中華そば かむら@大津市唐崎一丁目:中華そば醤油&ごはん小

長年続いてきたタイ料理「チャーン」がお店を畳んでしまった後、新たにやってきたのは、なんでも草津にあった「時雨製麺所」(すでに閉業)DNAだと聞く。今年の9月20日新規オープンの行列ラッシュが一定落ち着いて来たようなので、このタイミングで行ってみた。
券売機のボタン構成は割とシンプル。限定A・限定Bボタンはやがてそのうち稼働するのだろう。
今回は中華そば醤油にごはん小を付けることにした。
このお店、トイレの中にも手を洗うことが出来るようになっているが、
そのトイレの前にも水栓がある。こちらの方は「手洗い」だけの目的で使うことが出来るように配慮して設置されたのだろうと解釈しておこう。
テーブルにはラーメン各パーツのスペックを詳細に紹介。焼売も紹介。
その裏面はつけ麺の食べ方マニュアルだった。
やがて出来上がって、トレーに載っけて運ばれてきた。
スープを張ったところに、茹で上がり時に菜箸で丁寧に麺線を整えて盛り付けられる。穂先メンマに鶏豚ダブルチャーシュー、海苔に青ネギ。見た目を気にするならネギの上に糸唐辛子とか、もう少し飾りっ気があってもいい気がする。これに半熟味玉でも添えれば、も少し華やぐか。

パーツのスペックに見られるように、醤油の組み合わせへのマニアックなこだわりは味わいによく表現されていると思う。そこはいい感じなんだけど、鶏や煮干の出汁感がもっと欲しいかな。…原価率も考えずにンなこと言うなってか?しかし900円なら、そこんとこの期待に応えて欲しい。
このラーメン鉢、デフォルトで付いてくるレンゲのサイズに比して、非常に底が深い背の高い形状なので、結果的に食事の終盤に差し掛かるともはやレンゲが機能せず、底に残るスープはやむなくデッド飲みせざるを得ないことになってしまう。果たして作り手はそのことを承知しているのだろうか。
このお店、すぐ近くには天下一品唐崎店や鶴喜そば唐崎店があり、いずれも長年に渡り昼夜問わず繁盛している人気店だ。地域住民としては選択の幅が広がることは単純に嬉しいところだが、果たして今後に地元の固定客がどれほど定着するだろうか。

もしドライブやバイクツーリング、はたまたサイクリングでこのお店を訪れるなら、店舗右側に北進する道路を少し進んだところにまこと風光明媚な唐崎の松に唐崎神社が、そのすぐ近くに湖岸緑地の駐車場、また、そのすぐ近くにこれまた美味いみたらし団子のお店と小粋な手打ちそばのお店もある。オプショナルツアーの紹介として、ご参考まで。

中華そば かむらラーメン / 唐崎駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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