豆板醤でなく、コチラのじゃん麺はあくまで「ブロススープ」がベースということでか、お店の雰囲気も手伝ってか、どこかしら洗練された感じ。
麺を平らげたあと、残ったあんかけスープに白ご飯をダイブさせ「じゃん飯」にしてさらに味わう。メニュー構成やセット・ランチタイムメニューの選択肢の多彩さは、逆に「コレ」といった明確な特徴が見えにくいところだが、それゆえに店先のボードに「じゃん麺の店」と明記するようにしているのだろう。また、フランス語の店名もラーメン店らしからぬところだが、夜は夜でバルというか居酒屋的用途に対応している様子。ああ、だから「麺ばる」ってワケね、なるほど。
ちなみにお店のマスコットは、このカバさんらしい。さて、どこにいるでしょうね。


サンテボーテラーメン / 椥辻駅
昼総合点★★★★ 4.0

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