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らーめんぎん琉本店@京田辺市花住坂:魚介鶏白湯とミニチャーハンのセット
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このお店、元々は現在「らーめん かがり」が入っている宇治市伊勢田町名木にあった店舗が、ココ京田辺市花住坂に移転してきたもの。伊勢田町名木にあった頃は割と足繁く訪れたものだが、移転後のコチラに訪れるのは今回が初。
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店先の日除け幕には結構盛りだくさんの情報がある。
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まず、チャーシュー自慢のお店であること。チャーシュー麺を注文すれば、まるで花が咲いたかようなビジュアルで登場するらしい。レア、炙り、ハーフの三種が選べるそうな。それはともかく、なんとなくラフレシアみたいな見た目だこと。
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さらに、お店のこだわりポイントについて。
30時間以上煮込んだ鶏ガラって、普通に考えたら旨味のピークをとうに超えてしまんじゃないかと拙い経験上で思ったりするが、とにかくそういうことらしい。30時間以上煮込みながら呼び戻し的にどんどんと追いガラしていくのだろうか???
「京都伏見の老舗醤油店」とは、ツルヒョー醤油の小山醸造と考えて間違いないだろう。(もし違うというなら誰か突っ込んで頂戴)
麺は...移転前と変わらず大阪のミネヤ食品工業製だと推察。
レアチャーシューは丸一日の塩漬けから始まり、約5日間かけて作るとは...低温調理後の熟成期間にある程度の日数を置いているということだろうか?低温調理自体は、長くても3時間程度のものだと思うんだけど。
…とかとか、あれこれと、しなくてもいい詮索をついつい。
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入店したのは17時30分頃。ラーメン店としては一番客足の少ない時間帯でもあり、店内ノーゲスト状態だった。「お好きな席にどーぞー。」と言われて、厨房の様子がよく見えそうなカウンター席に着席、メニュー表を眺める。本音を言えば、魚介とかエビが混じらない純粋な鶏白湯スープのラーメンをいただいてみたいところではあるが、移転後のハツホーで「なぁなぁ」云うのもナンだし...と、しばらく考えあぐねていたら、
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「潮ラーメンはどうですか?おいしーですよー!」とお店の方が薦めてくる。貝出汁の期間ゲソテイ、確かに気にはなる。
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他に、あっさりの淡麗黒醤油&ゆず塩、まぜそばに担担麺...。
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セットメニューが今時にしては非常に廉価。結局、このお店の基本であろう業魚介鶏白湯にミニーハンのAセットで注文することにした。炙りかレアか、選べるチャーシューはレアを選択。
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で、注文してから手を洗いに行く。トイレの前に水栓があり、さらに薬用ハンドソープをおいてくれているのがアリガタヤ。
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ところがだ。席に戻ってみると、L字型カウンター席の一番左の席の後ろにも手洗い用水栓が設えてあった。次来たときは、コチラで手を洗うことにしよう。
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そうこうするうちに、魚介鶏白湯Aセットが出来上がってやって来た。
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チャーシュー麺ではない魚介鶏白湯、ラフレシア的な花は咲かないけれど、広面積レアチャーシューが鉢一面を覆う。
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魚介風味を伴った濃厚鶏白湯は、誤解を恐れずに云えば、ちょっと「俺のラーメンあっぱれ屋」のこくまろ塩の味わいに少し近しい感じ。尤もアチラは豚骨、コチラは鶏で、根本は全く違うにせよ、だ。そのポッテリとした濃密スープがしっかりした食感のストレート細麺に絡む。移転前と違わず、案外、エエやん。このナカミで今時単品680円は素晴らしい。あれもこれも値上げ値上げな昨今、もしかたらこのお店でも近日中に価格改定がなされてもちっともおかしくないと思う。
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セットのミニチャーハン。プラス200円でコレをいただくことができるのは、伏見の大黒様の上をいくコストパフォーマンスだ。もちろん「安い」というだけでなく、しっかりと美味しい。新福菜館のアレ程ではない、ほどほどのブラック具合が、また、いい。
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結局、地理的な都合で、移転前の「ぎん琉」の味をほぼほぼ継承している現在の「らーめんかがり」に足が向くことの方が多いけれど、今回はこのお店の商品の内容とコストパフォーマンスの高さを再認識することとなった気がしている。
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現在のところはコロナ禍ということで11:30~22:00の通し営業としているが、コロナ禍以前はどうだったのか?もっと夜遅くまで営業していたのだろうか?むしろ今の営業時間のままで十分じゃないのかしらん?と思ったりするのだが、果たして、深夜需要はどれほどあるのだろうか?
らーめん ぎん琉 本店 (ラーメン / 松井山手駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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