栃生梅竹@高島市朽木栃生:特選鯖寿司半分

毎年この時期になると、朽木方面に桜を愛でに出かけたりするのだが、今年は開花が早かったのと、行くのが少し遅かったのとで、期待のサクラはほぼ散りかけ。まあ、それはともかくとして、テイクアウト専門だったり、蕎麦店を兼ねていたり、スタイルはまちまちだが、かつて「鯖街道」と呼ばれたR367の朽木界隈には鯖寿司を売ってるお店がいくつもある。このブログに掲載はしていないが、コレまで何店かで買ってみた感じで言えば、朽木の中心部にある「鯖寿司みうら」のものが、味と価格のバランスでは丁度手頃と思っている。今回は、そんな朽木近辺の鯖寿司のお店の中でもわりと名高い感じのコチラにハツホー。

店内のショーケース。「鯖寿司みうら」での価格帯に比べれば全体的に高価な印象。一番の違いは、「鯖寿司みうら」ではあらかじめ作られた鯖寿司を売っているのに対し、コチラのお店では、注文が通ってから鯖寿司を作るスタイルであること。だから、注文してからしばしの時間待つことになる(っていっても大した待ち時間ではない)。

また、焼鯖寿司の場合は鯖の身を「焼く」ため、約13分の時間がかかるようだ。さらに、買った鯖寿司を店内で食べる場合は「お食事価格」として、数十円アップするシステムとなっている。

先ほどのショーケースの画像でも価格は確認できるが、コチラの「御品書」の方が一覧に整理されているので分かりやすい。このお店の場合、鯖寿司は極上・特上・特選・元祖とランク付があり、その価格差はかなり広い。また、半分サイズでも売られていること、鯖寿司意外の寿司メニューもあること、焼鯖寿司は元祖と特選のみで、特上・極上は無いことが分かる。

また、寿司の類の他に、鯖のへしこや鯖なれずしなどもあった。今回は買わなかったけど、美味いんだよね、鯖のへしこ。

店舗で買った鯖寿司は、食事処として設られた隣の別棟でいただくことも出来るようになっている。

して、そのお食事処の内観がコレ。今回ここは利用せず、買った鯖寿司は自宅に持ち帰っていただくことにした。

というわけで、持ち帰った鯖寿司のパッケージがコレ。

外箱から取り出すと、天然の竹皮で包まれた特選鯖寿司半分1,900円。

して、その中身はこんな感じ。鯖寿司が斜めにオフセットして竹皮に包まれているので、箸でつまんでいただく時に、一切れ一切れが取りやすい。この鯖寿司は「特選」で、「極上」「特上」に次ぐ三番目のグレードだが、それでも鯖の身は十分に分厚く、十分に美味しい。一方、どちらかといえばよく買いに行く「鯖寿司みうら」の場合、全体的に廉価でありつつ味わい自体もなんら遜色はないが、鯖の姿そのままのところに包丁の切れ目が入れてあるだけで、この栃生梅竹のようにオフセットにはなっていないので、いざいただく時に若干捌けづらいということはある。
今回、朽木鯖寿司界の高級店「栃生梅竹」のものを初めて買って味わってみて、普段使いな鯖寿司みうら」との比較になる形となったが、朽木鯖寿司界には他にまだいくつもの名店が存在する。今後も機会を捉えて食べ比べを楽しんでみたい。


栃生梅竹寿司 / 高島市その他)
テイクアウト総合点★★★★ 4.0






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