昨日と今日、出張に向かう途中、ちょうど昼どきに亀岡にさしかかる日が二日続いた。そこでトナリ同士の二店の、よく似たメニューを食べてみた。きのう:食楽麺大黒や亀岡店。注文は「食楽そば&半チャーハンランチセット」。まず、チャーハンが先に届く。パラッと仕上がってなかなか。しばらくして、ラーメンが届く。透明感のあるアッサリとした醤油味のスープ。麺は低加水気味中細ストレート。何もリクエストしないでも少し硬めでしゃっきりとした仕上げが良い。このお店ではこの食楽そば(あっさり醤油)、みそ、塩、肉味噌塩、こってり醤油、こってり豚骨等々、スープのバリエーションがいろいろあるのが特徴。逆に言えばこれだけいろいろなスープが出来るというのには、当然それなりのカラクリもあるわけだが、家族連れなんかで訪れて、いろいろ選べるメリットは大きい。また、麺については通常の麺と同じ価格で「寒天麺」を選べたり、何かとヘルシー志向を狙っている印象がある。このあたりはきっと、レジのところに飾ってある料理研究家本願ゆかり氏のサイン色紙と密接に関係しているのでは、と推察する。きょう:本家第一旭 直営亀岡店注文は「焼飯定食でラーメン並にして」。やはり、まずチャーハンが届く。ぱらっとしてはいるが少し脂っぽい。そして、刻んだチャーシューの味がよく染みているが、きのうの大黒やの方がさっぱりとしていて良いと思う。やはりしばらくしてラーメンが届く。本家第一旭ならではの肉ダシの利いた醤油スープ。麺屋棣鄂製の麺はやはり低加水気味中細ストレート。大黒やの麺のシャキッとした感触に比してややもっちりとした食感。スープには特製(豚骨醤油)と味噌。どちらも旨味の濃い肉ダシが持ち味だろう。ただ、少し化調がキツいようで食べた後に口の中に強い後味が長くつきまとう。これは私の勝手な感想だが、自分一人なら第一旭、家族そろってなら大黒やってところかな?