二代目 五山＠横大路下三栖：冷しラーメン

午後から京都市内で業務。移動の合間に、さっと食べられるヒンヤリしたのがないかなぁ？と、前を通りかかったので久しぶりに寄ってみることにした。久しぶり...といっても、以前に訪れたのは「二代目」になる以前のこと。

この季節、多くのラーメン店や中華料理店で「冷麺」や「冷し中華」のメニューは季節限定で提供されることは多いが、せっかく味わうなら、チョチョイのチョイで出来てしまうようなものでなく、「ちゃんと作ってある」のをいただきたいものだ。さて、このお店の「冷やし」メニューは、どうか。メニューをあらためて見てみると、「伏見一涼しいラーメン」と、「京都市一」「京都府一」とか「関西一」とか、敢えてビッグマウスな表現を控えているあたりに微妙なものを感じる。

注文してから出来上がりを待つ間に、ふと目に止まった掲示物。そうか。海苔が高騰しているのか。しかしムテッポーで「ノリオオメ！」を断られたというような話は、聞こえてこないが、そうか。海苔、高騰してるんだ...。だとすれば、ラーメンより、お寿司の業界が大変なのではないか、と。

そんなことをツラツラ思いあぐねているうちに、意外に早く出来上がってきた冷しラーメン。

動物系ダシ感ほどほどに醤油感。液体中のアブラ成分は皆無と思えるさっぱり感。海系和風のダシ感もまた存在しない。冷たく締められた真空麺のちゅるちゅる感は悪くない。ここにキムチを載せてくるにはどんな意図があるのか。むしろ、「とりあえず。キムチでも載せておきました」という感じ。
現状においては「また食べに来たい」と、思える程のものではなかったかな。
 

二代目五山 （ラーメン / 中書島駅）
昼総合点★★☆☆☆ 2.5