麦切茶屋 古蝶庵@大津市大将軍:とろ鯖寿司セット

大津市大将軍でラーメンといえば「ラーメンひばり」、蕎麦といえば「松泉」、そしてうどんといえばココ古蝶庵だ。実は前にも一度訪れているお店だが、このブログに書くのは今回が初めて。

入店すると扉すぐのところに、大津市立瀬田北小学校の児童から送られたメッセージ。こういうのも、キャリア教育の一環かな。

また、「第4回関西讃岐うどん巡礼」のポスターがまだ貼ってあった。このイベント、第5回まであたりまで続いていたようだ。

第4回の開催年は2011年。ポスターには当時の参加店が確認できる。やはり大阪・兵庫のお店が圧倒的に多かったようだ。

土曜日の午後一時過ぎ、店内満席につきしばし店内待ち。やがてテーブル席に案内していただく。A4ヨコサイズの冊子になっているメニュー表、複数ページにわたり内容は豊富。詳細はコチラにアゲておく。

で、数あるメニューから「とろ鯖すしセット」天ぷら付きで出汁うどんを選択。

しばし待つのち出来上がって来た。

「出汁うどん」とは、いわゆるかけうどん。出汁は讃岐うどんによくあるイリコではなく、カツオ昆布由来のもの。その味わいは過不足なく、ちょうどいい感じ(=突出した何かがあるというほどでもない)。水菜にワカメとネギが具材に載るが、讃岐うどんを名乗るからには、いっそ何も載せることなく別の小皿にネギだけ添える方が主役の麺が生きるのにアア勿体無い、という印象。

麺の食感、噛むと押し返してくるような弾力感はあまり感じられず、どちらかというと咀嚼すればザックリとした小麦感が前に出てくる感で、さほどサヌキティックには感じられないかな。

セットの鯖寿司、大ぶりの身でピカピカツヤツヤ。別さらに醤油を添えて出してくれるが、何もつけず、このままで十分に美味しい。

天ぷらはコロモを過剰に足したりせず、タネにさっと纏わせた仕上がり。海老天はアタマ付き。

このお店、今回改めて訪れてみて、うどん一本直球ストレートで勝負というより、充実のセット物がむしろ人気であるお店と感じた。大津市内には丸亀製麺の支店が三店舗もあったりするが、提供する品物のベクトルが違うので、競合することはあんまりないのかもしれない。

また、個人経営店としては店休日の設定が少なめで、丸一日休むのは月に一度程度ってことみたいだ。それなので、いつ行ってもほぼ必ず営業しているという安心感があるのはこのお店のいいところかも。とにかく、お店の前を通りかかると、いつも繁盛している感は、ある。


古蝶庵うどん / 瀬田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5




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