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オーベルジュ土佐山@高知市土佐山東川:#1

今回の四国旅、主たる目的はやはり讃岐うどんなのだが、その前にちょっと足を伸ばしてさらなる非日常を味わうことにした。「オーベルジュ」と名のつく所に訪れるのは初めて。もちろん、泊まるのも初めて。それにしてもイイ時に来た。道中の山々はいたるところで桜が満開。それも人工的に植えられたソメイヨシノでなく、雑木林に自生する山桜が見事に咲き誇る姿を眺めながら狭い山道をドライブし、午後3時に現地着。途中で、工事中のため1時間のうち10分しか通行できないという規制区間があるとの情報もあったが、運良くこの日は工事が無かったようで、時間のロスなくやってくることが出来た。
宿泊者専用駐車場から建物入り口へ向かう緩やかなスロープのアプローチを実際に通ってみて実感したことに、川のせせらぎ、野鳥の声といった「自然の中に聞こえてくる音」が最高の演出となるように建築そのものが設計されているということ。この時点で、すでにワタシは大きく感動していた。

敷地内も樹木に囲まれ、まさに春の花盛り。

エントランスからロビー、フロントを眺める図。

天井の高さと、自然光を積極的に取り入れる設計。寒い時期用の薪ストーブ。おっしゃれ〜。

チェックインを済ませ、客室に向かう廊下は戸外に面し、自然を体感できる設え。この日みたいに春のうららかな日には最高。だけど、雨風のキツい日だと逆に辛いかも。

客室内も天井が高く実にゆったり。過日訪れた奥能登の「珠洲温泉のとじ荘」のように浴室も付いているが温泉ではなく、今回は利用せず。(浴室棟大浴場は「土佐山温泉」。)室内は靴を脱がない西洋スタイルだが、備え付けのスリッパがあった。そして、最大の特徴は「テレビが置かれていない」こと。しかし、Wifiはびゅんびゅんに快適で、かつCDを再生できるオーディオシステムもあり、フロントにあるCDコレクションは無料で借り放題。

客室の窓からは川向こうのヴィラ棟に繋がる吊り橋が眼前に。そして、花盛りの山々。最高の春景色。

客室にあった、施設全体の図。私たちは今回泊まることになった目の前吊り橋最高ビューの部屋は「に」だった。

さらに「館内のご案内」。ひとしきり客室内を確認したあと、館内のカフェに向かう。

15:00〜17:00の間、ここでウェルカムドリンクのサービスがある。柚子ジュースと、あと、なんだったけ(失念)と、スパークリングワインが選べる。

この日はもう運転しないので、選択はモチのロンでスパークリングワイン。春花盛りののどかな風景を愛でつつ、乾杯。

そして土佐山特産の生姜を活かしたオリジナル生姜の生チョコ。生姜とチョコレートって、どやねん?と思いつつ味わってみると、コレが絶妙。生姜とチョコレート、めっちゃ合ってる!これに少し甘めのスパークリングワイン。至高の時間。

部屋に戻る時、フロントでCDを借りた。コレクションの枚数はさほど多くないが、効いてみたくなるCDはいくつもある。とりあえず、マイケル・ナイマンと、aikoと、アントニオ・カルロス・ジョビンの3枚を選択(趣味がバレるね)。

夕食までまだ時間はあるし、日の暮れないうちにちょっと散策に出てみた。さっき客室から見た吊り橋を渡って、川向こうから施設全体を眺める。開業は1998年7月ということで、四半世紀が経つ施設。確かに、若干の古さは感じるが、元からここにある自然環境にうまくマッチさせた造りの素晴らしい施設だと思う。その成り立ちの経緯については、公式HPのコチラが詳しい。

緩やかな坂道を少し昇って、棚田と山々を入れて撮ってみた。この日の山桜の賑やかさが、分かるかな???
そして、戻る途中に動画を撮ってみた。
オーベルジュ土佐山 (オーベルジュ / 高知市その他)
昼総合点★★★★★ 5.0
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