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豊中 麺哲@豊中市岡上の町:薄口醤油

実は、今回初めて訪れる(そんな私はモグリかも)。開店したのは2003年10月16日。もう7年も前のことになる。以来、このお店が…というよりこのお店の店主が、今世紀になってから関西のラーメン界に与えた影響は、計り知れないものがあるんじゃないだろうか。「庄司忠臣」という名を検索すれば、その詳細はゴマンと出てくるだろう。
彼にまつわる伝説の数々にハナシを持って行くと、もう止めどもなくなるだろうから、今回はあっさりといただいたラーメンの印象に特化しよう。日曜の午後、彼は厨房にはいなかったが、彼そっくりのお弟子さん(?)が居て、一瞬、間違えそうになった。
いきなし「本日限定献立」である。このお店では、メニューが毎日変わるのか(?)
今回は、右端の「薄口醤油」を注文。一番安価な、この日のスタンダードメニュー。
これまで、どれだけの「常連様」が、おしながきにないヒトデナシな「ご注文」をしてきたのだろう?
またコレって、混雑時じゃないときには、常連のヒトデナシな注文に対応してきたってコトを意味しているのではないだろか。
見た目に地味ながらも味わってみるとシコクキとした食感とならではの味をたたえたメンマ。
ちゃんと海苔の味がする海苔。
薬味というより、葉物の野菜を味わうような、柔らかくてクセのない味わいの笹切り九条葱。
そして、じゅわっと肉汁のしみ出る8mm~1cm厚の掌大のサイズの、肉食獣もニッコリしそうなチャーシュー。
画像から来る見た目の地味さから、ひとつひとつがいちいち美味いことが伝わりきらないだろうことをもどかしく思えるほどに、ひとつひとつがいちいちうまくて、それでいてアッサリした中に、ちゃんとまとまっている。彼が提唱する「麺主役」型ラーメンのお店は、京都駅周辺に幾つかあって、これまで何度か赴いたものだが、そこで味わう品々とは全く違う深味を感じる。
発色が地味なのは「色は、つけないから。」である。
「モチモチツルツルシコシコ」である。「麺とはここまで旨いものなのか、と思わせる存在感。」と表現した人の言葉がよくわかる。
ウソだと思うなら、是非味わいに行ってみてください。庄司さんがいなくても、美味いから。

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【豊中 麺哲】
18:00~翌0:30ラストオーダー(火~金)
12:00~16:00 18:00~22:00(土・日 ラストオーダー各30分前)
月曜日定休
※麺切れ次第終了。土日昼は限定メニュー
06-6841-1252
豊中市岡上の町2-2-6
P:お店のすぐ斜め前にコインPあり
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